どのようにコメントしようかと迷っていた昨夜見つけたこのツイッター。
心配するまでもなく、多くの仲間が真正面から批判していた。年末年始はゴルフ、映画鑑賞、読書とゆっくり栄養補給したいと思います。
— 安倍晋三 (@AbeShinzo) 2018年12月29日
購入したのはこの三冊。 pic.twitter.com/6GecxpZkMC
百田尚樹氏は安倍晋三氏の親しい友人の一人で、百田氏の著書の版元の幻冬舎は山口敬之『総理』、小川榮太郎『約束の日 安倍晋三試論』等の「安倍礼賛本」を多く出しており、同社社長の見城徹氏も安倍晋三氏の親友で「Abema TV」の担当番組で安倍晋三氏をベタ褒め。この宣伝も身内への利益供与だろう。 pic.twitter.com/XK2K9euw4L
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) 2018年12月29日
なるほど、加計孝太郎に施した加計学園獣医学部開校を巡る一連の利益供与と同根ということ。
信長本はご当人の趣味の範疇。産経が版元である河合栄治郎の評伝は、櫻井よしこの設立した右派シンクタンク・「国家基本問題研究所」主任研究員の湯浅博の著作。で、中心に据えられたのが百田の与太本という趣向ですな。ちなみに河合本の帯には、「日本会議」会長である〈田久保忠衛激賞〉の惹句が。 https://t.co/qJ6HPwbTWF
— Tetsuya Kawamoto (@xxcalmo) 2018年12月29日
リツート集を見ると、本来はネトウヨ連中がこぞって「ヨイショ」コメントしているはずが、「何か異変が起きたんだろうか? 引用リプの9割以上が首相に対して批判的で、首相を擁護するリプはほとんどない。今までこんなことはなかった」と指摘していた先が⇒こちら
もちろん、百田尚樹もビックリしていた。
おおっ!!! https://t.co/wEzEsQPQMT
— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) 2018年12月29日
しかし7年前の百田尚樹はこうつぶやいていた。
たしかに「日本国紀」のような「バカみたいな本」がすごく売れているということは、安倍晋三のようなバカな読者が喜んで読むからなのだろう。結局、テレビにバカ番組が多いのは、視聴者がそういう番組を喜んで見るから。けど、本も一緒かも。バカみたいな本がすごく売れている。作り手も生活があるから、売れる本を出すのは当然や。
— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) 2011年6月19日
ところで民放地上波ではなかなか取り上げられていない内容を、BS-TBS『報道1930』がズバリ取り上げていた。
加計学園と並んで安倍政権最大の疑獄事件である森友学園疑獄を最初にスクープした元NHK記者の相澤冬樹氏をコメンテーターに、忘れられがちな総理夫人の犯罪をさらなる検証で浮き彫りにした意味は大きい。
こんな総理大臣の下での大臣連中や自民党議員の劣化ぶりをまとめていた動画で、今年のブログはお終いとする。
【胸いっぱいサミット! 2018年12月29日怒りの総決算!2018年えらいこっちゃニュース大賞】
明日からは「年末年始」特別版をお送りします。