CRASEED Rehablog ニューロリハビリテーションとリハビリ医療の真髄に迫るDr. Domenのブログ

ニューロリハビリテーションの臨床応用を実践するリハビリ科専門医・道免和久の日記【CRASEED Rehablog】

人道問題として全国民的運動へ

2006-06-14 18:01:00 | リハビリ
手書き署名4万人、ネット署名4700人を超えました!

前回記事のように学会にはごくごく一部、政治問題化させて内紛のように矮小化させることにより、この人道問題を無視しようとする人がいます。しかし、リハビリ医学会の全般の雰囲気も、演題の内容も、慢性期を含めて暖かいまなざしが大勢を占めていました(患者会の皆様の感想)。

東北大のグループ(出江紳一先生)は、CI療法の適応にも入らない重度の麻痺の患者さん(もちろん何年も経過した慢性期の人)に磁気刺激で治療して、見事に手指の運動が回復した例を発表していました。素晴らしいことです。180日なんて、何の科学的根拠もないのです。80%の人がそうだった、ということだけです。

ネット署名のメッセージを御覧になってわかるように、なぜ今までこんな重大な人道問題が知らされなかったのだろう、という国民の意見がよくわかります。本当に、大切な制度が、国民に無断でこっそり決められたのです。

先日、全国保険医協会から、署名活動支持の表明を頂きました。また、地域の理学療法士、リハビリ科医等からも力強いご支持のお言葉を頂いております。

しかし、あくまでも患者会が中心の活動ですから、まだ迷っておられる患者会の皆様、今なら間に合います。どうぞ、呼びかけ人に加わって下さい。その他、高齢者関連の団体の参加も歓迎致します。

お待ちしております。

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