Le contrebassiste

コントラバス奏者ちんの日常。
趣味の音楽、フランス語、興味関心などを書き散らしています。

「Mr.インクレディブル」&「僕の彼女を紹介します」

2004年12月18日 02時06分34秒 | 映画
ブログの時間は微妙にいじっています。

木曜日と金曜日は立て続けに映画を観ました。
見たのは、「Mr.インクレディブル」「僕の彼女を紹介します」。2本の映画は最近の興行成績では2位と3位に位置する映画だそうです。
1位の映画を見に行かない理由は特にありません。そのうち見に行きます。


「Mr.インクレディブル」は立川の「CINEMA TWO」で見ました。
この映画を見に行ったのは、純粋に最近広告をよく見かけていて気になっていたからです。
字幕版を見ましたが、なぜか1200円で見ることが出来ました。何かあったのでしょうかね?

私は非常に楽しく見ることが出来ました。
映像にあまり違和感を感じませんでした。「ファインディング・ニモ」もそうですが、実に精巧なつくりになっていて、それだけで嬉しくなりました。
個人的にはお母さんがかわいらしく、また主人公であるお父さんがいい味を出しているという感想です。
ストーリーはエンディングに向かうまでハラハラドキドキしつつ、ユーモラスでちょっとほろっとする、そんな要素を兼ね備えた映画でした。
この映画は吹き替え版で三浦友和、黒木瞳、綾瀬はるか、宮迫博之などが声の出演をしていて、そちらも興味があるので、もしかしたらもう一回見に行くかも。


「僕の彼女を紹介します」は、「猟奇的な彼女」を見て以来、チョン・ジヒョン(전지현)が気になっていたというところから、見ることにしました。
品川プリンスシネマのプレミアムシートで2500円しました。席がふかふかでリラックスできます。
カップルしかいません。一人身で行くのは危険です(自爆)。

ストーリーを全く知らず、ただ単にその日の思いつきで見ることにしてしまったため、何の予備知識もなくみに行きましたが、楽しめました。
この映画のタイトル「僕の彼女を紹介します」って、もうちょっといい名前は無かったのかなと思っていたのですが、直訳なんですね(내 여자친구를 소개합니다)。最初にタイトルが出た時になるほどと思いました。

チョン・ジヒョンといえば、私の中では「猟奇的な彼女」のイメージですが、「僕の彼女を紹介します」もちょっとそのテイストが入っていたような気がします。
チョン・ジヒョン演ずる女性警官の思い込みの激しさ、気の強さ、そして正義感の強さ、そしてチャン・ヒョクが演じる高校教師の真面目さ。このギャップがいい感じに出ています。

最初はどんなストーリー展開をするのかと思いますが、見ていくとなるほどねと思う内容です。
途中2回、3回と山場がやってきて、そのたびにドキドキします。
エンディングは私はやや物足りなかったのですが、でもこれは見てみないとわからないと思います。基本的にはすごく面白かったという感想が残りましたが、それはチョン・ジヒョンが好きで、韓国映画が好きでとか、そういう諸々の要素があった結果かもしれないので、好き嫌いはわかれるのかもしれません。

最初チョン・ジヒョン演ずる女性警官ヨ・ギョンジンがピアノを弾くシーンがあり、エリック・サティの「ジムノペディ第1番」を弾いているのですが、明らかに調が原曲と違うんです。
「あれっ?」と思いましたが、それには重要な秘密があったようです。それは見てからのお楽しみ。

유미がボブ・ディランの曲「knocking on heaven's door」を歌っていて印象深いのですが、それとは別に、非常に盛り上がるシーンでX JAPANの「TEARS」が使われていたのにはビックリしました。
そのシーンは結構ぐっと来ます。

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あと、ややマニアックな感想としては、ヨ・ギョンジンがよくいう台詞、「알았지?(アラッチ:わかった?)」という言葉は、非常にかわいらしく響いてきました。これ、そういえば「猟奇的な彼女」でも言ってたような気がしますが、気のせい?
この言葉は冬ソナでもユジンの名台詞の一部分で取り上げられています


というわけで、ところによりもしかしたら好き嫌いがわかれるかもしれない2本の映画ではありますが、両方ともにお勧めしておきたいと思います。