茶陶遊人の部屋

日々の日記と、お茶と地元の歴史等を発信していきます。最近はk-popにはまっている韓国好遊人です。

「光る君へ」 紫式部が隠れて食べていた「貴族ご法度の食べ物とは」?紫式部の大好物な食べ物?

2024年03月09日 | Weblog

「光る君へ」あらすじ 「どうする家康」に続く2024NHK大河ドラマは紫式部の生涯 吉高由里子主演のまひろが藤原道長の援助を受けて「源氏物語」を執筆する物語 Murasaki Japan

NHK大河ドラマ「光る君へ」の主人公、紫式部は大作「源氏物語」の他に「紫式部日記」や家集「紫式部集」などの作品を残し、平安時代のスーパースター才女がこっそりと食べていた「ある食物」があります。平安時代の貴族は豪華絢爛な食事をしていたイメージがありますが、食品によっては「下品だ」と言われるため、逆に貴族が食べられないものも少なくありません。その一つに「いわし」があります。「イワシ」は縄文時代から食べられていた身近な魚ですが、鮮度の問題に加え、イワシが「卑し」に通じるからと上流階級には嫌われていました。庶民の食事のタンパク源として欠かせない食材でした。紫式部もそのおいしさの虜になり、夫の留守中にイワシを焼いて食べていたところ、帰宅した夫に気づかれ、咎められました。「そんな下魚を食べていると身分に恥じますぞ」そこで彼女はすぐに歌で切り返しました。「日の本にはやらせ給ふ石清水まえらぬ人はあらじぞと思ふ」=日本で流行してる石清水(いわしみず)八幡宮に参らない人がいないようにこんなに美味しいイワシを食べない人はいないでしょうね」さすが紫式部の和歌の詠み方、イワシを食べ、タンパク質をたっぷりと取ってこそ、あの世界に誇る「源氏物語」が書けたのでしょうね。「源氏物語」はイワシにより出来上がりましたぞ・・・

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