Le contrebassiste

コントラバス奏者ちんの日常。
趣味の音楽、フランス語、興味関心などを書き散らしています。

はじめての相互リンクとフレンチボウ

2004年11月30日 23時54分54秒 | 音楽
コメントのところをチェックされている方はご存知かもしれませんが、このブログもついに相互リンクなるものに手を出しました。
ステファノ・シャシャというコントラバス奏者に関するHPを立ち上げているうっちゃんさんとの相互リンクです。
たまたま「ステファノ・シャシャ」をキーワードとして検索していたところ、こちらのページに当たったということでした。

「コントラバス弾きサンに50の質問」の「22.好きな(オススメの)コントラバス奏者を教えてください。」との問いに「ゲイリー・カー、ステファノ・シャシャ、クラウス・シュトール。他にもいっぱいいます。」と答えています。

そもそもステファノ・シャシャがいいと思った理由は、何よりフレンチボウだからというのが大きく、「お前、そんな単純な理由じゃいかんだろ」と思われるかもしれませんが、でもフレンチボウをきれいに弾く人を尊敬して何が悪い、ということです。


そもそも10年ほど弾いたジャーマンをフレンチに変えたのは、自分の先生がフレンチボウになったのがきっかけでした。
フレンチボウといえば野田メトーデが有名ですが、当時そういった知識も無く、「先生がいいというものはいいに違いない」と思い、変えたわけです。

野田メトーデは他にも演奏面で示唆を与えていますが、私はそこまでは追いついていません。
まずお金が無いのでガット弦は張れません。普通の弦でもきついのに。
松脂はサルコーを使うことがありますが、どうしてもカールソンを使う癖が抜け切れません。
座奏は椅子の持ち運びが面倒くさいのと、そもそも椅子を持っていないので、やっていません。
野田メトーデの講習にも行って、野田先生とも握手しているのに、私は悪い生徒です。

悪い生徒といえば、この間のアンコンはコントラバスについては全てジャーマンで弾きました。
フレンチ弾きなのに。。。本当に悪いやつです。

最近チェロも弾くおかげで、普通の演奏会のプログラムで弓を落とすことはないです。
というか、弓を落としたことはありません。
プロでも落とす人がいるくらいですから(チャイ5の演奏中に落とした方がいるらしい)、まぁここだけ及第点ということで。

演奏面では改善の余地が多数残っています。
ジャーマンボウの時からの課題である力のかけ方については、依然として大きな課題です。
どんな楽器でもちゃんと鳴らせるだけのうまい弾き方を見つけるべく、修行中です。
う~ん、小学生の頃からやっている割に成長が無いかも。

最近はフレンチボウ奏者も増えてきました。
この間の自分のところの演奏会では、エキストラの方でフレンチボウがいらっしゃいました。
また、私がひでおの演奏会にエキストラで出た時は、トップ奏者がフレンチボウでした。
ジャーマンだらけだったアマオケも少しずつ変わりつつあるようです。
次はどなたかフレンチボウについて書いた教則本、出しませんか?

初相互リンクの記念記事でした。ありがとうございました。

デビュー

2004年11月30日 02時38分56秒 | 音楽
私の知り合いがCDデビューしました。
オケの同期で、国内の音大を卒業しボストンに音楽留学をしているピアニストです。
今度帰国してライブを行うそうです。

私はデビューするような芸当を持ち合わせていませんが、自分の知っている人がどんどん有名になるのはうれしいことです。

最近ちょっと嬉しいのは、妹の同級生がテレビで活躍していること。
彼女はTV番組でレギュラーもゲットし、順風満帆です。
私が好きなテレビ番組にも出ていました。頑張って欲しいものです。

あと、私が小学生の時近所に住んでいた子が今宝塚歌劇で活躍しています。
小学生の時は将来そんな風になるとは思わなかったのですが、今活躍している写真を見ると、他の宝塚の方々同様オーラが出ています。頑張れ、みっちゃん(宝塚でもこのあだ名だそうです)。

すすめられたので

2004年11月29日 10時33分27秒 | 音楽
立て続けに音楽の投稿です。

この間のアンサンブルコンサートの時に勧められた曲を聴いてみることにしました。
ご本人は勧めているわけではなく、あくまでもやりたい曲ということで挙げてましたが。
改めて聴いてみると弦と管のバランスが取れたいい曲です。
こんな曲だったかしらんとふと思うくらい。

曲はエルガーの「エニグマ変奏曲」
よくこの中ではNimrodが一番という話を聞きますが、私はそうでもなかったです(まだ数回しか聴いていないのでコメントはしませんが、あくまで第一印象で)。
確かにちょっとやってみたいな、この曲。
今回色んな話をした中で、音楽の話が色々出来たのは収穫でした。

ここ、折角ブログになっているので、お勧めの曲があったら是非書き込みをお願いしますm(_ _)m

で、たまたま聴いている音源には他の曲も入っていたので聴いていますが、威風堂々の4番もまぁ私は好きです。


最後に、私から一曲どうぞ。くだらない推薦で恐縮ですが。
「クラリネットこわしちゃった」という曲は、もともと「J'ai Perdu le Do de ma Clarinette」という原題のフランス語の歌です。
だから、途中の歌詞にある「オーパッキャマラード」という怪しげな歌詞は、変な呪文ではなくて「au pas camarade(友よ、歩こう)」ということになります。
上記リンクから歌詞と音楽を聴くことが出来ます(音が鳴る環境の方は要注意!)

人がいない...てなこともあるか。

2004年11月29日 10時11分26秒 | 音楽
私はしがないコントラバス弾きですが、こんな私も10数年コントラバスをやっていると、エキストラというものに呼ばれていくことがあります。

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エキストラ【extra】
1 映画やテレビで、群衆・通行人などの役を演じる臨時雇いの出演者。
2 特別なこと。臨時のもの。「―イニング」「―ホール」
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最近はエキストラに立て続けに呼ばれましたが、エキストラに行く時に心がけることがいくつかあります。
そのうちの一つが、「演奏会までにはなんとしても曲を覚える」ということです。
ということは、あまり自分が知らない曲しかやらない場合は、時間をもらわないとエキストラに出られないわけです。
一見簡単そうなこの心がけですが、これは「自分が落ちた場合、最小限の被害に食い止める」ということも含んでいるので、自分のパートだけ覚えれば済む問題ではありません。
メロディは勿論覚えますが、その他のパートも可能な限り覚えます。
だから忘れるスピードもかなり速いです。

そんなことをやっていたせいか、大分前にこんなことをやったことがあります。
「今そこでいる人たちだけで練習をしよう」ということになり、カラオケボックスへ行きました。
コントラバスを担いで個室に入ると、そこには殆ど人が入りません。
弦楽器は場所をとるので、弦の人は入れませんでした。

そこで白羽の矢が当たったのが、ホルン奏者。
コントラバスとホルンの3番という異色の組み合わせで、新世界を合わせました。
メロディがないところは私が歌いながら弾くという荒業で(というか、どっちのパートもメロディがないので歌いっぱなしですが)。
なぜかうまくいきました。


昔ベルリオーズが自分の指揮で「幻想交響曲」をやろうとした時、プログラムの進行が遅れて、契約の関係で楽団員が殆ど帰ってしまい、12人になったということがあったそうです。
ベルリオーズは演奏を諦めたそうですが、そこでやったらどんなことになったかと思います。
足りないところは誰かが代奏するか歌うか。
まぁ12人の内訳がVn5 Vla2 Vc4 Trb1なので、かなりつらいかと思いますが。


そういえば、チェロパートの代奏をやったことがあったなぁ。
ふとこの間のアンコンのことを思い出し、書いてみました。
もともとアンコンで面白い組み合わせで演奏をしたかったのに考え付かなかったので、ソロを選択しました。語り弾きもその時に選択してみたわけですが。
どっかのパートが抜けちゃうこともある、そんなどうしようもなくなったときこそ、自分が何らかの役に立てる、そんな人になりたいとふと思った「いいにくの日」のひと時。


「豚肉は体にいい」という話を聞いて、朝っぱらから松屋で豚丼を食べ、食べ過ぎで気持ち悪くなるというおまけつき。残念っ!

工事終了

2004年11月29日 03時15分00秒 | Weblog
漫画喫茶から朝帰ってきました。
帰りがけには、マンドロンチェロやギターを持った、マンドリンオケの人たちと思われる人と遭遇。
そういえば、最近マンドリン弾きに会ってないなぁ。
電車で隣の席だった女性は「マンション管理士試験」の勉強をしていました。
どうやら今日はその試験日だったようです。


今日は朝、とあるものが届くことになっていました。
そのとあるものとはADSLのモデム。
そう、インターネット環境を改善することにしていました。
今回、今までの1.5Mから26Mへ変更することにしましたが、必要なのはモデムの交換だけ。
モデムが届く前に回線が変更された関係で、インターネットが使えなくなっていました。

早速交換。こういったインターネット周りのものを取り替えるのは久しぶりだなと思いつつ、やり始めるとすぐに終了。
今回はPCの設定も変えずにすみ、早速インターネットを利用することにしました。

とにかく通信速度が上がったことが実感できます。
1.5Mも昔は相当早いと思っていましたが、26Mになると私の中ではかなり神の域に近いかも。
これで光なんぞ導入した日にはどうなっちゃうことか。
若干うちのPCが通信速度におっついていないような気がしますが、快適なインターネットライフが送れそうです。

「Dr.コトー」は結局最新刊(15巻)まで読み終わりました。
最近漫画ばかり読んでいる印象を与えていますが、漫画だけではなく活字がやたら欲しくなります。文庫本も最近結構読んでいます。


そういえば、私のオケにコントラバスの見学者が来たそうです。
かなりいい感じの人のようでうれしいです。

バタバタした1日の続き

2004年11月28日 02時23分10秒 | Weblog
結局また漫画喫茶にいます。
先ほど記事を書いて「Dr.コトー」の10巻を読み、ゼミのOB会会場へ。
今回は自分と同期が一人だけしか来ていませんでした。
ゼミの先生とも久々の再会。
こと学問に関しては厳しい先生も普段は普通のいいおばさん(という言い方は失礼かもしれないが)。色々と話をしました。

今回は後輩とも多く話す機会をもてました。前回はどうもそこまで出来なかったんです。ちょっぴり先輩面をしてみました。

で、先生も参加されるということで2次会まで参加しました。
帰りは山手線に乗っていたのですが、寝てしまい起きたら東京駅。
どうやら約一周した様子。新橋で降りました。もう終電に近い時間でした。
ただ、新橋自体は夜を明かすいいところがないので、新宿に移動。
今に至っています。

漫画喫茶も色んな形態がありますが、今来ているところはなかなか設備が整っていい感じです。
そういえば私のおじが漫画喫茶を経営していますが、最近行っていません。
全国チェーンなのですが、都内の店舗がやや少ない気がします。

さて、「Dr.コトー」の続きを読むことにします。

またもバタバタした一日(途中まで)

2004年11月27日 17時16分20秒 | Weblog
今は三田の漫画喫茶にいます。最近毎日のように漫画喫茶にいます。
実はこれには理由がありまして、私の家のパソコンがオンラインでは無くなってしまったからです。この状態は明日改善予定ですが、それまでは漫画喫茶を利用することが多くなりそう。

結局「Dr.コトー」は8巻まで読み終わりました。
今回利用したのは、「まんがカフェeここち」
ここは新宿駅南口からも近く、個室もきれいで良かったです。漫画は探しにくかったけど...
その後、いったん自宅へ。

風呂に入り、改めて出発。今度こそ大学で書類をゲット。
その足で、午後からのフランス語試験の会場へ。

今回受けたフランス語の試験とは、TEF(Test d'Evaluation Francais)というもので、試験はTOEICのフランス語版といった感じです。
会場には色んな年齢層の人がいましたが、私が学校で見る人たちとは雰囲気がちょっと違い、ぜんぜん別な試験会場に来たかのような錯覚を受けました。

試験は難しい問題と易しい問題の差が大きかったのですが、この試験では答えを間違えると減点されるので油断も出来ません。集中力よりプレッシャーの方が大きかったです。
正解すると3点、回答しないと0点、間違えると-1点なので、下手に間違いを重ねるとすぐに残念な結果になってしまいます。さて、今回はどうだっただろうか...

で、今三田にいるのは、これから大学のゼミのOB会があるからです。
というわけで、時間まで「Dr.コトー」の続きを読みます。

バタバタした一日

2004年11月27日 05時13分17秒 | Weblog
そんな一日を終えて、今はなぜか漫画喫茶にいます。

今日は学校に行った後、午後から健康診断。
久々に健康診断を受けましたが、身長が微妙に縮んでいてへこみました。
体重はつい最近、最もデブだったころから3キロほど落ちていました。

健康診断が終わったあと、大学関係の資料を取りに学校へ。
学校に着いた時には受付時間が終了…
間に合えば御の字と思っていたけど、駄目でした。
明日の朝取りに行くハメになりました。

夜は前の会社の同期との飲み会でした。
同期が全員顔を揃えるのは久しぶりのこととあって、非常に盛り上がりました。
結果的にかなり飲むことに。

その後場所を変えてもう一軒行きました。
積もり積もる話を聞いていたら、終電が無くなりました。

ここからタクシーで自宅まで帰ると6,000円ほどかかってしまいます。
というわけで、漫画喫茶に入ったわけです。
酒が入っているのもあって、席についてすぐ寝てしまいましたが、さっき起きました。
今「医龍」という漫画を7巻まで読み終わりました。

これから時間が来るまで、「Dr.コトー診療所」を読むことにします。
今日はこのあと大学に行き、書類を用意し、フランス語のテストを受けることになっています。
引き続きあわただしくなりそうです。

武蔵野の銭湯2件

2004年11月26日 01時09分39秒 | Weblog
「いつも心にショパン」「マエストロ」を読みに行った、その帰り道に銭湯に行ってきました。

行ったのは「弁天湯」
藤村女子中・高の近くにあり、近所には私のフランス語の先生お勧めのフランス料理屋があります。そのお店は近々行きたいと思っていますので、そのときに感想を。

「弁天湯」ですが、亀戸の銭湯と趣が若干似ていました。
普段通り手ぶらなのですが、石鹸とシャンプーを購入しようと思ったら、両方貸してくれました。
しかもでっかいやつ。番台さん、いい人かも。

お風呂はやや熱いお風呂で、折角石鹸、シャンプーを借りるも、さくっと体を洗い、普通に入ってすぐに出てきてしまいました。


そして今日、同じく武蔵野市にある「三谷湯(さんやゆ)」に行きました。
三谷湯は三鷹駅北口から三鷹通りを井の頭通りにぶつかるところまで行き、そこからちょっと入ったところにある「三谷通り」を進んでいったところにあります。場所は非常にわかりやすいところ。

で、いつも通り手ぶら。ここは家の近所であるにも関わらず。
番台さんに、「タオルありませんか?」と言ったらかなり怪訝な顔をされました。
どうもタオルを購入or借りる人はここでは殆どいない様子。
何とかタオルを貸してもらえました。おじいちゃん、ちょっと怖いっす。
石鹸+シャンプー+かみそりであわせて¥520(入浴料込)

お風呂は熱いお湯+超音波風呂。ごく普通の取り合わせ。

普段私は湯船に入る前に体を全て洗いきってから入りますが、今回ももちろんそうしました。
そして悲劇が。
剃刀で髭をそっていました。すると「すぱっ」といういつもと違う切れ味。
髭がそれる「ジョリっ」という音ではなく、明らかに「すぱっ」。


流血・・・

まぁいつも剃刀マケするほど肌が弱く、ひりひりする経験をしていますが、まさか
流血って。。。

血がダクダクと出てきます。切れたのは、唇の左上のところ。
切れている部分は大した傷でもないくせにダクダクと。

そう、ダクダク

湯船とカランの前を行ったりきたりしながら、どうやったら止まるものかと考えることしばし。
で、もって結論。

放置しよう

ほっといたら止まるかと。で、何とか止まりました。止まるのにかなり時間がかかりましたが。
ちょっと嫌な思い出が出来た銭湯になりました。ただ人が少なかったのでのびのびと出来ました。
地元の銭湯という感じです。


「東京都 武蔵野市 三鷹市 公衆浴場組合」のHPで武蔵野市と三鷹市を比べると、明らかに三鷹市の銭湯のほうが設備がいい。
まぁ私の行動範囲はそこまで狭くないので、それが別に不満であるというわけではないのですが、なんとなく「武蔵野市頑張れ!」と思う今日この頃。

クラシック音楽漫画その2

2004年11月25日 03時42分28秒 | 音楽
クラシック音楽漫画については、つい最近も記事を書きました。
前回は、「のだめカンタービレ」、「マエストロ」、「いつもポケットにショパン」を取り上げました。
その記事の中で、「「神童」という漫画がある」という話をした後から、妙にその漫画が気になってしまい、今日読みに行ってしまいました。またしても漫画喫茶に。

今回読んだのは13冊。
「神童」(全4巻)と「ピアノの森」(9巻まで)

「神童」は成瀬うたという小学生にしてピアノの腕が天才的という女の子と、菊名和音(わお)という音大志望の浪人生が主人公。
成瀬うたは母親が厳しくピアノをやらせようとするのにも関わらず、野球でピッチャーをやるような活発な女の子。
菊名はうたのピアノを聴いた時から、先生としてあがめるようになる。
で、彼女の家庭教師をやりながら彼女にピアノを習おうとする。

菊名の通う音楽教室には、ちょっといやみな八王子君というのがいる。
菊名よりも八王子の方がピアノがうまく、やたら自慢したげな感じが嫌味たらしい。
しかも菊名の片思いの相原さんというのが八王子を好きで。あちゃあ。

でも、菊名はうたとの出会いで演奏が変わってくる。
最後は非常にビックリするエンディングを迎えるため、一気に読み上げたい。
しかもちょっぴり悲しいシーンもあるため、ハンケチも欲しいところ。
男物の漫画なので、時々さらっとエロトークになる部分があるが、男が読む分は普通。
名前が横浜線に関係するのがなぜか微妙に気になったりして(^^;

BGMということで、各巻には曲が紹介されていますが、選曲がマニアック。
ただ、その曲がこのシーンで流れているという想像が出来るため、漫画をよりリアルにイメージしやすいという利点があります。
で、さそうあきら氏ですが、やはり入念なリサーチによって作品を作られているようです。
あとがきに多くの関係者の名前が付記されていました。


「ピアノの森」は某ウェブサイトに推薦されていたので、読んでみることにしました。
「神童」と同じく、ピアニストの話。

一ノ瀬海(かい)という少年が主人公。
森に捨てられていたピアノを小さい時から触っていた彼は、小学生になって誰かがピアノを教えたわけでもないのに、一度曲を聴いたら旋律を完全に覚えるという能力が身につきます。
ただ、私生活は非常にやんちゃ坊主で、ピアノをやっているという感じは微塵もないほど、暴れん坊。
そんな学校に天才ピアニストを父にもつ少年雨宮君が転校してきます(実はここのシーンがしょっぱなですが。話す順番が微妙にずれてるし・・・)。
転校生の宿命で、ガキ大将にいじめられますが、かいがそれを助けます。
お化けの出る森にピアノがあるから弾いて来いというもので、かいと雨宮君が一緒に森に行きます。その場所で、かいがピアノを弾きます。
それ以降雨宮君はかいと仲良しになるのですが、あることがきっかけで仲違いします。
(・・・やばい、まだ1巻の内容が半分も入ってない)

早送りで話が進められないのでここまでにしておきますが、6巻では森のピアノを巡る劇的な変化があり、9巻では小学校の時に別れたかいと雨宮君が再開します。
ただ、この本は途中で終わってしまいます。なぜなら、この漫画を連載している「講談社ヤングマガジン・アッパーズ」が休刊だそうで。
このままだとかなり中途半端なところで終わってしまいそうな予感。どうにかしてくれ。
こちらも男物漫画で、こっちはかいの母親が風俗関係者という設定上、時々出てくるエロ話はやや強めになっています。


どちらも面白い漫画です。どのキャラクターも愛らしいです。

成瀬うたの親と、雨宮くんの親は似たような感じで、よくいるタイプの「うちの子は絶対にピアニストとして大成させるんだ」という気合の入った感じの親です。
私の親は音楽に関してはこと寛容だったため、こういう親の元で息苦しい思いをしたという経験をしたことがありません。
小学生の時にオケに入ったのも自分の意思ですし(ただ、楽器は学校の先生の強制でしたが)
そういえば、最近になって私の母が唐突に「楽器やっててよかったね」と言ってきました。
確かにその通りです。楽器をやらなければ到底出会えない人と出会ってきました。
挙げていけばきりがないのですが、その人たちには公私共にお世話になり、助けていただいています。
私も色々貢献しないといけませんね。

クラシック音楽の漫画をみて面白いと思うのも楽器をやっている効用だと思います。
最近「楽器始めました」という人が周りに結構いますが、辞めずに続けてほしいなといつも思っています。
友達・仲間がどんどん増える、非常にうれしいことです。

アンサンブルコンサート

2004年11月24日 19時34分00秒 | Weblog
23日(祝)はアンサンブルコンサートでした。

前の記事の飲みのあと、自分の演奏する曲目に関する準備をしていなかった私は、準備を始めます。
11月9日の記事に書いたとおり、その日に譜面が到着していました。
しかし、現代音楽であることや、話しながら演奏することの難しさから一度は断念していました。
ところが、土曜日のオケの帰りの食事中、オケのビオラ弾きの一言で急遽やることを決意しました。
というわけで、まずは歌詞の翻訳を始めたわけですが、今回は音源があるので、全面的にそれに頼り、楽譜と比較して修正をしてみました。
音については、さらえば何とかなるかと思ったのですが、ト音記号がやたらと出てくる譜面で、しかもハーモニクスの重音という、オケの演奏ではおおよそ想像のつかない音がある始末。
他にもバルトーク・ピチカートがあったり、なんだりと。。。。

とりあえず、朝6時半までは譜面の解読に集中し、そこから30分で音の確認を行いました。
もちろんそんな少ない時間ではほとんど何もできないのですが、私には時間がありませんでした。
7時半に待ち合わせをしていたからです。

で、待ち合わせに少し遅れて出発。今回はご近所ビオラ弾きの車で送っていただくことにしました。
会場近所で食事をし、いざ会場へ。

若干遅くに着いたため、私が今回誘ったチェロ弾きはもう到着をしており、面目なかったです。
それはさておき、チェロアンサンブルの曲が決まっていなかったので、早速選曲会議。
選曲会議中にチェロ奏者が一名弦楽四重奏に持っていかれてしまったので、3人で選曲。
選曲が決まって何回か合わせていると、今度はもう一人が別なアンサンブルに持っていかれたので、その時間を使って自分の曲の練習。
あまりに変な音を出していたため、周りの人から不審がられました。

で、本番。
チェロアンサンブルは4名で、レスピーギの「リュートの為の古代舞曲とアリア第3番より シチリアーナ」を演奏しました。
私は緊張でガチガチ(というかプルプル)だった上に、繰り返しの話を無視して間違い、申し訳ないことになりました。
アンサンブルとしては短時間でずいぶんいい感じな演奏になったような気がします。

私の演奏。
今回、アンサンブルコンサート唯一の独奏でした。
「劇団ひとり」をもじって「楽団ひとり」という団体名で参加しました。
チェロアンサンブルでガチガチになっていたのが、演奏終了と一緒に解けたこと、そして何より「さらってないもんね、おいら」という一種の開き直りで、やけに堂々と前に出ることができました。
とりあえず今回の曲は名前すら知られてないので、背景を含めて説明しました。
今回演奏した、ジョエル・ルアンドルの「タクシー」という曲は、タクシーにコントラバスを乗せたらタクシー運転手にぼろくそに言われるというストーリー。
コントラバスの弾き語りで、歌うのではなく本当に「語る」のです。
ルアンドルは女性即興コントラバス奏者で、作曲をジョン・ケージに師事。
この2つの要素だけで、かなり面白い曲なんだろうなという期待がもてるはずなのですが、いかんせん練習していないもんで、失敗を覚悟の上ではじめました。

やり始めると必死になるものです。
歌詞を追いながら楽器を演奏するのは想像以上に難しいものの、やり始めると意外にいけました。
止まるかと思ったのですが、止まりそうになったら音を飛ばしました。もうやけくそです。
譜めくりがうまくいかなかった部分と、手書きの歌詞が読めなくなったところ以外は何とか進めました。

で、もう一曲、この曲がぽっしゃった時のために用意した曲も演奏しました。
「宇宙戦艦ヤマト」だったのですが、むしろこっちの方が失敗でした。
こちらは明らかに練習不足が露呈された、ボロボロのものになりました。

何はともあれ、自分の出番は終わりました。
他の演奏は非常にいい演奏が多かったのと、アットホームな感じなのとで、実に楽しいひとときでした。


終わった後は親睦会。
今回は、普段オケで話したくても話せない方(話す機会が無くて悔しい思いをしていた)とたくさん話が出来たことが大きな収穫でした。
「(このブログ)見てますよ」といわれると、ちょっと照れくさいながらもうれしかったりします。
こういう感覚を芸能人なんかは最初味わっているんでしょうね、きっと。

「タクシー」のうけは、本人の評価とは別にいいものでした。
あまり他の楽器ではそういうことをやることがないようで、羨ましがられた部分もあったのかと。
オケでは比較的普段より真面目にやっていたので、これでもしかしたら評価が変わったりして。。。まぁ、それでいいんですけど。

親睦会の最後30分ほどは、急に楽器が弾きたくなり、会場を離れて練習に行ってました。
演奏会終了直後って楽器が演奏したくなります。あれって一体何なんでしょう?
こういう時に備えて譜面を持ってきてよかったです。
コントラバスは片付けていたので、チェロを弾いていました。


帰りは家の方向が同じであるホルン吹きの方に送っていただきました。
送っていただいている身でありながら、疲れが限界に達してしまい、熟睡してしまいました。
しかも波田陽区のCDをかけていただいた直後に。
本当にごめんなさい。嫌がらせでもないし、悪気は無かったんです。

で、本当に疲れが限界に達していたので、帰ったらすぐにばたんきゅー。
起きたのは今日の9時。昨日17時半から実に15時間以上寝ていたことになります。
飯も食わず、トイレにも行かずに寝ていたわけです。疲れすぎです。今思うと怖いです
徹夜明けの演奏会、危険ですね。

それにしても、今回のアンコン、本当に楽しかったです。
これだから音楽は止められないんです。

おでん缶

2004年11月23日 18時43分10秒 | Weblog
事前予告ありの投稿です。投稿時間は微妙にいじっています。
次のブログにあるように、この時間は寝ています。
写真はそのうちアップします。

久々に仏検その他のイベントで疲れてぐったりした日曜日。
「ドラえもん~」の記事を更新した時間からも分かる通り、寝る時間が遅くなりました。
てなわけで、起きたら学校に行く時間。だめだめです。
いそいそと準備して学校へ。

今日習ったことは、今までの授業の中でもかなりよいものでした(ちなみにそのクラスは発音クラスで、内容は母音の長音化)。
来週その続きをやるんだとか。気合入れていこう。

で、今日は前勤めていた会社の人と飲み。
学校を出てメールを見ると「アキバにいる」とのこと。
えらく近いところにいるなぁと思いながら、みんなが飲んでいる会場へ。

久々に会う人もいましたが、何も変わっていないことを実感。
楽しいひと時を過ごしました。

で、タイトルにもなっている「おでん缶」ですが、帰りがけにおでん缶の自動販売機のところを通りかかりました。
アキバの名物として噂には聞いていましたが、実物を見るのは初めて。
これはやっぱり食べなきゃ。ということで、食べてみました。
缶詰なわりには想像よりは遥かにいけるものでした。
ただ味がやや濃かったので、すぐ別な飲み物を飲んでしまいましたが。
私が食べた「すじ肉入り」は他より50円高かった(250円)です。

さらに、家の近い先輩と近所で飲み。
このお店についてはツッコミどころ満載なのですが、あまり他のお店の猿真似じゃんとか言っちゃいけないと思うので、やめておきます。

ドラえもんの声交代。。。

2004年11月22日 06時51分09秒 | Weblog
「ドラえもんの声、交代へ…大山のぶ代ら来春降板 」 というニュースが入ったのが昨日のことでした。
漫画の話をしていたまさにその時に、このような話にばったり遭遇するとは思いませんでした。
今回はドラえもんだけではなく、のび太、しずかちゃん、スネ夫、ジャイアンが交代になるとか。
我々ドラえもん世代にとっては驚きのニュースだったかと思います。


これまで、有名な声優が亡くなってキャスト変更という例は結構ありました。
昔ルパン役の山田康雄さんが亡くなった時は、物まねをしていた栗田貫一氏が後をついで、その後も続いてきました(ちなみに来年で10年)。
ちびまる子ちゃんのともぞう(おじいさん)役の富山敬さんが亡くなった時には、青野武氏が後を引き継ぎました。
サザエさんのかつおくん役の高橋和枝さんが亡くなった後は冨永みーなさんという感じで。
交代した最初の数回は違和感を感じるけど、でも段々なれていきました。

今回は誰も亡くなっていないけど、でも交代。
世代交代が目的だということですが、この5名、それぞれが非常に濃いキャラクター。
次引き継ぐ若手には大きなプレッシャーになるんでしょうね、きっと。

テレビ朝日の「ドラえもん」のページでは、25周年ということでスペシャルインタビューがありますが、どの方も思いいれたっぷり。これがまたプレッシャーになるかも。
ちなみに、初期のドラえもんではスネ夫役の肝付兼太氏がジャイアン役だったそうです。

来春まではこのキャストだそうですが、その後はどうなるんでしょうか。
誰がドラえもんをやるんでしょうか? 気になります。

というわけで、なぜかアニメ・漫画話2連荘になってしまいました。

クラシック音楽漫画

2004年11月22日 06時12分36秒 | 音楽
今、巷ではクラシック音楽漫画が大流行、と言いたいところですが、どうもアマオケ中心の局所的な動きの様子。
何はともあれ、読まないと話題についていけないかなという日和った根性丸出しの私は、早速いくつか手を出して見ることにしました。

大分前に10巻まで読了したのが「のだめカンタービレ」
面白くてボケボケの愛らしいピアニスト、のだめが主人公。
指揮者志望の千秋やその他大勢の個性的なキャラが出てくる音大を舞台とした漫画。
作者が音大生他にリサーチをしているためか、描写が細かく、それがきっとうけているんだと思います。
コントラバス弾きのキャラもいて、佐久桜という背の低い女の子。
授業料を払うためにアルバイトばかりして、コントラバスの腕は一向に上がらないのに、毎日大きなコントラバスを背負って学校にやってくる。まるでコントラバスが歩いているような風貌。
「うん、こういう子、いるよなぁ」とずいぶん共感してしまい、私の一番好きなキャラです。
10巻で、のだめはフランス留学をすることになりますが、そこで出てくるフランス語も学校の授業で習ったような表現が出てきたりして、これまた面白い。
一粒で何倍もおいしい漫画でした。


次に読んだのが「マエストロ」。これが今日漫画喫茶で読んでたやつ。
とある有名オケがつぶれ、楽団員が路頭に迷っていた時、一人のおっさんがメンバーを呼び寄せてオケを再結成した。
その呼んだおっさんがマエストロ天道。
彼は運搬会社のおっちゃんのような怪しげな風貌をしているが、再結成されたオケで演奏される「運命」と「未完成」について、オケがびびるような棒を振る。

しかも彼は、オケメンバーの悪いところを指摘して、良い方向に導いていく。
この指摘というのがまたマニアックで、これは絶対作者がクラシック好きか、詳細なリサーチが無ければ書けない内容。
1巻については、ホルン吹きの方、オーボエ吹きの方、とりあえず見てみてください。
コントラバスのキャラはまだ前面には出てきていないが、今後の活躍に期待。
まだ1巻しか出てないし、これからでしょう。


最後に「いつもポケットにショパン」
これは完全にピアニストの話で、主人公麻子ときしんちゃんこと季晋(としくに)は小学校の頃同じピアノ学校に通っていたが、きしんちゃんがドイツ留学をしてしまう。
麻子は大してピアノがうまいわけではないのに比して、きしんちゃんは留学するくらいうまい。
でもきしんちゃんが留学先のドイツで事故に遭う(ここできしんちゃんのお母さんは亡くなってしまうんです。これまた悲しい)。
麻子とはそれ以降連絡が取れなくなるが、高校の時にきしんちゃんに再会する。
でも彼は麻子に心を開いてくれない。
様々な葛藤があったあと、麻子は自分が本当にピアノが好きだということに気付く。
そんなストーリー。ちょっと切なさが残ります。

かなり古い漫画(1980年別冊マーガレット連載)なんですよね。
その割にはすいすいと読める、面白い本でした。
伏線がいたるところにしてあるため、読むときは一気に読んでしまった方がいいでしょう。
4巻までしかないし。


というわけで、いくつかクラシック音楽漫画に手を出してみました。
最近のクラシック音楽漫画の傾向は、演奏シーンや描写がより忠実になったことが一番大きいかと思います。上に挙げた作品は当てはまっているかと思います。

実はこの本以外にブラームスの生涯を描いた漫画を読んだのですが、こちらは描写がひどかったです。
ブラームスのお父さんはコントラバス弾きだったというのは有名かと思いますが、そのお父さんの弾いているコントラバスの姿がひどかったのです。他もひどかったのですが、これに関してはもうツッコミどころ満載で。
弓の持ち方はガンバに近いし。
「ここの3連符はお父さん弾けないなぁ」みたいなコメントがあるのですが、それはお父さんが悪いんじゃなくて、その姿勢のせいですから、その姿勢では3連符は無理ですから、という弾き方をしています。
というわけでこちらについては、あえて作者、作品名は出しません。
それを読んだ後に、「マエストロ」や「いつも~」を読んだから、なおさら良かったのかもしれません。


さて、よいクラシック音楽漫画の話に戻ると、他に「マエストロ」を書いたさそうあきらの「神童」という作品は素晴らしいんだそうで、かの評論家呉智英氏も評価する作品だそうです。
この作品が「のだめ~」や「マエストロ」に影響を与えているのではないかと言われている(らしい)。

まだチェックするものはもう少しありそうです。

仏検受けてきました。

2004年11月21日 20時43分29秒 | Weblog
今漫画喫茶に来ております。
ここから先のことは後で話しますが、とりあえず今日の出来事。

今日は朝からバタバタしたスタートを切りました。
フランス語検定を受けるために、昨日は夜を徹して勉強しようなぞという馬鹿な考えが頭をよぎったのですが、気がついたら寝てしまっていて、朝から寝坊しかけました。

起きた時点でかなりやばいことになっていました。
10時青山学院集合なのに、起きたのが9時。
焦って、とりあえず願書と参考書と筆記用具を携えて会場へ。
渋谷駅からは時間が無かったのでタクシー利用(¥660)

案の定、少し遅刻。ただ、仏検は30分遅刻までは許されるのでセーフ。
そういえば、前に仏検3級を受けた時も遅刻しました。
その時は千葉商科大学という非常に辺鄙なところで受験をしたので、タクシーに乗って会場に行ったところまで一緒です。
仏検3級の時は遅刻制限ぎりぎりの時間に到着しましたが、今回は5分遅刻くらいでした。

相変わらず前置詞の問題が出来ず。
かなり鬱になりながら問題をとき進めていきましたが、長文読解が今度は逆に簡単でびっくり。
何かスイスイ読めてしまって、自分は変なおまじないでもかけてきたっけ?と思うほど。

試験終了後、隣をふと見ると、語学学校で同じクラスだった子がいました。
めがねをかけていましたが、あの背格好や仕草は彼女だったなぁと。
でも確信がもてなかったので声をかけませんでしたが。

仏検は試験終了後に解答が配られます。
昼食時に早速自己採点。

とりあえず、前置詞全滅しました..._| ̄|○

最初の大問で全滅という、自己採点をやめようかと思うくらいの状況で、採点再開。

おっ、長文が満点に近い!

こりゃ、また微妙な…

で、とりあえずディクテ(書き取り)の採点基準がわからなかったので、それ以外で計算すると合否では微妙な点数。やってしまったか。。。

やっぱりノー勉(寝てしまったので結果的にノー勉に近い)はよくない。
あと、仏検は2級になるととたんに難しくなりすぎ。
なんじゃい、あの書き取りの多さは。スペルミスするっちゅうねん。
動詞を選択する問題も、動詞選択まではほぼパーフェクトだったのに、活用書き間違えてるし。
動詞の用法をもっとちゃんと覚えなければならないことを痛感。
「動詞は用法、用量を守って正しくお使い下さい」

というわけで、仏検についてはちょっと記憶の外に追いやっておくことにします。
でも、来週もフランス語の試験がある。
そっちの対策はどうしようかな。


試験終了後、渋谷のヤマハで楽譜物色。譜面購入。
で、八重洲ブックセンターへ移動。英文レターの本を探すも、いい本が見つからず断念。
吉祥寺に来て、今漫画喫茶にいる、とまぁそういうわけです。

漫画喫茶では自分が気になっていた漫画と、某掲示板で話題に挙がっていた漫画の2つを読んでいます。今5冊中3冊読み終わりました。
がんばるず~。