羽田国際ハブ化は北陸・北海道新幹線開業による国内線減便とセットであるのは言うまでもない。小松・富山・青森・函館・新千歳の大幅減便分を総計し、D滑走路供用で増える枠があればまがりなりにもハブ化は可能になる。北米・欧州便とアジア便とのすみ分けはまさに理想的だ。
成田が満杯で、乗り入れ要求をずっと断り続けた路線が何路線あるというのか。本当に損失以外の何物でもない。
旧運輸省航空局による行政が負の遺産ばかりを産んできたが、これからは少しまともになるのだろう。
現在の予約状況。
9月7日(月) 東京(羽田)>札幌(千歳)
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ANA 069 15:00 16:30 空席30以上
ANA 4719 15:10 16:45 空席8
ANA 071 16:00 17:30 空席30以上
ANA 4721 16:20 17:50 空席10~29
ANA 073 17:00 18:30 空席30以上
ANA 077 18:15 19:45 空席30以上
ANA 4723 18:45 20:15 空席7
ANA 079 19:30 21:05 空席30以上
ANA 4725 19:45 21:20 空席2
ANA 081 20:25 22:00 空席30以上
ANA 4727 20:55 22:30 空席30以上
木曜深夜の時点でこれだ。とてもではないが、リモート不可、現地でしか行えない月曜一番の緊急のメンテは逆立ちしても無理。ビジネスとしておよそ成り立たない。札幌経済人も思いはまったく同じだろう。ビジネスはその一瞬が勝負だということ。現地に事務所を構える余分なコストなどこのご時世ではねん出は不可能だ。
何度でも言う。羽田札幌線はだんとつで世界一のトラフィックを誇る。そのわずか3割のシェアで、JRは大黒字。ダブル・トラック化で乗客も安心、整備新幹線各線で顕在化した需要の大きさは、東北・長野・九州できちんとデータとなって現れているのだ。
八ツ場ダムといっしょにするバカはとっとと死んでほしい。5時間以上かかる博多-東京間でも10%JRがシェアを握っている理由は何か、ということを真摯に考察すれば答えは出るのだ。大宮-札幌が3時間10分という夢はいつ実現するのだろう? すでに400km/hの技術は確立しているのに...昭和39年の2倍の最高速度なのに。
沿線自治体の固定資産税収入トータルはいくらか、の計算。国レベルなら線路使用料のトータルは。並行在来線の赤字など屁みたいなもの。ケタが2つも違うって。そんな単純明快な「算数」ですら出来ないバカが多すぎるのだ。「経済」とは何かの基礎素養がない。
ストロー効果でも、逆ストロー効果を一切無視するなど、もう暴挙としかいいようがないね。
すべての条件を丁寧に解析し、正しい結論を導く訓練が足りないんだなあ。
さすがに前ニセコ町長逢坂代議士は違う。彼は本当に頭脳明晰。ちゃんとわかっている。
http://www.hakodate-e-news.co.jp/sougou2.html#Anchor1651699
2009/06/26付 西日本新聞朝刊より引用
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政府は3月28日からETC車の土日祝日の利用料金の上限を原則千円にする景気対策を始めた。お盆や年末年始の平日の適用も検討している。
竹島会長は西鉄の定例会見で黄金週間中の「惨状」を列挙した。5月4日午後は、通常4時間の鹿児島発福岡行きが「8時間かかった」、通常2時間の熊本発福岡行きが「5時間を超えた」と指摘。5月4、5日の福岡発小倉行きは迂回(うかい)のため「一般道を走った」と述べた。 (後略)