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重慶でラン&山登り

マラソンと山登りが趣味。
重慶の街を走って見つけた面白いことを記録します。

LT70完敗記2

2015-11-03 22:23:42 | LT70
スタートしてすぐにロードの登り坂が続きます。ここは車が通る道なので、歩道を走らされますが、歩道が細いため列の動きがゆっくりとなります。

そんな中、パンダとパンプキン眼鏡の通称「パンダキン」はスタート直後にトイレに行った為、後方に位置していましたが調子にのってどんどん追い抜いていきます。そうこうしているうちについにトレイルに入ります。

こんな公園入口みたいなところを進んでいくと・・・

稜線へ続く登山道になります。

そろそろばらけ始めます。

道は階段状に整備されているもの、岩場となっているもの、固く踏み固められているところばかりで、日本のフカフカなトレイルのようなところはありません。1月のHK100で経験したことをすっかり忘れていました。地面が固く相当な衝撃が来ます。しかも今回選んだ靴は先日購入したばかりのBROOKSのPure Grit4。スピード重視の上中級者向け用と言われており、ソールも薄く着地のときのショックが膝に直接くる感じです。靴選び失敗したかなと思いながらもまだまだ景色をみる余裕がありました。

景色は最高。

目指すべき山がはるか先に。その山にたどり着いてもまだまだ序盤。

美しい稜線を走ることができる喜び。でも「パンダキン」の格好。

眼下に広がる海。海と山を一度に楽しめる香港トレイルならではの醍醐味。

アップダウンを繰り返しながらも前半最大の山場である鳳凰山(934m)に到着。

頂上で待機していたスタッフ(と思われる人)にこの時初めて写真を撮らせてくれと言われました。少しだけ元気回復です。

その後、標高差で500m位の下りが続きます。

途中遠くに大仏が見えます。その先しばらくいくとCP1に到着。ここの入り口でも「Panda!Great Job」といわれもてはやされます。

4時間かけて来る予定だったのが約3時間で到着。思いの他ハイペースで来ることができ、「パンダキン」ちょっといい気分です。
このCPには水と果物のサポートがありましたが、日本のレースみたいなご当地ものやカップラーメン等はなし。次のCPまでは13.5km。調子も悪くなく、下り基調なためそんなに水も必要ないと判断。重慶仲間のY君とはCP毎にWe Chatで連絡を取ることにして今したが、自分よりも15分以上早いようで、順調に飛ばしているよう。自分も休みもそこそこに出発をします。

CP2へ向かう途中。落とし物がありました。

なんか見覚えがあるなぁと思っていると、Y君が補給食に買っていたアンパンではありませんか!!重慶限定品の為間違いありません。山にごみを捨ててはいけないので拾って持っていくことにします。
ふと振り返ると登って降りてきた鳳凰山が見えます。

本当にきれいでな景色です。その後先ほど見えた大仏のどころに降りていきます。ここにはロープウェーがあります。

ロープウェーと牛とコスプレおやじ。奇跡の1枚です。

ここは観光地でスタバとかもあります。ドリンク等購入することはOKなので、エイド代わりにすることもできます。ここを突っ切って再びトレイルに入ります。

下り基調と思いきや結構登りもあります。

漢字、読めません。広東語の発音もわかりません。

霊会山。小ピークをいくつか越えてCP2に到着。

ここでY君に追いつき、拾ったアンパンを渡すことができました。

CP1からCP2までは2時間30分を予定してましたが結局約3時間かかりました。CP1までで1時間貯金をしたのでまだ30分貯金があります。ただ、ここにくるまでの間ずーと「パンダキン」でした。この「パンダキン」、一般ウケが悪いだけではなく、パンダの被り物の通気性が悪く、頭がサウナ状態でぼーっとしてしまいます。またパンプキン眼鏡は汗でずり落ちてきて、視界がものすごく狭くなり、ほぼ真下しか見えず、眼鏡をずり落とさない為には体が前傾となってしまいます。その為体の余分な力といつもと違う筋肉を使って登ってしまいます。そして何より香港の暑さは想定以上で、汗の量が半端じゃありません。Tシャツと短パンとパンダはびしょびしょです。水分、塩分、糖分は十分補給して万全を期します。CP2はドロップバッグがあり、ここでついに「パンダキン」から「パンプキンマン」になる予定でしたが、それどころではありません。ここであの全身タイツ「パンプキンマン」になってしまったら、仮装しても完走できなくなるのは目に見えています。


そしてここから本気モードとなるべくドロップバッグに「パンダキン」も格納し、靴もクッション性の少しあるUTMFで使用したスポルティバのラプターに変更。但し入れておいたはずのバフが入っておらず帽子はなしで行くことに。また、夜間に備えヘッドライトもザックに詰め込みます。エイドステーションにあるオレンジを大量に食べビタミンも補給して次のCP3へと向かいます。

今思えばもっと早い段階で「パンダキン」を卒業していれば違う結果となったのではと思うのですが、覆水盆に返らずです。





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