リヒャルト・シュトラウスの曲です。以上。
というと芸がないので、話を進めます。
この曲に私が知り合ったのは大学生の頃。
当時NHKの青少年音楽祭(ジュネスってやつです)に1度だけ参加したことがあって、その時にオーケストラ部門が演奏したのが「ツァラトゥストラはかく語りき」でした(私が出たのはマンドリン部門(コントラバス奏者として)でしたが)。
その時知っていたリヒャルト・シュトラウスの曲というのがその曲だけだったのですが、オーケストラ部門のリハーサルを聞いている時にスコアを見ながら聞いていて、「リヒャルト・シュトラウスってなんて複雑な曲を書くのだろう」と思ったわけです。
そのあとに聞いたのが「英雄の生涯」。これを学生オケが演奏していたわけですが、この曲でもまた衝撃を受けました。
そこからリヒャルト・シュトラウスへの関心が強くなります(とはいってもホルン協奏曲などに手を出すにはさらに10年の月日が必要でしたが)。
「ドン・ファン」や「ドン・キホーテ」、「死と変容」なども聞いてきましたが、私が大学生の時特に好きだった曲といえば、この「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」だったのです。
この曲で私は3つの楽器に特に注目していました(というほど大したものではないのですが)。
ホルン、クラリネット、ヴィオラです。
当時の貧相な知識(今も十分貧相ですが)では楽器の特性をつかむことが出来ず、しかも当時はオケもそうですが、マンドリンオケに在籍していた関係でオーケストラどっぷりの生活を送ることが出来ず、もっぱら音源による情報収集に頼るほかありませんでした(あとは趣味で集めているミニチュアスコア)。
曲の冒頭部分でホルンの音域の広さを初めて知りました。
途切れていますが、この後にもう一つ音があって、それがこのフレーズでの最低音です。
色々なCDを聴きましたが、このパッセージが心地よく吹かれているものはあまり見かけません。
やっぱり難しいのかも。。。
クラリネットについては、恥ずかしながらこの曲で初めて「D管クラリネット」の存在を知りました。
私の中ではこの楽器はちょっとヒステリックな響き(クラリネットの皆さん、申し訳ございません)。
だからこそ局所的に出てくる高音は効果抜群。
この楽器にしか出来ないような気もします。
ヴィオラについてはこのメロディが好きです。
※弦楽器パートのみ
このハモリがなんとも言えません。
ファゴットもやっているのですが、やっぱりヴィオラがいい感じです。
コントラバスで好きなところは最後の方でトロンボーンとメロディを弾く部分です(譜面をお持ちの方は555小節以降)。
コーダに向かうに当たって木管、トランペット、高音弦楽器がリズムを刻む中、ザカザカと弾くのは爽快であります。
とはいっても音域が広い(上はG線のオクターブ上のAから下は5弦のCisまで)のであまり油断も出来ません。
やっぱりこの曲は何がいいかって、お話がベースにあるということでしょう。
ここの部分は何を表していて、なんてなことを考えながら聴くと楽しくなってくるわけです。
いたずらっこは最後には成敗されちゃうわけですが(ストーリー的にはそんなかわいいものではなく、ティルは処刑されちゃうけど)。
今所属しているオケで前回の演奏会で取り上げられたフンパーディンクの「ヘンゼルとグレーテル」に影響を受けたらしいといわれる曲だというのもうなずけません?(←誰に聞いてるんだろう???)
やりたい曲であり、今所属しているオケで音だしされています。
しかし来年上半期は演奏活動を殆ど停止するので、その夢も叶いそうにないです。
あと数年後にリヒャルト・シュトラウスばかりやるアマオケ出来ないかなぁ・・・。
というと芸がないので、話を進めます。
この曲に私が知り合ったのは大学生の頃。
当時NHKの青少年音楽祭(ジュネスってやつです)に1度だけ参加したことがあって、その時にオーケストラ部門が演奏したのが「ツァラトゥストラはかく語りき」でした(私が出たのはマンドリン部門(コントラバス奏者として)でしたが)。
その時知っていたリヒャルト・シュトラウスの曲というのがその曲だけだったのですが、オーケストラ部門のリハーサルを聞いている時にスコアを見ながら聞いていて、「リヒャルト・シュトラウスってなんて複雑な曲を書くのだろう」と思ったわけです。
そのあとに聞いたのが「英雄の生涯」。これを学生オケが演奏していたわけですが、この曲でもまた衝撃を受けました。
そこからリヒャルト・シュトラウスへの関心が強くなります(とはいってもホルン協奏曲などに手を出すにはさらに10年の月日が必要でしたが)。
「ドン・ファン」や「ドン・キホーテ」、「死と変容」なども聞いてきましたが、私が大学生の時特に好きだった曲といえば、この「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」だったのです。
この曲で私は3つの楽器に特に注目していました(というほど大したものではないのですが)。
ホルン、クラリネット、ヴィオラです。
当時の貧相な知識(今も十分貧相ですが)では楽器の特性をつかむことが出来ず、しかも当時はオケもそうですが、マンドリンオケに在籍していた関係でオーケストラどっぷりの生活を送ることが出来ず、もっぱら音源による情報収集に頼るほかありませんでした(あとは趣味で集めているミニチュアスコア)。
曲の冒頭部分でホルンの音域の広さを初めて知りました。
途切れていますが、この後にもう一つ音があって、それがこのフレーズでの最低音です。
色々なCDを聴きましたが、このパッセージが心地よく吹かれているものはあまり見かけません。
やっぱり難しいのかも。。。
クラリネットについては、恥ずかしながらこの曲で初めて「D管クラリネット」の存在を知りました。
私の中ではこの楽器はちょっとヒステリックな響き(クラリネットの皆さん、申し訳ございません)。
だからこそ局所的に出てくる高音は効果抜群。
この楽器にしか出来ないような気もします。
ヴィオラについてはこのメロディが好きです。
※弦楽器パートのみ
このハモリがなんとも言えません。
ファゴットもやっているのですが、やっぱりヴィオラがいい感じです。
コントラバスで好きなところは最後の方でトロンボーンとメロディを弾く部分です(譜面をお持ちの方は555小節以降)。
コーダに向かうに当たって木管、トランペット、高音弦楽器がリズムを刻む中、ザカザカと弾くのは爽快であります。
とはいっても音域が広い(上はG線のオクターブ上のAから下は5弦のCisまで)のであまり油断も出来ません。
やっぱりこの曲は何がいいかって、お話がベースにあるということでしょう。
ここの部分は何を表していて、なんてなことを考えながら聴くと楽しくなってくるわけです。
いたずらっこは最後には成敗されちゃうわけですが(ストーリー的にはそんなかわいいものではなく、ティルは処刑されちゃうけど)。
今所属しているオケで前回の演奏会で取り上げられたフンパーディンクの「ヘンゼルとグレーテル」に影響を受けたらしいといわれる曲だというのもうなずけません?(←誰に聞いてるんだろう???)
やりたい曲であり、今所属しているオケで音だしされています。
しかし来年上半期は演奏活動を殆ど停止するので、その夢も叶いそうにないです。
あと数年後にリヒャルト・シュトラウスばかりやるアマオケ出来ないかなぁ・・・。