Le contrebassiste

コントラバス奏者ちんの日常。
趣味の音楽、フランス語、興味関心などを書き散らしています。

ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯

2005年10月07日 23時14分56秒 | 音楽
リヒャルト・シュトラウスの曲です。以上。



というと芸がないので、話を進めます。

この曲に私が知り合ったのは大学生の頃。
当時NHKの青少年音楽祭(ジュネスってやつです)に1度だけ参加したことがあって、その時にオーケストラ部門が演奏したのが「ツァラトゥストラはかく語りき」でした(私が出たのはマンドリン部門(コントラバス奏者として)でしたが)。
その時知っていたリヒャルト・シュトラウスの曲というのがその曲だけだったのですが、オーケストラ部門のリハーサルを聞いている時にスコアを見ながら聞いていて、「リヒャルト・シュトラウスってなんて複雑な曲を書くのだろう」と思ったわけです。

そのあとに聞いたのが「英雄の生涯」。これを学生オケが演奏していたわけですが、この曲でもまた衝撃を受けました。
そこからリヒャルト・シュトラウスへの関心が強くなります(とはいってもホルン協奏曲などに手を出すにはさらに10年の月日が必要でしたが)。

「ドン・ファン」や「ドン・キホーテ」、「死と変容」なども聞いてきましたが、私が大学生の時特に好きだった曲といえば、この「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」だったのです。


この曲で私は3つの楽器に特に注目していました(というほど大したものではないのですが)。
ホルン、クラリネット、ヴィオラです。

当時の貧相な知識(今も十分貧相ですが)では楽器の特性をつかむことが出来ず、しかも当時はオケもそうですが、マンドリンオケに在籍していた関係でオーケストラどっぷりの生活を送ることが出来ず、もっぱら音源による情報収集に頼るほかありませんでした(あとは趣味で集めているミニチュアスコア)。

曲の冒頭部分でホルンの音域の広さを初めて知りました。


途切れていますが、この後にもう一つ音があって、それがこのフレーズでの最低音です。
色々なCDを聴きましたが、このパッセージが心地よく吹かれているものはあまり見かけません。
やっぱり難しいのかも。。。

クラリネットについては、恥ずかしながらこの曲で初めて「D管クラリネット」の存在を知りました。
私の中ではこの楽器はちょっとヒステリックな響き(クラリネットの皆さん、申し訳ございません)。
だからこそ局所的に出てくる高音は効果抜群。
この楽器にしか出来ないような気もします。


ヴィオラについてはこのメロディが好きです。

※弦楽器パートのみ

このハモリがなんとも言えません。
ファゴットもやっているのですが、やっぱりヴィオラがいい感じです。


コントラバスで好きなところは最後の方でトロンボーンとメロディを弾く部分です(譜面をお持ちの方は555小節以降)。
コーダに向かうに当たって木管、トランペット、高音弦楽器がリズムを刻む中、ザカザカと弾くのは爽快であります。
とはいっても音域が広い(上はG線のオクターブ上のAから下は5弦のCisまで)のであまり油断も出来ません。


やっぱりこの曲は何がいいかって、お話がベースにあるということでしょう。
ここの部分は何を表していて、なんてなことを考えながら聴くと楽しくなってくるわけです。
いたずらっこは最後には成敗されちゃうわけですが(ストーリー的にはそんなかわいいものではなく、ティルは処刑されちゃうけど)。

今所属しているオケで前回の演奏会で取り上げられたフンパーディンクの「ヘンゼルとグレーテル」に影響を受けたらしいといわれる曲だというのもうなずけません?(←誰に聞いてるんだろう???)


やりたい曲であり、今所属しているオケで音だしされています。
しかし来年上半期は演奏活動を殆ど停止するので、その夢も叶いそうにないです。
あと数年後にリヒャルト・シュトラウスばかりやるアマオケ出来ないかなぁ・・・。

ハーディ・ガーディ

2005年09月19日 01時56分03秒 | 音楽
このブログ、音楽のネタがあまりないので、たまには。

前に記事で「ハーディ・ガーディに興味がある」という話を書きました。

古楽器の一種で↓こんな楽器です

(出所:上野学園 古楽器ウェブミュージアムより)


決してハンプティ・ダンプティ(下の絵の卵みたいなほう;鏡の国のアリス(Through the Looking-Glass and What Alice Found There )の6章に出てきます)の仲間ではありません。

(出所:Stripey's Websiteより)



この楽器は大正琴のようなボタンがついていて、音を出すには弦楽器ではあるのですが弓は使わず、木のハンドルをグルグル回して、摩擦で音を出すという、かなりマニアックな楽器です。

Vielleux in Thailandというホームページでも音源を含めた詳細な説明があります。

この楽器、大正琴に似ているというのが気になっています。
私は大正琴に数ヶ月前から目をつけているのですが、大正琴はどちらかというとご年配の方が演奏するイメージが強く、曲も日本の名曲と呼ばれるものが多いのですが、楽器としてはややお手軽感がある割に実は別なジャンルの音楽を演奏するのも結構いけるんじゃないかと思っていて、時間とお金があれば密かに手がけたい楽器だったりします(ってブログで公開したら密かにもなにもあったもんじゃないけど)。

そんな大正琴のようなハーディ・ガーディが気になるのも似たような理由でしたが、どうやら状況が違うらしい。
まずキーが壊れたら、自分で修理する。
ハンドルがうまく廻らなかったら、自分で修理する。
弦が切れたら、自分で張り替える。
結構メンテナンスが大変なようです。
古楽器の宿命かもしれないのですが。

音は擦音の楽器なので、普通の弦楽器と大きく変わることはないのですが、きれいな音を出すのは大変そうです。
300年以上も昔にこんな複雑な機構の楽器があったというのが、好奇心を刺激してくれます。

一回本物の演奏を聴きに行きたいです。

スラブ舞曲

2005年07月05日 01時41分11秒 | 音楽
最近またこの手の音楽に少しはまりつつあります。

チェコの民族舞曲をモチーフに書かれたドヴォルザークのスラブ舞曲。
好きですねぇ。もちろん譜面は持っています。

最近気になっているのが「フリアント」。チェコの民族舞曲の一種です。
スラブ舞曲でいえばop46の1や8で使われています。
片方がC-Durでもう片方がg-mollと調性に違いはありますが。
すごい面白いリズムですよね。
3拍子で書かれているのに、「2+2+2+3+3」と取る。
こういうのは軽快なリズム感が要求されるんだなと思います。
去年演奏会で取り上げられたばかりですが、何度やっても面白いです。


そんなことを調べていたら雑学を身につけたので、ここで一つ。

ポーランドの国歌はマズルカ」

ポーランドの民族舞踊であるマズルカが国歌で採用されているとのこと。
「ドンブロフスキのマズルカ(Mazurek Dąbrowskiego)」というタイトルだそうです。なるほど。
マズルカも好きだったりします。

そういえば、私は日本の国歌の次に覚えたのがイギリス国歌でした。何でだろう?
リヒテンシュタインの国歌はイギリス国歌(God Save the Queen)とメロディが一緒なんだそうです。

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世界の国歌
新日本フィルハーモニー交響楽団, 小澤征爾
ユニバーサルクラシック

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2005年06月12日 18時35分53秒 | 音楽
前に松脂ネタを書きました。
というわけで、楽器周辺のネタとして一度弓を取り上げておこうかと。

私が今使っている弓は「Marco Raposo」というところのフレンチボウ。
フレンチボウとは何ぞやということになるかと思いますが、コントラバスなのにチェロみたいなもち方をする弓です。


(出所:String Class at Ithaca College(http://www.ithaca.edu/music/strings/stringclass/pictures.html))

持つところである毛箱(日本語にするとちょっぴりダサめ)の部分が小さいことや、弓の長さが若干短いことなどが特徴。。。なのかな。


コントラバスの弓ってこう↓構えるんじゃないの?

(出所:String Class at Ithaca College(http://www.ithaca.edu/music/strings/stringclass/pictures.html))

これは「ジャーマンボウ」という弓で、日本では古くからこの弓が普及しています。
日本ではこちらの弓がまだまだメジャーだと思います。


私がコントラバスを始めた10歳の頃(18年前ですね。そんなに経っちゃったんだ・・・)、世の中にフレンチボウがあるということなぞ知りませんでした。
というより、コントラバスという楽器自体よくわからずに始めているので、当然です。
学校備え付けのジャーマンボウで始めました。

初めて弓を買ったのが高校2年生の時。
先輩がコントラバスを続けないということで、弓を安く譲り受けたのです。
定価65,000円の弓を5,000円で買い取りました。
この弓が、値段の割にパフォーマンスがよくて、実はいまだに使っています。
本当に掘り出し物を見つけた!という感じです。
同じオケの人だったら、私がジャーマンボウを弾いているところもよく見かけると思いますが、あの弓は実は安物。ふふふ。


ジャーマンボウ奏者の私に転機が訪れたのが数年前。
私の師匠が突然フレンチボウへ転向したのです。
私もかねてからフレンチボウに興味があったので、先生に相談したところ「じゃあ、君もフレンチボウ弾く?」と言われました。
まぁやるなら今のうちかなということで始めることにしました。

弓を買わないと始まらないので、コントラバスの弓業界で有名な方のもとへ。
先生に事前に弓を選定してもらったうえで出かけました。
先生がセレクトされていた弓が3本用意されていました。
私の演奏上の長所(あんまりない)、短所(たくさんある)をよく知っている先生に選んでいただいたので、この3本から選ぶことに。

私の当時の演奏の最大の欠点が、「弓の重みを生かした演奏が出来ていない」ということでした。
これは再三先生からも指摘されたところで、要は自分の体がガチガチになっていることと、奏法とに問題があったわけです(現在は前よりは幾分か改善されました)。
これを強制的に治すためにどうするか考えた上で、先生が1本だけあえて重めの弓をセレクトされていたので、その弓を弾いてみることにしました。

フレンチボウは弾きはじめがすごくしんどい弓です。
今までの持ち方とは違うため、長時間演奏できないのです(すぐになれます)。
プロでも最初のうちはシンフォニーを最後まで弾ききれない人もいると聞きます。
その弓は重さがしんどかったのですが、これは鍛えれば何とかなると思ったのと、他の弓に比べて重いだけあって、ちゃんと重さがかかります。
これをうまくコントロールできたら武器になると思ったので、この重い弓にすることにしました。

ちなみに重い弓は重心の関係で長めに作られていて、私の弓の毛の部分はジャーマンボウと長さが同じです。その点も気に入りました。

そこの弓屋のご主人から即席講習を受けて、2種類の持ち方を習いました。
自分の師匠にその話をした上で、現在の持ち方を採用することとなりました。


弓の値段について話題になることがよくあります。
私自身の意見ですが、「値段がいいから絶対にいい弓」という意見は、本当かなぁと首をかしげてしまいます。
私の知っているプロ奏者で、33,000円の弓で演奏会に出る人もいます(ちょっと極端な例)。
自分にフィットしていればいいので、それこそ5,000円の弓でも当たりはあります。

ただ、お金があればいいというのはこれまた正しいと思います。弓の選択肢が広がりますからね。
10万円持っているより、100万円持っているほうが、より自分の理想に近い弓を探す手助けになると思います。
選ぶのは自分自身なので、そこは値段で左右されるのではなく、自分の感覚を大事にしたいものです。
私のように、癖や長所、欠点を知っている第三者(自分の師匠)の意見を聞くのも重要です。


楽器と弓の値段のつりあいについて話をしたことがありました。
値段で全てを決めることは出来ないとは言っていますが、やはり少しは影響します。
楽器と弓が同じ値段だった場合、たいていの場合は楽器が弓に負けると思います。
弓がより自由な動きが出来ているのに、楽器がそれ相応の反応を示さないことがよく見られます。
バランスって難しいですよね。

いい楽器も重要、そしていい弓も重要。
宝くじが当たればいいのに、と他力本願な考えが芽生える今日この頃。

音楽の好みの変化

2005年05月24日 23時28分41秒 | 音楽
自分の音楽の好みは、時間とともに変化しています。
そんな自分の好みの変遷についてちょっと思い出しながら書いてみます。

私は楽器を始めるまでは音楽は特に好きではありませんでした。
まぁ「興味がなかった」わけです。それが小学5年生の時まで続いていました。
今の自分からは想像がつきません。
周りでバリバリ楽器をやっている人は、大概この時期にはピアノなりヴァイオリンなりを習って、音楽に触れていたわけです。もう雲泥の差があるわけです。

小学生の時にコントラバスを始めましたが、音楽は相変わらず何も知らず。
音楽室には音楽家の絵が張っているのですが、その当時はどれが誰だかさっぱりわかりませんでした。普通の小学生らしくベートーヴェンのみ知っているという感じ。
音楽準備室のカラヤンのポスターを見て「からやんって誰?」と思っていたわけです。
当時は多分「ぷーやん(ファミコンゲーム)」なんかと同じイメージだったのでしょう。
ファミコン少年ですから。

最初に好きになった指揮者はバーンスタイン。中学生の時です。
多分カラヤンが自分の中で受け入れられなかったのでしょう(上に書いたイメージですからね。。。)
初めて買ったCDはクラシックでしたが、バーンスタイン指揮の「新世界」と「未完成」のカップリングでした。特に「新世界」はよく聴きました。
ただ、中学生の時は楽器を中断していたこともあり、クラシックは聴かずもっぱらビートルズ。
あとこの時期は親の影響を受けてGSを聞いていました(これが社会人になってから役に立つとは思いませんでしたが)。
その他、洋楽もなぜか70~80年代に流行した曲を多く聞きました。
※GS:グループサウンズ。70年代に流行。タイガース、ブルー・コメッツ、スパイダース、カーナビーツ、ゴールデン・カップス、テンプターズなどが有名。決して「ガソリンスタンド」ではない。


高校生になったら楽器を再開するつもりでいたので、その観点から学校を選び、楽器を再開。
そこで一人の先輩と出会います。
同じコントラバスの先輩で、この方がコントラバス好きであるとともに、クラシック音楽を色々と知っている先輩で、ここで初めてクラシック音楽を聴くという習慣がつきました。
その先輩の影響を受けて、高校3年間で一番よく聴いたのがショスタコーヴィチの交響曲第5番「革命」。全曲覚えるまで聴きました。
私の貧相なクラシックの知識がほんのちょこっと伸びたのはこのときでした。

楽器については、高校2年生から今の師匠にお世話になっています。
先生からはバロック音楽のよさを教えていただきました。
昔はバロックといえば「寝るためにかける音楽」と思っていましたが、ここで初めてハーモニーの素晴らしさを端的に知ることの出来る音楽なんだということがわかりました。

大学生になって、ようやくオケで色々弾くようになり、また所属していたマンドリンクラブでの演奏もしていたので、オーケストラ、マンドリンの双方の音楽を見続けることが出来ました。
この経験は貴重だったわけですが、当時考えていたのは「オーケストラで取り上げられる音楽をどのようにすればマンドリンに導入できるか」ということでした。
・・・考えてただけですけど。
結局卒業後はオケの方にシフトして、今の生活に至ります。
それまでにクラシック音楽の好みは様々に変わっていきました。

偏った聴き方をしているので、有名な曲をちゃんと聞いていないこともあります。
つい最近までチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」はちゃんと聞いていませんでした。
ベートーヴェンの交響曲も9曲分全て譜面を持っていて、全曲集のCDがあるのに、まだ全部聞いていません。いつ聞くのやら・・・。
ラフマニノフの交響曲、ピアノ協奏曲を聴くようになったのも社会人になってからです。
何かそんな曲が他にもあるような気がします。

今の好みは東欧系、ロシア系。
民族舞踊などで用いられるような特殊なリズムの曲が結構好きです。
今後どのように変化していくのでしょうか?

私の先生も、そして私が心の師匠としている方も、バッハに行き着いています。
私はまだバッハにたどり着くためには寄り道をし続けることになりそうですが、最後はやっぱりバッハなのかなぁ。

シューマン交響曲第1番「春」について考える(その1)

2005年05月19日 00時45分56秒 | 音楽
今度の演奏会でメインの曲として演奏することとなったシューマン。
私はそれほどシューマンを聴かないのですが、自分のオケの先生がシューマンが大好きということなので、自分もそれなりに聴かないとそろそろやばいと思い、スコアを見始めました。

この曲を最初聴いて思った印象。

「何か色んなメロディがてんこ盛りだな」

非常に貧相な感想です。あまり感情が入っていないのが汲み取れてちょっとお寒い感じです。
ただそのてんこ盛りなのが、聴いているうちに段々面白くなってくるわけです。
私は交響曲では大概テンポが早めの楽章が好きだったりするのですが、この曲に限っては珍しく2楽章(Larghetto)がいいと思っています(現段階では)。
2楽章が好きだと言ってるのに、今日は3楽章のお話。

そんなこの曲の3楽章。D-mollで、最初の部分は何かどっかで聞いたような感じのメロディ。


・・・ゲーム音楽で宮殿の音楽とかで流れてそうじゃないですか?(そんなこと考えるの、自分だけかも)
この音域で弦が鳴るのと、1小節目、3小節目のsfにメリハリが感じられ、私には妙に心地よく聞こえます。
1,3小節目で2nd ヴァイオリンが3拍目に動くのもちょっと好きなパターン。
でもその後が・・・。



似たようなパターンなのに、演奏しだいですぐに真価がわかれる、そんな怖い部分のような気がします。
この高中弦のきざみがダサくなると、途端に8小節(+アウフタクト(弱起))で作ったメロディラインが台無し。
しかもそれを2回演奏するって。。。
3楽章、頭から気合入れてみます。

ちなみにこの3楽章は2楽章からattacca(アタッカ;要は続けて演奏すること)で突っ込んできます。
前の楽章は調がEs-Durで、長調から短調になるというので、気持ちの切り替えも必要。
そう、そんな部分がこの曲随所にあります。少しずつ備忘も兼ねてメモしていきます。

交響曲第3番「オルガン付き」 その後

2005年05月10日 00時00分20秒 | 音楽
前回、「交響曲第3番「オルガン付き」」について記事を書きました。
その記事の中で、「交響曲第3番」+「オルガン付き」ということで3曲出てきました。

1.サン=サーンス  交響曲第3番「オルガン付き」
2.ハチャトゥリアン 交響曲第3番「交響詩曲」
3.諸井三郎     交響曲第3番

この前の日曜日、新宿のタワーレコードにて、クラシックCDのコーナーを見ていると、「ハチャ3」と「もろ3」発見!!!

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Khachaturian: Symphonies Nos. 1 & 3
Aram Khachaturian, Loris Tjeknavorian, Armenian Philharmonic Orchestra
Asv

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諸井三郎:交響曲 第3番・交響的二楽章他
湯浅卓雄
アイビィー

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ついつい購入。CDを買ったのは久々です。
最近音源はWonderjukeに頼っているので。

てなわけで聴いてみました。
最初に聴いたのは諸井三郎の交響曲第3番。
この曲はドイツ音楽というイメージが強い曲でした。当初の評判どおり、どちらかといえばブルックナーに近い感じ。
こういう音楽が戦中(1943~44年)に書かれたことが驚きです。
前回仰々しく「オルガン付き」と紹介しましたが、本当にオルガン付きという感じで、オルガンはあくまでオケの演奏に華を添える感じで、厚みを増すお手伝いさんというところ。

次に聴いたハチャトゥリアンの交響曲第3番はその反対に属している。
オルガンがじゃ~~んと鳴るような、当初のイメージ通り。
さらには金管楽器も華やかに鳴り響く、なんかすさまじい感じの曲でしたが、こちらも私の好み。
ただどちらかといえば、今聴いているハチャトゥリアンの交響曲第1番。これ、いいです。
自分の知っているメロディも使われていて、さらにハチャトゥリアンのねちっこさというか、土臭さというか、特有の音の響きというか、不思議なリズム感というか、そんなのがたまらなくいいです。

というわけで、交響曲第3番「オルガン付き」はようやく私がCDで全て検証できました。
次買いたいCDがあるのですが、今回タワーレコードで発見できませんでした。
輸入するのがいいのかな?(B級の薫りの漂う曲ですが、有名な作曲家の作品)
購入したら報告します。

ハ音記号について考える

2005年05月06日 23時57分10秒 | 音楽
ハ音記号(C clef)はBみたいな音部記号です(手書きの譜面では一部Kというのも見られます)。
オーケストラの譜面ではよく弦楽器の真ん中の段(ヴィオラ)でよく見られます。
あと、時々トロンボーンやチェロ、ファゴット等でも見られます。

この記号はBの真ん中にある音がc1の位置を表しています(c1はト音記号で書くと下第1線に乗っかっている音程に該当します)。
というわけで、他の音部記号(ト音記号、ヘ音記号)に比べたら実はわかりやすいはず。

私はヘ音記号の住人ですが、曲によってはハ音記号を扱う機会もあります。
この際に使われるのが「テノール譜表」
第4線にc1の音がきます。

そんなこんなで、ハ音記号に関わる譜表といえば、こんな感じになります。



非常にヨレヨレした作図になってしまいました。
ハ音記号だけで実にこれだけの譜表を作成することが出来ます。すごいですねぇ。
全てBの真ん中の部分の音がc1になるようになっています。
実際に合唱の譜面を見ると、ソプラノやメゾソプラノでト音記号を使わないケースも結構見かけたりします。


しかし今回は合唱ではなく、あくまで自分の演奏に関係ある部分でちょっと頭を使ってみようかと思ったので、アルト譜表とテノール譜表について見ることにしました。

アルト譜表のど真ん中はドの音。それだけしかわかりません(駄目ジャン)。
こんな難しい譜面、ヴィオラ奏者の方はよく弾けるなぁと感心。。。

・・・・!?

そういえば、ヴァイオリンの人がヴィオラによく持ち替えてるけど、スイスイ弾いてる。
何でだろう?

まずは楽器に注目。
ヴァイオリンの開放弦は上からE、A、D、G
ヴィオラの開放弦は上からA、D、G,C(これはチェロと同じだから簡単)。
要はヴァイオリンの一番上の弦を取っ払って、下に一本付け加えたのがヴィオラだと。
昔、ヴィオラ・ポンポーザという楽器について書きましたが、これはヴァイオリンの上の弦を取っ払うのをやめた5本弦のヴィオラでした。

で、ヴィオラでアルト譜表のど真ん中の音はc1。これはきっとG線で取るのが具合がよさそう。
次に同じ音をト音譜表で表現すると下第1線に乗っかっている音程。これもG線で取るのが具合がよさそう。
どうやら押さえるところが似たもの同士のようだ。
ヴァイオリン弾きからヴィオラにいった場合、上の方の音はヴァイオリンのE線が切れて使えない時のことを想定したハイポジだと思えばいいし(しかもヴィオラで時々出てくるト音譜表はヴァイオリニストには抵抗はないはず)、下の音は少し覚えればいい。
だから弾けるのか(強引な結論ですみません)
もちろんうまく弾けるかそうでないかはまた別の話。

ヴァイオリン弾きでもヴィオラ弾きでもないので、そういうことを考えるのにも頭を使わないといけない。情けない。
でも一つ感じたのは、私が次に手がけるべき弦楽器は○○であるということ。


ところで、われらが低音でテノール譜表を読む時、うまくいける方法がないか考えていました。
・・・何もアイディアが浮かばない。

チェロを弾くとき、テノール譜表の音符は一旦バス譜表の音で押さえてそのお隣の弦がその音に該当するという話を聞いたことがあります。
つまりテノール譜表におけるc1の音(上記参照)。
これはバス譜表で読むところのF(ファ)の音になります。
チェロではD線で押さえるといいかも。
で、その押さえた位置をお隣(A線)へ移動してみましょう。
Cの音になっています。あら不思議。

でもこれって早いパッセージの初見はまぁ確実に死亡するのが目に見えています。
そんなフル回転で頭、働かないですからね。

とそんなことを仕事中に考えていた駄目人間ですが、何か?
テノール譜表は音符が下にいけば行くほどわかりません。
どんな譜表にも対応できるいい方法があったら教えてください。

協奏曲

2005年04月21日 00時00分21秒 | 音楽
協奏曲(コンチェルト)といえば、一つもしくは複数の楽器と管弦楽で演奏される曲の形式ですが、私は約14年のコントラバス演奏歴で演奏会で協奏曲をやった機会は殆どありません。

ヴィヴァルディの「調和の霊感」を除けば、今まで協奏曲をやったのは2回。勿論管弦楽の側。
しかも同じ曲。
さらに、ちょっとマニアックな曲(リストの「ピアノ協奏曲第1番」)

そんな私、今年は自分にとっては協奏曲が多めで、3回やることが確定しています。
チャイコフスキーの「ヴァイオリン協奏曲」とモーツァルトの「ピアノ協奏曲第20番」、そしてベートーヴェンの「ピアノ協奏曲第5番」。

今年は勉強が出来そうです。しかも3回とも若い演奏家が起用されるらしい。
誰かが「協奏曲はあくまで協奏だから、お互いがお互いを支えあって演奏を作っていくべきだ」ということを言っていました。なるほど。

今回断ってしまった演奏会でも協奏曲を取り上げていたので、今年は当たり年なんでしょう。
精進します。

P.S.
ラロの「スペイン交響曲」やベルリオーズの交響曲「イタリアのハロルド」のように、交響曲といいながら協奏曲的要素が強い曲もやってみたいです(前者はヴァイオリン、後者はヴィオラ)

スターバト・マーテル

2005年04月20日 23時27分18秒 | 音楽
いつもの日課で、水道橋から東京駅まで歩いていました。
適当なルートをたどるわけですが、今日は学士会館の横を通るルートを利用しました。

学士会館を通りがかった時、会館から出てきた男性がしきりに「ドヴォルザークのスターバト・マーテルがさ~」という話をしていました。

懐かしい曲です。
友人に合唱をやっている人がいて、彼女の出る演奏会を聴きに行ったときに演奏されたのがこの曲でした。
ドヴォルザークのスターバト・マーテル」は私にとっては非常に聴きやすい曲に思えました。


さて、そんなスターバト・マーテル。
いつも名前の意味がわからず「何のこっちゃ?」と思っていたので、ちょいと調べることにしました。

Stabat Materの曲自体は、イエス・キリストを失った聖母が十字架の前で嘆き悲しむ様子を歌う聖歌です。でもって、Stabat Materには「Stabat Mater Dolorosa」と「Stabat Mater Speciosa」の2種類がありますが、通常は前者を指しています。歌詞の始めはこんな感じ。

Stabat Mater dolorosa juxta crucem lacrimosa,
Dum Pedenbat Filius.
(英語版の訳)

ラテン語、わからないっす(^^;

ただ曲名だけを簡単に考えてみると(間違ってたらご指摘下さい)、「dolorosa」は悲しみ。
これは音楽用語「doloroso(悲しげに)」と似ています(ってこれ書く時に思い出しました)。

「Mater」は母親。キリスト教では聖母マリア。

「Stabat」は「立っている」。「stand」に似ている? 「-at」は現在形三人称単数でしょうかね。

ということは、「悲しみの聖母マリアは立っている」ということに。
何か切ないですね。そりゃシチュエーションがそうだからしょうがないのですが。


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スターバト・マーテルといえば、多くの作曲家が同名の曲を残しています。

※ドヴォルザーク。
一番最初に登場しました。電車オタクのボヘミアの作曲家です
(別にうらみはありません。むしろ好きな作曲家です)

※ロッシーニ。
料理に没頭するために音楽を辞めてしまったというほどの美食家で有名なイタリアの作曲家です。

※ペルゴレージ
26歳で亡くなった作曲家。ストラヴィンスキーのプルチネルラ(もしくはイタリア組曲)の原曲となるソナタを書いた作曲家としても有名。いい曲多いんです、ペルゴレージ。

他には・・・
ボッケリーニ、プーランク、スカルラッティ、ヴィヴァルディ、ハイドン、シマノフスキー、ヴァンハル、ペンデレツキー、シューベルトなど。

宗教がらみの曲は今まであまり聴いていませんでしたが、これからちょっとずつ聴いていこうかと。

楽器を買いました(リコーダー)

2005年04月17日 23時34分51秒 | 音楽
私はコントラバス弾きであり、チェロ弾きでありますが、他にも興味があって楽器をいくつか持っています。

「リコーダー」もここ1年ほど少しずつはまっているところです。
リコーダーは音域があまり広くない楽器ですが、面白い楽器です。
管楽器の割に音が容易に鳴りますし(ただ、ちゃんと演奏するのはすごく難しい)。

今まで、ソプラノリコーダー、アルトリコーダー、テナーリコーダーを相次いで購入してきました。
リコーダー業界で最もメジャーな楽器はアルトリコーダーなので、アルトの修行をしないといけないところ、楽器収集をさらに続けてしまいました。
で、今日2本の楽器を購入。

それが写真では右の2本です。
並んでいる5本のリコーダーを左から順に言うと、テナーリコーダー、アルトリコーダー、ソプラノリコーダー、そしてソプラニーノリコーダー、クライネソプラニーノリコーダーです。
高い音域にいってしまいました。
特にクライネソプラニーノリコーダーはその音域が半端ではありません。


楽譜にト音記号というのがあります。
あれが1オクターブ高くなった場合、ト音記号の上に「8」って書くんです
(実音(実際に出る音)は記譜(楽譜に書かれた音)より1オクターブ高いです、という記号)
クライネの場合は、その「8」が「15」になるんです。
「15」というのは2オクターブ高いということです。

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【2オクターブが15ってどういうこと?】
まず「オクターブ」について説明します。
「オクターブ」とはドから始めて
ドレミファソラシドと言った場合の、上のドと下のドの幅を表現した言葉です。
(音楽の授業に出てれば一回は習っているはずです)

(※さらに言うと、「振動数比が2:1となる関係」です。
時報において、時間が変わるタイミングでの音(ピッ、ピッ、ピッ、ピ~~ン)は、最初の3音は440ヘルツですが、最後の音(1オクターブ高い音)は880ヘルツとなり、全てラの音です)

一方で、ドとレと言われた場合にこれを「2度」という表現をします(大雑把な説明ですが)。
ドとミだと「3度」、ドとファだと「4度」となります。
さっき定義付けた「オクターブ」は何度になりますでしょうか?
「8度」ですね。
そもそもオクターブという言葉自体が「8番目」を意味するラテン語「octavus」からきています。

「じゃあ同じ音は?」という疑問があるかと思いますが、これは「1度」です。
「0度」でないのがミソです。というか説明に重要になります。

なぜ1オクターブ高いと「8」と書くか、これでお分かりいただけたかと思います。


じゃあ2オクターブの場合はどうなるか? 「16度?」
いやいや、「15度」になるわけです。なぜなら同じ音が「1度」ですから。
というわけで、2オクターブ高い時には「15」と書くわけです。
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クライネソプラニーノリコーダー、こいつは男性には演奏不可能と言われています。
「男女差別するなんてとんでもない」と思いましたが、楽器を買って納得しました。

穴が小さすぎます・・・

全部押さえるのもやっとです。っていうか、自分の手がこんなに大きいと思ったのは初めてです。
私はコントラバス奏者とは思えないくらい手が小さい人間ですが、それでもかなり苦戦しました。
ってことは、やっぱり男性には演奏不可能か・・・。


ソプラニーノリコーダーはクライネを吹いた後には大きく感じます。
それでもかなり小さい楽器です。
ヴィヴァルディのピッコロ協奏曲もソプラニーノリコーダーのような小さなリコーダーのために書かれた曲であるとも言われます。

というわけで、リコーダーがいくつも揃ってきました。
バスリコーダーがあれば、かなりのことが出来そうです。

ヴィヴァルディの曲をバッハの編曲で。。。

2005年04月12日 00時34分36秒 | 音楽
ヴィヴァルディといえば、私が好きなバロックの作曲家です。
「赤毛の司祭」で有名かと思います。
詳しくはこちらのサイトで色々な情報が集められることかと思います。

そんなヴィヴァルディ、私生児や孤児を引き取っている施設で、20歳までの少女たちに音楽を教え、ヴァイオリン、オーボエ、フルート、ファゴットなど各種の楽器を演奏させていたそうです。
しかも相当なレベルだったらしい。何だろう、○木メソッドみたいなものなのかな?
だからヴィヴァルディの書く曲もそういう子供たちが弾くことを考えているようです。
(バイエルみたいに「教則本書くぞ!!」っていう感じではなかったとは思いますが)


ヴィヴァルディの作曲した曲で私の好きな曲でもある、「合奏協奏曲集「調和の霊感」op.3 より第10番 ロ短調 RV.580」は4本のヴァイオリンと1本のチェロ、弦楽合奏のために書かれた曲ですが、それをバッハが編曲してたりします。
それが、「4台のチェンバロのための協奏曲イ短調BWV.1065」

ヴィヴァルディはヴァイオリンの名手なのでそんな感じの曲、バッハはオルガンの名手だったので鍵盤楽器の曲、と勝手に理解しています。どちらも素晴らしい曲で、聞き比べという意味では楽しいです。
バッハはヴィヴァルディの協奏曲を10曲編曲しており、そのうちの6曲がこの「調和の霊感」からです。
弦楽器奏者でよかったと思う瞬間ですね。こういうバロック時代の素晴らしい音楽に触れられるということは。

というコメントを、パガニーニの「24のカプリース」を聴きながら書いてたりして。。。
(これ、こないだの聞き比べに出てきた曲です)

ペトルーシュカ

2005年03月31日 00時37分47秒 | 音楽
いうまでもなく、ストラヴィンスキーの3大バレエの1つです。
私はこの曲が「火の鳥」「春の祭典」より好きです。

曲の冒頭から、何かが始まるような予感をさせるような感じ。
謝肉祭のお祭り風景がまるで目の前で広がるような華麗な音楽。

この曲を聴くと気分が明るくなります。
ストーリーとしては不思議な内容で、かつ明るくなる要素があるわけではないのですが、こういう幻想的なストーリーに支えられた音楽で何かが癒されるのかもしれません。

今も実は聴きながら書いています。
1911年版(4管編成)に基づく演奏ですが、手元にあるスコアは1947年版(3管編成)だったりする・・・。


あまりに好きなので、フランスに行ったときにはわざわざ演奏会を探して出かけたくらいです(というかたまたまやってただけですが)。
その時はオケのコントラバスは全てライオンヘッドでフレンチボウ。ファゴットはバソン。
見た目に感動したのも覚えています。

この曲で効果的に使われているピアノも好きですし、コントラファゴットも面白いです。
一度やってみたいものです。

ストラヴィンスキーといえば、他にも好きな曲がいくつかあるのですが、それはまた別の機会に。

松脂

2005年03月23日 00時03分47秒 | 音楽
音楽ネタ連続投稿。というか今日は更新多めで。

松脂はあまりこだわったことがありません。
というか、弦もこだわったことがない(だめじゃん)。

今使っている松脂は定番中の定番、カールソン(水色のケースでおなじみ・・・といおうと思ったら、最近は紫とかあって、あなどれない)。
夏場は溶けることでおなじみのカールソン。失敗談には事欠かないわけです。
前によくやった失敗は、ケースの中でどろどろに溶けて、変な形に固まって使用不可(しかも数回。学習効果なし)。
あとは、弓についていた松脂が溶けて演奏不可(これは一回だけ。本当にひどい状態になった。すぐに毛換え)。
という失敗を繰り返しつつも、意外に無難にことが運んでいることが多く、さらにもうかなりの年数これを使っていて、かえるタイミングを逸しているところもあります。
実はもう10年これを使っています。

小学生でコントラバスを始めた時に使っていたのは「ピラストロ」。
でも当時は粉っぽい松脂が嫌いだったので、かえました。
今使ったらまた感想が変わるかな?


チェロは最近始めたということもあり、いくつか使っています。
今使っているのはアレルギーフリーの松脂「クラリティ」。透明の松脂です。
これも可も無く不可もなくで使っている感じです。

コントラバスの松脂でこの間サルコーを使ってみましたが、どうやらまだ弓にはカールソンがたっぷり残っていたらしく、やや変な音になりました。
毛換えしたらもう一回試してみようかと思います。


友人がホームページで「ベルナーデル」をすすめています。
さらさら系の松脂と聞いています。
そういえば、昔ゲリー・カー氏も使っていたと聞くし、一回使ってみようかな?

あとは某弓屋さんからすすめられた「アルシェ」
やや高いのでまだ手を出していませんが、これもそのうち。


実験したい松脂が多い。でもとりあえずまずはジャーマン、フレンチ両方の弓の毛換えが先だな。
毛換えしてから考えよっと。

音楽家の手も“こわれもの”

2005年03月22日 22時46分04秒 | 音楽
読売オンラインの「医療と介護」というページにこんな記事が・・・
「音楽家の手も“こわれもの”」

確かに体を酷使する楽器演奏はあちこちが痛くなります。
特に変な体勢で演奏するとよりひどくなります。

かくいう私も時々体の節々がいたくなります(単なる運動不足とのうわさも・・・)
座奏をあまりやらないので、立奏が多く、足にくることが多いので、つとめてストレッチを行うようにしています。

というわけで、体に気をつけて楽器演奏を楽しみましょう。