Le contrebassiste

コントラバス奏者ちんの日常。
趣味の音楽、フランス語、興味関心などを書き散らしています。

演奏会が近づいてきた・・・

2005年06月30日 23時59分42秒 | Weblog
木曜日はオケの練習でした。
久しぶりの参加であることと、この間先生にもバッタリ会っているのとで、多少気まずい思いをしながら、楽器を抱えて練習会場へ。

今回の演奏会ではトップが出られなくなったことから、外部からトップ奏者を招聘しているのですが、今回はお休み。
急遽代役を務めました。とはいっても、久しぶりに弾く曲でちょっとドキドキしていましたが。

全曲練習ということで、アンコールからスタート。
相変わらず難しいこのアンコール。いつもごまかしてしまいました。
頑張ろっと。

シューマンの交響曲第1番もブラームスの大学祝典序曲も普通に終わりました。
そこで時間切れ。モーツァルトは出来ずじまい。
いつも練習の時にモーツァルトが十分出来ず、このまま本番に突入しそうです。
次のG.P.(リハーサル)の時に何とかせねば。


その後は久々の飲み会。
指揮者先生の前の席となり、色んな話をしましたが、ここでも「この間の演奏会で横に座っていたのは彼女?」と聞かれました。
いや、違うんですけど・・・。

音楽的な話と仕事の話と入り混じった飲み会が終わり、大学生のエキストラとともに帰途へ。
その途中で私が所属しているオケの演奏会のエキストラをお願いして、一人捕まえました。

そんなこんなで演奏会は来週。さてどうなることやら。
ホールがいいところなので、とりあえずまずはホールの響きを存分に楽しむことを第一目標としたいと思います。

鹿児島ラーメン

2005年06月28日 23時24分14秒 | Weblog
今日は何となく東京駅の八重洲口の方に出没。
ここに行くと時々寄るところがあります。

八重洲ブックセンターの横に屋台ラーメン「丸源ラーメン」というラーメン屋さんがいます。
夜になるとスーツ姿のサラリーマンがラーメンをすすっています。

ここのラーメンは鹿児島ラーメン。
ただこちらの人にあわせたあっさり味(勿論トンコツですけどね)
ラーメンのメニューも「丸源ラーメン」と「丸源ラーメンスペシャル(角煮入り)」とシンプル(大盛りは200円増し)。
しかも食べ物と飲み物持ち込み放題。
おにぎりが欲しければ持ってくればいいわけです。

親父さんはどう見ても「かごんま人」。
どこの地域の出身か、気になってしょうがないです(まだ聞けず)。

私の味覚のベースが鹿児島にあるので(母が鹿児島の人なので)、ここのラーメンは食べる前から評価が決まっています。
もちろん「うまい」。
で、食って「わっぜうんまか(すごいおいしい)」。鹿児島の味ってやっぱり最高です。


話はやや脱線します。
1年半ほど前に汐留の薩摩料理のお店に行きました。
私は鹿児島の食い物が食べられるとわくわくしながらお店に入りました。
刺身を注文し、ふと目の前を見ると鹿児島の醤油が・・・。

鹿児島の醤油は甘いのですが、これがあるだけで感動。
早速この醤油を使って刺身を食べ始めました。
一人で「最高」と思いながら・・・。

一緒に行った方は東京出身だったのですが、彼女はこの醤油が受け付けられず、普通の醤油で刺身を食べていました。
この喜びを共有することは無理だったようです。
その時に自分の食が一瞬特殊なのかなと思ったのですが、「これは鹿児島に行けば普通だ」と勝手に自分を納得させて終了。

甘い醤油、すごいおいしいんですけどね・・・。小さい時から食べてますからね。
そのほかにも色んな要素が交じり合って、鹿児島の料理が出てきた時に大きな感動となるんですね。
自分では当たり前の味覚が鹿児島を基礎として作られていますので。
この感動を分かち合いたい!!! 鹿児島の料理、食いに行きませんか?

Musical Baton

2005年06月27日 01時36分50秒 | Weblog
友人ねりくんからまわってきました。かの有名なMusical Baton
チェーンになるのは好まないのですが、質問されることに答えること自体は苦でないので答えてみます。

■Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)

先ほどフォルダを確認したら1.8Gだそうですが、他にもいくつか持っているので、多分2Gちょいだと思います。


■Song playing right now (今聞いている曲)

リヒャルト・シュトラウス「アルプス交響曲」
∵最近ミニスコアを買ったから(「ミニ」とか言いながらかなりでっかい)。あと最近特殊楽器に興味があるため。

オルフ「カルミナ・ブラーナ」
∵最近またマイブーム発生。譜面も持っているので曲を覚えるつもりで聞いている。


■The last CD I bought (最後に買ったCD)

ハチャトゥリアン 交響曲第1番、第3番
諸井三郎 交響曲第3番
∵マニアックな曲で、Wonderjukeにはなかったため。

■Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)

思い入れのある曲はいっぱいあります。
曲を聴くと、その当時聞いたときの感覚がよみがえります。そういう曲は本当に多いです。
特にABBAの曲は、一番落ち込んでいた時に力を与えてもらったものが多く、今も時々聞いては気合を入れています。

クラシックだと何でしょうねぇ・・・。いっぱいあってわからないや。
好きな曲も多いし、「あと5年は演奏するのは勘弁」という曲もある。
基本的にはリズムがノリノリだったり、地域色豊かな音楽が大好き。


■Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5人)
チェーンになるのは面倒くさいので今回はここで打ち止めときます。
ごめんね。ねりくん。

演奏会

2005年06月26日 23時08分26秒 | Weblog
今日は演奏会を聴きに行きました。
今回は知り合いが多数乗っているということと、オールロシアというプログラムに魅かれて。
このオケの演奏会でした。

メインがリムスキー=コルサコフの交響組曲「シェヘラザード」ということで、ヴァイオリンがよっぽどうまいのかなと思い、かなりの期待を持っていました。

・・・うまかったです。こんな学生さんがアマチュアにいるんだなと思いました。
あと個人的には知り合いのクラリネット吹きが相変わらずうまいと感じました。


オールロシアは本当にいいですね。乗ってみたいプログラムです。
指揮者の先生も良く知っている先生だしw(栃木のオケに行くきっかけとなった先生です)

今日は若い女性(ヴァイオリン弾き)と二人で聴いていたので、あとで「彼女かと思った」と言われましたが、 たまたま駅で会ってそのまま一緒に演奏を聴くことになっただけなので。
お互いにあまりに久しぶりで名前を確認するところからスタートしたくらいで・・・。
残念。

そういえばこのオケの金管トレーナーが私のオケの指揮者(シューマン好き)で、いきなりお声をかけていただいたときにはちょっとドキッとしました。
最近オケの練習に出られていなかったので。ちょっぴり気まずかったかも。


演奏会終了後は私の長年の友人、K夫妻とお茶をし、栃木のオケや今日の指揮者先生の話、このオケの話などで盛り上がりました。
夫妻のところのきなこちゃんがかわいくて(写真で見る限り)、一度会ってみたいと思っています。

その後楽譜屋に行くも、本日休業。
一気にやる気がなくなったのですが、歩く気力が残っていたので、そのまま秋葉原まで歩いて帰りました。

疲れて電車を乗り過ごしてしまいましたが、それはまた別の話。

復活

2005年06月24日 23時16分01秒 | Weblog
風邪でぐったりしているうちに、週末となってしまいました。
この数日間、今年一番の風邪にやられていました。
今日の時点で概ね復活しました。
今回は治るまでとことん休んだのが結果的によかったようです。
色んな方にご迷惑をおかけしました。

風邪を引いている間に世の中は動いていました。
一番の大きな出来事は、何といっても広島の野村選手の2000本安打達成でしょう。
私が広島東洋カープファンであることは、そこそこ有名な話かと思いますが、その広島も最近は停滞気味で、6月に至っては4勝14敗!
そりゃ、私の体調もよくならないというものです(←単なる責任転嫁)
そんな中で、野村選手のこの偉業が光ります。

原油価格の高騰も気になります。
トイレットペーパー、買占めとかないと駄目かなぁ?(違)

その他、私の周りでいくつか動きがありましたが、省略。
というわけで、週末、そして来週は体調に気をつけたいと思います。

季節外れの風邪

2005年06月21日 19時47分20秒 | Weblog
・・・風邪を引きました。
夏至を楽しもうと思ったのに(最初から無理ですが)。

というわけで、いつもなら週6回通っている学校にいるはずなのですが、家で寝床にいます。
もう寝られる体勢が取れましたので、そろそろ寝ます。
風邪薬も飲んで、明日に備えます。

今日は非常にしんどい一日でした。風邪、きっついなぁ・・・。
周りに風邪を引いている人が出始めてから、自分が風邪を引くまでがあっという間でした。

こんな時、実家だったら誰かに看病してもらえるとか考えちゃう、ちょっと弱気。
ううう・・・。

ラーフル

2005年06月21日 00時26分44秒 | Weblog
家に変なチューブが転がっていました。
怪しげなハングルが書いてあります。とりあえずハングルは読めるので読んでみました・・・。



「コチュジャン」!!!

危うく傷口に塗ってしまうところでした(ってことはないか・・・)

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学校に通っていると、そこが黒板であるか、ホワイトボードであるかということが気になります。
私は大学生の頃は塾の講師をしていました。
当時中学3年生を指導していて、進路指導で徹夜をしたこともありました。
懐かしい思い出です。

私は数学と理科を教えてたので、白衣を着用していました。
最初は面倒くさかったのですが、あとあとこの白衣が非常に役に立ちました。
チョークまみれになるんです。
しかも黄色のチョークなどは白い服にまとわりついて離れません。
恐ろしいです。

そんなチョークまみれの講師生活もたった1年で幕を引きました。
教室が一斉にホワイトボードになったのです。
ホワイトボードになった割に、なかなか文字が消えずに苦戦したことを覚えています。

社会人になってから、人様の前で講義をするという偉そうなことをしたことがありますが、そんな時もホワイトボードで何となく大変だなと思いました。


そう、私はやっぱりチョークまみれになっても黒板が好きなようです。
今の学校が黒板だというのも少し嬉しかったりします(生徒の側ですが)。
私は教えている最中は人格が変わるらしいのですが、黒板だからこそ威力が発揮されるようです。


・・・ラーフルの話でした。すっかりテーマを忘れてました。
私も知らない言葉でしたが、私の母が関東地方に来た時に、「これを何でみんなはラーフルと呼ばないんだろう?」と思ったそうです。
何かというと、これ↓


「黒板消し」なんですけど・・・。
どうやら鹿児島をはじめとした地域で広く「ラーフル」と呼ばれているようです。
前にもそんなネタを出しました。
黒板好きの私には必需品なわけですが、最近これが500円前後で購入可能であることが判明。
これって安いんだろうか、高いんだろうか・・・。


そういえば北海道の人は絆創膏を「サビオ」というというのを聞いたことがあります。
まだ検証してないけど。
ライオンの「サビオ」という名称の絆創膏が普及していたことによるらしいですが↓



・・・結局ラーフルネタ、あまり続かず。
タイトルだけ決めて書きはじめると話題がどんどんずれるようです。

千葉県民の日

2005年06月15日 23時32分14秒 | Weblog
6月15日は千葉県民の日です。
私は小・中学校と千葉県だったので、この日はお休みでした。
6月は祝日がないので、この休みが非常に嬉しかったのを覚えています。

小学校は1年から3年が神奈川、4,5年が東京、6年が千葉でした。
神奈川の時には県民の日という休みがなかった記憶があります。
どうも横浜には開港記念日(6月2日)があるようですが。。。

東京は「都民の日」がありました。10月1日。
この日は休みだったような気がします。

で、千葉は「千葉県民の日」で6月15日。
勿論やすみ。

ちなみに栃木県民の日は千葉県民の日と同じく6月15日。
群馬県民の日は10月28日、茨城県民の日は11月13日、埼玉県民の日は11月14日。
各都道府県の日を調べている方もいらっしゃるようです。

どこの地域もこういう日は小中学校はお休みなんでしょうかね?
私の場合は上記の通り、神奈川の時は休みなし、東京と千葉は休みでした。
中学校は千葉でその日はお休みでした。

高校については先ほど知り合いに聞いたところ、「私が通っていた高校は公立高校で、その日は休みだった」とのこと。公立高校だったら県民の日は休みなのか・・・。私立高校に通った私はちょっと損した気分(横浜の高校だったけど開港記念日は休みじゃなかったなぁ・・・)

コントラバス教育(その1)

2005年06月14日 00時44分38秒 | Weblog
この間1000人のチェロコンサートに行って思ったこと。
「チェロって小さい頃からやっている人も結構いるもんだなぁ」

それに比べてこのコントラバスという楽器。
「10歳からやっています」なんて言おうものなら、殆どの場合(私の経験上)「10歳からですか。すごいですね」と言われる。
本人は何がすごいのかわからない(あえて言えば、10歳という年齢でこの楽器を選んだマニアックさがすごいといわれているような気がする)。

さて、今回それをふと思い出したのは、いつも愛読している雑誌「サラサーテ」にこんな記述があったからです。


コントラバスはヴァイオリンと違って小さいころからやっているという子はほとんどいないので、音程・音感が身に付いていない場合が多いようです。
(出所:「サラサーテ」'05夏号 P53加藤先生のコメントより)


コントラバスは今でこそ魅力を感じる楽器なのですが、確かに小さい頃からやっているという話は聞かない。
ヴァイオリンやチェロにはスズキメソードがあるが、コントラバスにはそういうものが見当たらない。
私の師匠は17歳でコントラバスを始めるまではトロンボーン・チューバ奏者でした。
管楽器からの転向も多く見かけてきましたが、最初からコントラバス一本という人はあまり無い様子(私のようにピアノすら経ずにコントラバス一本で始めた人は殆ど稀でしょう)


・・・なぜ人はコントラバスを小さな頃からやらないのだろうか?
いくつか理由を考えてみました。ここから解決法も考えてみたいと思います。

(理由その1:大きいから)
楽器が大きいのがイタい。
私が楽器を始めたときは身長が足りなくて、調弦の時に背伸びをしていました。
140センチくらいしかない小学生が演奏するには困難です。

(理由その1':運搬が面倒くさい)
楽器が大きいので、運搬が面倒くさい。
大人になれば車を所有し、それなりに楽になりますが、小学生には苦痛。
自分より大きな楽器を運ぶのはかなり理不尽さを感じます。

私が小学生の時は悲惨でした。
音楽室が3階にあり、校庭をはさんで向かい側に体育館があって(しかも2階)、そこで練習をしていました。
音楽室に楽器が置いてあるので、それを持って階段を降り、校庭を突っ切って体育館へ。
校庭でドッジボールなんかやってようものなら、校庭を大回りしないといけません。
帰りはその逆。むしろこっちがつらい。
音楽室に着く頃には息が完全に上がっています。
しかも練習の多いオケだったので、毎日のようにこんなことをしていました(もちろん夏休みも毎日です)

今でこそ10数年のキャリアで何とか持ち運びしていますが、最初数年間はこの理由だけでも十分辞めたい理由になりえました。


(理由その2:面白くない)
小学生にメロディが無いのも面白いんだよ、と理解させるのが難しい。
オケは低音がないと形にならないんだよ、という話をするのはもっと難しい。
「ワルツではオケを支配して混乱させることも出来るんだよオケで重要な役割を担ってるんだよ」といっても意味がわからない。
ワルツの頭打ちがいいんだよね、と言っているマニアックな小学生に出会ったことがありません。

セカンドヴァイオリンやヴィオラ、チェロのように、美しいメロディが来る機会があればいいけど、コントラバスでメロディを弾く機会はあまりない。
理由1とあいまって、わざわざそんなイタいものを自分から選ぶことは無いようです。
しかもソロ演奏が出来るくらいになるのに時間がかかるので、そこにいくまでに挫折する。


(理由その3:楽譜が読めない)
ピアノをやっているならとにかく、音楽に親しみのない小学生にいきなりヘ音記号の譜面を読ませても、そりゃ無理だというものでしょう。
ト音記号ですらいっぱいいっぱいなわけですから。


(理由その4:有名じゃない)
なぜかヴァイオリンのお化けとして有名なコントラバス。
一般小学生における弦楽器での知名度はヴィオラと並んで低い(って言ったらヴィオラの人に怒られるかもしれませんが、あくまで「一般」小学生と言ってますので念のため)。
まぁ駅で「あの楽器、ギターだよね」と言われちゃうほどの認知度ですから・・・。
そして次の理由につながる。


(理由その5:楽器やりたい度ランキングでは下位争い)
結構今まで聞いた中で多い理由としては、「しょうがなく」「空きが無くて」「男の子だから」「先生に言われて(これ、私の理由)」。
おいおい、積極的な理由がないですよ。。。

別にけんかを売っているわけではないのですが、私がオケに入った当時、コントラバスはファゴットと並んでやりたい度ランキングの下位争いをしていたように思います。
トランペットやフルート、ヴァイオリンといったオケでも花形の楽器には人気が集まります。
しかし、コントラバスは・・・。
私は最初からオケでしたが、これは吹奏楽でも当てはまると思います。


他にも、小さい頃からやるには色々な障害があるのですが、これらの理由からか、なかなか小さい頃からやってやろうじゃん、という話にならないようです。

そうなると、大きくなった時にオケで低音として支えていく時に、「俺らは小さい頃からずっと楽器をやっていて音感とかあるのに、お前は・・・」みたいに指をさされてしまいます。何かくやしい。
というわけで、どうやったらこの楽器が小学生に魅力的にうつるようになるか、次の記事で検討したいと思います。
※あくまで目的はコントラバス人口の増加です。

あなたまでの6人

2005年06月13日 22時24分35秒 | Weblog
「あなたまでの6人」という劇が昔はやった。
これは、心理学者スタンレー・ミルグラムが提唱した「6次の隔たり(Six Degrees of Separation)」という理論を劇仕立てにしたものです。
この理論については、そのほかに「ケビン・ベーコン・ゲーム」などを生みました。
ネットワーク理論を出す時にも引き合いに出され、経営学でも引き合いに出され、そしてSARS対策にも用いる研究者もいるようです。


※ケビン・ベーコン・ゲーム
ハリウッドの俳優は共演者同士を辿っていくと、ほぼ6人目以内でケビン・ベーコンにたどり着くというもの。ケビン・ゲーコン数というものも生んだ。このサイトでハリウッド俳優・女優のケビン・ベーコン数を算出することが出来る(らしい)


この理論、簡単に言えば知人を6人介せば世界中のどんな人ともつながるというもの。
小泉首相だろうが、テロリストのあの人だろうが、憧れの女優○○さんだろうが、たった6人ですよ! 結構面白いですよね。
自分から始めてみると、テレビで活躍しているあの人はどれくらいでいけるか、なんて考えてみると結構面白い。
決して自分に人脈があるというものではないと思いますが、どこかに必ず重要な結節点となる知人がいます。

「この理論に当てはめるとどんなんだろう?」って考えると結構面白いです。
暇つぶしにお勧め。

演奏会のお知らせ(私は行けないので)

2005年06月13日 00時01分21秒 | Weblog
演奏会のお知らせがメールで流れてきました。
と言っても私はとてもじゃないけど行ける状況にありません。
っていうか、フランスで行われる演奏会なので、日本にいても行けませんがな(^^;

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日時:2005年7月24日(金) 20時半
場所:l'Église de La Trinité à Paris 9ème (「Galeries Lafayette」と「Théâtre Mogador」の近く)
曲目:ロッシーニ「STABAT MATER」
演奏:le Choeur & Orchestre de Paris-Sorbonne
ソリスト:
Virginie BESSON, soprano
Blandine STASKIEWICZ, mezzo
Mathias VIDAL, ténor
Jean-Vincent BLOT, basse

合唱指揮: Denis Rouger
指揮: Jacques GRIMBERT

予約: 33 (0)1 42 62 71 71 (Visaカードによる支払可能)
par correspondance à Musique en Sorbonne
2, rue Francis de Croisset 75018 Paris

料金: 25ユーロ(premiers rangs)、20ユーロ、10ユーロ(25歳以下)

2005年06月12日 18時35分53秒 | 音楽
前に松脂ネタを書きました。
というわけで、楽器周辺のネタとして一度弓を取り上げておこうかと。

私が今使っている弓は「Marco Raposo」というところのフレンチボウ。
フレンチボウとは何ぞやということになるかと思いますが、コントラバスなのにチェロみたいなもち方をする弓です。


(出所:String Class at Ithaca College(http://www.ithaca.edu/music/strings/stringclass/pictures.html))

持つところである毛箱(日本語にするとちょっぴりダサめ)の部分が小さいことや、弓の長さが若干短いことなどが特徴。。。なのかな。


コントラバスの弓ってこう↓構えるんじゃないの?

(出所:String Class at Ithaca College(http://www.ithaca.edu/music/strings/stringclass/pictures.html))

これは「ジャーマンボウ」という弓で、日本では古くからこの弓が普及しています。
日本ではこちらの弓がまだまだメジャーだと思います。


私がコントラバスを始めた10歳の頃(18年前ですね。そんなに経っちゃったんだ・・・)、世の中にフレンチボウがあるということなぞ知りませんでした。
というより、コントラバスという楽器自体よくわからずに始めているので、当然です。
学校備え付けのジャーマンボウで始めました。

初めて弓を買ったのが高校2年生の時。
先輩がコントラバスを続けないということで、弓を安く譲り受けたのです。
定価65,000円の弓を5,000円で買い取りました。
この弓が、値段の割にパフォーマンスがよくて、実はいまだに使っています。
本当に掘り出し物を見つけた!という感じです。
同じオケの人だったら、私がジャーマンボウを弾いているところもよく見かけると思いますが、あの弓は実は安物。ふふふ。


ジャーマンボウ奏者の私に転機が訪れたのが数年前。
私の師匠が突然フレンチボウへ転向したのです。
私もかねてからフレンチボウに興味があったので、先生に相談したところ「じゃあ、君もフレンチボウ弾く?」と言われました。
まぁやるなら今のうちかなということで始めることにしました。

弓を買わないと始まらないので、コントラバスの弓業界で有名な方のもとへ。
先生に事前に弓を選定してもらったうえで出かけました。
先生がセレクトされていた弓が3本用意されていました。
私の演奏上の長所(あんまりない)、短所(たくさんある)をよく知っている先生に選んでいただいたので、この3本から選ぶことに。

私の当時の演奏の最大の欠点が、「弓の重みを生かした演奏が出来ていない」ということでした。
これは再三先生からも指摘されたところで、要は自分の体がガチガチになっていることと、奏法とに問題があったわけです(現在は前よりは幾分か改善されました)。
これを強制的に治すためにどうするか考えた上で、先生が1本だけあえて重めの弓をセレクトされていたので、その弓を弾いてみることにしました。

フレンチボウは弾きはじめがすごくしんどい弓です。
今までの持ち方とは違うため、長時間演奏できないのです(すぐになれます)。
プロでも最初のうちはシンフォニーを最後まで弾ききれない人もいると聞きます。
その弓は重さがしんどかったのですが、これは鍛えれば何とかなると思ったのと、他の弓に比べて重いだけあって、ちゃんと重さがかかります。
これをうまくコントロールできたら武器になると思ったので、この重い弓にすることにしました。

ちなみに重い弓は重心の関係で長めに作られていて、私の弓の毛の部分はジャーマンボウと長さが同じです。その点も気に入りました。

そこの弓屋のご主人から即席講習を受けて、2種類の持ち方を習いました。
自分の師匠にその話をした上で、現在の持ち方を採用することとなりました。


弓の値段について話題になることがよくあります。
私自身の意見ですが、「値段がいいから絶対にいい弓」という意見は、本当かなぁと首をかしげてしまいます。
私の知っているプロ奏者で、33,000円の弓で演奏会に出る人もいます(ちょっと極端な例)。
自分にフィットしていればいいので、それこそ5,000円の弓でも当たりはあります。

ただ、お金があればいいというのはこれまた正しいと思います。弓の選択肢が広がりますからね。
10万円持っているより、100万円持っているほうが、より自分の理想に近い弓を探す手助けになると思います。
選ぶのは自分自身なので、そこは値段で左右されるのではなく、自分の感覚を大事にしたいものです。
私のように、癖や長所、欠点を知っている第三者(自分の師匠)の意見を聞くのも重要です。


楽器と弓の値段のつりあいについて話をしたことがありました。
値段で全てを決めることは出来ないとは言っていますが、やはり少しは影響します。
楽器と弓が同じ値段だった場合、たいていの場合は楽器が弓に負けると思います。
弓がより自由な動きが出来ているのに、楽器がそれ相応の反応を示さないことがよく見られます。
バランスって難しいですよね。

いい楽器も重要、そしていい弓も重要。
宝くじが当たればいいのに、と他力本願な考えが芽生える今日この頃。

体調崩し気味でした。。。

2005年06月10日 22時45分56秒 | Weblog
ここ数日、人知れず体調を崩していました。
昨日は会社を休みました。
季節の変わり目は体調を崩すらしいのですが、無理は禁物です。
今日から入梅だそうですね。
楽器にとっては非常によろしくない時期に突入します。

さて明日、明後日はあわただしい上に音楽に接することが出来ない残念な日々が続きます。
来週もそうなんですよね。うむむむむ。
どっかで楽しまないとやってられなさそう。

そろそろ「善光寺行きたい病」、発症しそうです。

驚いた!

2005年06月10日 22時37分19秒 | Weblog
列車の上に橋落ちる 福島県のJR只見線」という事故がありました。

びっくりですよね。自分が乗っている電車の上に橋が落ちてきたら、それは驚きます。
ただ、今回ビックリしたのはむしろ別な観点。

私は鉄道旅行が好きで、日本全国様々な場所に出没しています。
もちろん今回事故があったJR只見線にも乗車したことがあります(会津若松から小出まで)。
で、このJR只見線なんですが・・・。

本数、メチャクチャ少ないんです。

時刻表(会津若松駅)を見るとわかるのですが、1時間に1本程度。
まぁもう大分崩れていたようですが。。。
怖いですねぇ。山奥ですし。


只見線についてもうちょっと書くと、この路線は全線走る電車は1日3往復しかありません。
だから踏破しようと思うと、うまく計画を立てるのが難しいんです。

私は昼過ぎに会津若松を出る電車に乗りました。景色の素晴らしい路線です。
飯田線もお勧めですが、只見線もお勧めです(ついでに米坂線もお勧めです)。

気配り/自己満足

2005年06月10日 21時23分01秒 | Weblog
毎日職場に行く時、エレベーターで9階まで上がります。
そんなある日。

いつも通りエレベータに乗ると、男性と2人きりになりました。
その人はボタンの前に立っていました。
次に別な階にエレベータが止まり、女性が一人乗ってきました。
その時、男性が一言。

「何階ですか?」

さりげない一言、そしてやっている人にとっては当たり前なのかもしれないのですが、この一言ってなかなかいいですよね。
何も言われなかったら自分でボタンを押しにいかないといけないし。
それは自分は何となくいいなぁと思いました。


その一方で明らかに自己満足でしかないようなことにも遭遇します。
私はあまりしないことで理解が出来ないのが「怒鳴ること」もしくは「当り散らすこと」。
感情的になるシーンがあることは理解出来るのですが、それをわざわざぶつけなくてもよいでしょうに、と思います。
怒鳴れば全てが解決すると思っている節の人も見かけます。
今日地元で怒鳴っている人を見かけましたが、50メートル先でも怒鳴り声が聞こえて、見苦しくてしょうがなかったです。

感情をむき出しにするのはスマートに見えないことがあります。
特に怒鳴っているのはよくありません。
ストレスが溜まっているのはよくわかるのですが、公衆の面前で見苦しい真似はよくない。
(どうしても怒鳴っときたいんだ、ということであれば、せめて目立たないところにしましょう)

うまい怒り方ってあるような気がします。
怒鳴られると相手は萎縮するか敵対心を持つか、まぁどちらにしても反省させる方法として最適とは思えません。
結局は怒鳴った本人の自己満足の気持ちがある程度満たされて終わりです。
根本的な解決になってないような気がします。
そうなると、怒鳴ったことでは「誰も得しない」状態になります(本人の自己満足が満たされるのは一過性のものであり、その後には何も残りません)。
そこで「次回はこうした方がいい」とかアドヴァイスするなど、怒鳴って相手を威嚇するのではなくて、あくまでも対話から何かを本人から引き出させるように話をうまく持っていったほうがよさそうです。
相手の意見を聞きつつ、相手に言いたいことを伝えるのって難しいです。
だから怒るのって頭を使いますよね。


当り散らすこと、怒鳴ることについては、うまいストレス解消の手段があると思います。
「当り散らす」のをストレス解消法としているのであれば、それは誰も得しないので、別な方法に切り替えてみてはいかがでしょうか? 
スポーツに打ち込んでみるとか(これを機に格闘技を始めるなんてのはいかがでしょう?)。
私は音楽がストレス解消手段です。


ここでの教訓。
自分がされて気持ちいいことをするよう心がける。誰も得しないことはしない。
自分も人間ですから、「誰も得しないこと」をやっていることが多々あると思いますが、気をつけようと思います。
最近ブログを書くようになってから、人間ウォッチャーになりかけています。