ザグレブの丘~ベンチに座る詩人 2009-09-30 22:10:05 | ザグレブ 首都を見下ろす丘のベンチに 一人の詩人の姿があった。 ザグレブを離れ、13年の放浪の後 故郷に戻った彼は、 このお気に入のベンチで思索にふけり いくつもの詩を編んだという。 時は流れ、人は去り、街は変わった。 アントン・マロシュは 丘の上に再び姿を現し 今も彼の故郷に、眼差しを向け続けている。 Antun Gustav Mattos(1873-1914)