茶陶遊人の部屋

日々の日記と、お茶と地元の歴史等を発信していきます。最近はk-popにはまっている韓国好遊人です。

「さくら」🌸🌸麗しき幻想の美🌸古来日本人の美意識と寄り添ってきた🌸世界の人に愛される花、🌸

2024年04月03日 | Weblog

~さくら さくら~NHK東京児童合唱団

4月に入りようやく「🌸便り」の知らせが届きました。季節の巡りのうち「🌸便り」ほど人々が心待ちにするものは他にありません。日本人は毎年春のひとときを花の下で心を一つにして自然に寄り添いながら暮らしてきました。桜の木には「田の神様」が宿るとして宴を催したのがお花見の起こりと言われています。古来、山々に美しく咲き誇る桜花、桜の歌人西行法師も見たであろう花の霊力を感じさせる幽玄の世界・・・古来、この国の美意識と寄り添ってきた花、なぜ日本人はこんなにも桜が好きなのでしょうか、桜の下に群れ集い宴をするこの花見スタイルは日本独特のものといわれます。「雪と見えて風に桜の乱るれば花の笠きる春の夜の月」と西行法師、「雪月花」という日本人が古来、美の典型としたものを歌に詠みこんだ西行法師、満開の桜を友とするその孤独感は心を打ちますね。信仰、遊興、文学、美意識、いつの時代も日本人の心根に桜がありました。春めく日差しと風に誘われて桜の花を訪ねましょう🌸🌸

「春風の花を散らすと見る夢はさめても胸のさわぐなりけり」西行法師。(春風が花を散らすと見た夢はさめても胸がさわぐことだろう)

 

 

 

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