つるのおんがえし 2

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博多の夏

2011-07-10 23:43:14 | インポート
飾り山笠は、7月1日から15日の午前0時まで福博の町、14ヶ所で公開される。
櫛田神社に向いた面を「表」とし、その裏側を「見送り」と呼ぶ。
それぞれ 博多人形師による絢爛豪華な人形が飾られ、「表」には武者物、「見送り」には童話やテレビアニメが題材になることが多い。

以前は高さが15、6メートルあった山笠を舁いていたが、明治時代に電気の普及による電線の敷設のために実際に動く「舁き山笠」と展示用の「飾り山笠」に 分化した。
現在の「飾り山笠」は10メートル前後の高さである。
現在は上川端通の飾り山笠のみが「走る飾り山笠」として追い山ならしや追い山で「櫛田入り」を奉納している。


http://www.hakatayamakasa.com/index.php博多祇園山笠公式HP
(今回の説明はここからお借りしています)


福岡ヤフードームの横にも


近代的なドーム、タワー、ホテルヒルトンの立ち並ぶ中に、伝統的な飾り山が鎮座しております。


突然ですが、7月8日に5才になったマゴッチ2ちゃんの「お誕生日ケーキ」私の知らないアニメのキャラクターらしいです。


そして、9日(土)に箱崎で「全流お汐井とり」がありました。次からの画像は、そのときのものです。
1日の夕方の当番町お汐井とりと主旨と行動はほぼ同じであるが、各流の舁き手が揃うから圧巻だ。
各流ごとに午後6時から7時過ぎにかけて箱崎浜に到着し、沈む夕日に柏手を打って安全を祈願する。
帰路は筥崎宮、櫛田神社に参拝する。


七つの全流が集合しますが、この流はマゴッチが参加させていただいてる「土居流」です。ちびっ子もとにかく走るはしる。


筥崎宮は筥崎八幡宮とも称し、宇佐、石清水両宮とともに日本三大八幡宮に数えられます。


私たちがお参りすると神主さんが二人がかりで、お払いをしていました。
ふんどし姿の方々にまぎれてお払いを受けてきました。


楼門に掲げられている「敵国降伏」について(箱崎宮のHPより)
敵国降伏の御宸筆は本宮に伝存する第一の神宝であり紺紙に金泥で鮮やかに書かれています。
たて十七・五センチ、よこ18・3センチで全部で三十七葉あります。
社記には醍醐天皇の御宸筆と伝わり、以後の天皇も納めれられた記録があります。
特に文永11年(西暦1274)蒙古襲来により炎上した社殿の再興にあたり
亀山(かめやま)上皇が納められた事跡は有名です。
楼門高く掲げられている額の文字は文禄年間、筑前領主小早川隆景が楼門を造営した時、
謹写拡大したものです。


片道約4キロを走りますので、子供たちは汗まみれですが、なんとも楽しそうですね。


左側の今年から中学生になったお兄ちゃんは、小学生達からの憧れの存在みたいです。
(小学生は、子供扱いですが、中学からは大人とほぼ同じような扱いになります)


少年たちのお尻のなんと可愛いこと!!


来た道を戻って行きました。流が来ると車は止められてしまうのですが、文句を言う人はいません。


例年より早く梅雨があけて、博多の街に暑い夏がやって来ました。