新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

腐敗した「桜」を解散風で吹っ飛ばせるのか?

2019年12月05日 11時44分02秒 | 桜を見る会

断続的に近頃地震が発生している関東地方ではようやく不安定な気候から冬らしい安定した晴天が続いている。

しかし「桜ゲート」の門は相変わらず閉まることなく、内部には暗雲が漂っている。
 
自民党の連中が安倍晋三が参議院本会議で野党の質問に丁寧に答え国民も分かってもらえるなどと、自画自賛していたが、やはり表には出せなかった廃棄した名簿には、かなり「ヤバイ」連中の名前が連ねていたということは想像に難くない。
 
巷では、「開催希望:名簿を見る会」なんていう冗句が飛びかい、「芸人は反社会勢力の人物と写真を撮って謹慎処分になった人がいたが、政治家は何故『オッケー』なのか、との問いかけに、菅義偉官房長官は「セーフ」の人だからというのもあった。
 
また、東京新聞の「本音のコラム」では文芸評論家の斎藤美奈子が、「桜の新語・流行語」を披露していた。
 
【前夜祭】
公職選挙法または政治資金規正法のどちらかに抵触する可能性のある危険な宴会。
 
【ニューオータニ】
御一人様5000円の格安価格でパーティーを請け負うこともできる都内の一流ホテル。主催者にかわって領収書を出す等の特異なサービスも話題。
 
【首相枠】
税金を用いた宴席などで首相(夫人を含む)が差配できる招待客の数。伸縮性に優れ1000のキャパシティーを3000や5000に拡張することも可能。別名「60」。
 
【反社会的勢力のみな様】
税金を用いた宴席などで「出席は把握していなかったが、結果的には入った」人々を指す敬称。
 
【招待状】
マルチ商法のツールとしても利用できる便利グッズ。
 
【招待者名簿】
絶対に漏らしてはならない第一級の国家機密。
 
【シュレッダー】
書類の廃棄処分または証拠隠滅の際に用いられる裁断機。内閣府では順番待ちの人気機種だが、野党からの資料請求があった直後は優先的に使用可。
 
【復元不可能】
「データの復元はできてもしない」「復元されたらマジヤバイ」の婉曲表現。
 
【シンクライアント】
データの復元は不可能と強弁しようとして、逆に墓穴を掘った方式。
 
【丁寧な説明】
同じ紙を何度も読むこと。

ヒョットすると来年あたりに「アンサイクロペディア」に記載されるかもしれない。  

連日の野党の「桜を見る会」疑惑追及チームに対する内閣府の公務員等の人を言食ったような、その場しのぎ的な回答には納税者たちは大いなる怒りを感じたのではないだろうか。 


もっともその内閣府の総元締めであるはずの菅義偉官房長官自身の最近の会見における答弁が崩れてしまっているようだ。 
 
ぐらつく菅長官、お助けメモ異例の11回 桜を見る会」という記事によるとこうである。
 
「7年近く政府のスポークスマンを務めてきた菅義偉官房長官の発信が、大きくぐらついている。国の税金を使って首相が主催する「桜を見る会」をめぐり、場当たり的になったり、答えに窮したり。4日午前の記者会見では、11回にわたって事務方からメモが差し入れられた。
 「少々お待ち下さい。あまり詳細ですと……」
 午前の会見中、菅氏は小声で苦笑いを浮かべた。廃棄したとする桜を見る会の招待者名簿をめぐり、繰り返し説明を求められると、近くに控える秘書官に目をやり、メモを待った。」
 
   
              【朝日新聞DIGITALより】
  
「菅氏は2012年末の第2次安倍政権発足以来、平日に1日2回の記者会見をほぼ1人でこなしてきた。答弁に詰まり、秘書官に助け舟を出されることはあるが、4日午前にあった約20分の会見では、桜を見る会の話題でメモが差し入れられたのは11回。異例の多さだった。」
 
「モリカケ疑惑」勃発当時は、内閣府や霞が関官僚たちが「ONE TEAM」になり安倍晋三・昭恵を守り抜いたと言われていたが、その安倍晋三の任期も先が見え、長いだけで大した成果もなく、長年の夢である「改憲」も先が見えない状態になり、周辺事態に変化が出始めたようである。
 
そうなれば、安倍晋三に最後に残されたのが「専権事項」と勝手に思って使う「伝家の宝刀」であろう。
 
すわ解散か…二階幹事長の“広報指令”に会期末の永田町激震」によると、
 
「『桜を見る会』をめぐる野党の疑惑追及は、安倍首相が逃げ続ける限り、年明けの通常国会でも続く。通常国会では来年度予算案の審議があり、安倍首相は予算委出席を避けられない。そのため、『桜の疑惑をリセットするための通常国会冒頭解散』の可能性を警戒する向きもある。」と、憶測記事を書いている。
 
先月末頃には、すでにこんな予想を立てていたツイッターもあった。  


そして徐々に現実味が浴びてきたようである。


第二次安倍政権以降、衆院解散から公示までの期間は短くなる傾向にあるようだ。


 
12月9日に国会が閉会すると、「首相、インパール訪問調整 12月中旬、実現すれば初」と報道されているが、うがった見方をすれば、会期延長できない理由に外遊日程をいれたともいえる。
 
いずれにしても、安倍晋三は何を聞かれても今回の「桜ゲート」疑惑には国民が納得するような答弁は絶対にできない。
 
したがって国民の「忘却」を待ち、さらに国民にますます政治不信を募らせることで低投票率での選挙戦略を狙っている可能性が高い。
 
そんな忘れっぽい人には、株式会社全国新聞ネットがまとめたこんな分かりやすい記事を参考にしてほしい。
 

<桜を見る会、安倍政権のごまかし見破る六つの注意点 野党を批判している場合でない理由> 
 2019/12/4 07:00 47NEWS
・・・前略・・・
■注意すべきポイント①【等】
 官僚の文書では「等」に注意せよ、と言われる。今回も「等」が大活躍した。「桜を見る会」の開催要領では、招待範囲として皇族や各国大使、衆参両院議長、閣僚、国会議員、都道府県知事などのほか、「その他各界の代表者等」とあるのだが、安倍事務所が募集した後援会関係者などは、その「等」に大勢、含まれていた。
 11月8日の参院予算委員会での田村智子議員(共産党)の質疑によれば、2014年の参加者数は1万3700人。19年には1万8200人に膨れ上がり、支出額は3005万円から5520万円に大幅に増加した。これは予算の3倍を超えた。
 官房長官は、招待者の基準の見直し検討を表明した11月12日の記者会見で、「等」にはどのような人が含まれるのかと問われ、
 「各界においてさまざまな功績・功労のあった方々などを幅広く招待できるよう『等』を付けているものであり、特定の分野やカテゴリーを想定しているものではないというふうに承知をしております」
と答えた。
 この時点で、官房長官は首相などによる推薦枠の存在を認めていなかったが、同月20日の衆院内閣委員会で19年の招待者には、昭恵夫人の推薦を含む首相側の推薦が約1000人、麻生太郎副総理兼財務相、官房長官、官房副長官からの推薦が計約1000人、自民党側からの推薦が約6000人に上っていたと答弁するに至った。
■注意すべきポイント②【のべつ幕なし呼べる仕組みになっておりません】
 萩生田光一文部科学相は14年4月18日のブログに、「今年は平素ご面倒をかけている常任幹事会の皆様をご夫婦でお招きしました」と記していたことを今年11月8日の田村議員の質疑で問われ、
 「自分の知り合いの方を、のべつ幕なし呼べるという仕組みに、なっておりません」
と答弁した。
 しかし田村議員は、知り合いを「のべつ幕なし」呼べたかどうかを問うていたのではない。何らかの功績・功労によって推薦されたのかと問うたわけだ。
 なのに「のべつ幕なし」呼べる仕組みにはなっていない、と論点をずらして答えた。「朝ごはんは食べたのか」と問われ、「ご飯(白米)は食べておりません(パンは食べたが、黙っておきます)」と答える論点ずらしの「ご飯論法」と同じだ。こういう言い方をするときには、何かごまかしておきたい不都合な事情があるのだなと注意が必要だ。
■注意すべきポイント③【取りまとめ等には関与していない】
 11月8日の田村議員の質疑に、安倍首相は、
 「私は、主催者としてのあいさつや招待者の接遇は行うのでありますが、招待者の取りまとめ等には関与していないわけであります」
と答弁していた。
 この「取りまとめ」という表現が要注意だ。招待者の人選には関与していないように聞こえるが、推薦や口添えなど、広い意味での人選に関わる行為の全体ではなく、その中で「取りまとめ」という限定した行為だけが言及されている。
 似たようなごまかし方に、「指示はしていない」がある。首相が「指示」していなくても、ある行為を行うようにと強く匂わせ、人を介して意向を伝え、官僚に忖度させることはできる。「指示はしていない」と否定することにより、自らの関与は何もないかのように装うことができるが、それは関与の範囲を「指示」という言葉であえて狭くしているためだ。
 前述の通り、11月20日の衆院内閣委員会で首相らの推薦枠の実態が明らかになり、首相も同じ日の参院本会議で、自身も推薦に関わっていたことを認めた。しかし同月8日の答弁が虚偽だったのではないかと問われると、
 「招待者の最終的な取りまとめには一切関与していない」
と強調。「取りまとめ等」としていた自身の発言を「最終的な取りまとめ」へと都合よく変え、虚偽答弁には当たらないと言い張った。
■注意すべきポイント④【個人情報を含んだ膨大な量の文書、遅滞なく廃棄】
 「桜を見る会」の招待者名簿は、電子データも含め、廃棄したとされている。11月8日の田村議員の質疑に対して、内閣府の大塚幸寛官房長はその理由をこう答えていた。
 「毎回、桜を見る会の終了をもって使用目的を終えるということもございますし、個人情報を含んだ膨大な量の文書を適切に管理する必要が生じることもございまして、従前から一連の書類につきましては、保存期間1年未満の文書として、終了後、遅滞なく廃棄する取り扱いとしているところでございます
 その後に判明したところによると、名簿がシュレッダーにかけられたとされるのは、5月9日午後。その日に共産党の宮本徹衆院議員が「桜を見る会」に関して資料請求を行った直後のことだった。タイミングが良すぎる。
他省庁では、推薦者名簿は5年や10年などの保存期間が定められている。省庁など23機関が招待者として推薦した3954人分の名簿は、11月22日に多くの個人情報を黒塗りにした形で開示されている。「個人情報を含んだ膨大な量の文書」だから「遅滞なく廃棄」したという説明は、あまりに不自然だ。
 11月21日の参院内閣委員会で田村議員が指摘しているように、少なくとも翌年の「桜を見る会」の招待者を決めるまで名簿を保存していなければ、行事を円滑に継続することは不可能だ。不都合な事実が表に出るのを防ぐために、首相枠や長官枠、議員枠など政治関係の推薦名簿だけが、ないものとされている疑いが強い。
■注意すべきポイント⑤【復元できないと聞いている】
 「個人情報を含んだ膨大な量の文書」だと言っても、電子データならかさばることもない。しかし、電子データも消去したとされている。
 とはいえ、電子データは、完全に消去できるものなのか。11月28日の記者会見で官房長官は電子データを復元する考えはないのかと問われ、
 「削減したデータについては復元をすることはできないと聞いている」
と答えた。復元できないのは技術的にできないのかルール上できないのかと改めて問われると、
 「具体的に、技術的にそうなのか、ルール的にそうなのか、そうしたことは承知していない。ただ、そういう形で、ルールに基づいて、政府として、正式に決めて対応している」
と答えた。
 この会見を受けて共同通信はデジタル向けニュースで「招待者名簿のデータは復元できないと菅氏」と速報。そののち見出しを「菅氏『復元できないと聞いている』」とする記事を配信した。
 「復元できない」と「復元できないと聞いている」では、意味は違う。「聞いている」なら、報告した者の事実誤認だったと後から誰かに責任転嫁できる余地を残している。ここは正確に報じなければ、政府のごまかしに報道が加担することになる。
■注意すべきポイント⑥【国会から求められれば】
 「桜を見る会」や前夜祭について疑惑が深まる中、11月15日昼に首相官邸で総理番の記者に国会での説明の意思を問われた首相は、
 「国会については、国会がお決めになることですが、政府としては、国会から求められれば、出て行って説明するのは、当然のことでございます」
と答えた。
 これは国会での質疑に応じる構えがあるかのように聞こえる発言だが、実はそうではない。
 まず、「ぜひ国会で説明責任を果たしたい」とは発言していないことに注意が必要だ。積極的に国会で説明したいという意思は表明せずに、「国会から求められれば」という言い方をしている。
 ここで私たちが知っておかなければいけないのは、国会がこの問題に対する審議を行い、首相に出席を求めるのは、与野党の合意が整った場合だけである、という点だ。「国会から求められれば」という安倍首相の発言は、与党は国会審議の求めに応じないことを見越した発言なのだ。さらに、「私としては」ではなく「政府としては」と発言しているところにも、首相の逃げの姿勢が感じられる。
 臨時国会の会期は12月9日まで。与党は「桜を見る会」に関する国会での追及が続くことを回避するために、会期の延長には否定的であると伝えられている。「国会から求められれば」という首相発言は、国会での説明からは逃げ切れるだろう、という見込みのもとでの発言と見るべきだ。


 
「『いつまでも、くだらないことを』と言う人は、非難の矛先を野党に向けようと躍起になっている。だが、さっさと問題を収束させたいのであれば、ホテルに明細書を出させろ、首相は招待者名簿や受付票を探すよう指示しろ、野党の質疑にきちんと答えよ、と言うべきだ。そう言わずにあえて問題の焦点をぼかそうとする人の意見に、惑わされるべきでない。」
という国会パブリックビューイング代表の上西充子法政大学教授のことば善良な有権者に贈りたい、とオジサンは思う。

 


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