菜の花畑の向こうに、春霞に少しぼやけて見えているのは前橋の街です。赤城山の山麓台地の上にある富士見町時沢で見っけた風景です。
山麓台地の道でネオンライム号のペダルを踏んでいたら、菜の花畑に出会ったんです。ひょいと止まって眺めてたら、花の向こうに街が見えていたんです。はるかな下の世界です。昨日は山麓台地を走ってたんです。
朝食後の一仕事を終えて、運動に出ようとしたらCOCOの姿が見えないんです。探したら食堂のガラス戸際で庭を眺めていました。「ちょいといってくらぁ」って声かけたんですけど、振り向いてくれませんでした。
大胡県道を東へ、桃ノ木川もしっかり春めいてくれていました。上泉の集落の屋根の向こうには赤城山の姿がありました。すごく良い天気、楽しく大胡町まで走りました。
大胡町からの戻り道、茂木町のペッシェミニョンに寄って焼き菓子を買いました。たまにはお菓子のある風景をご覧いただきます。
それから、山麓台地の上り下りの繰り返しの道を西へ走って富士見町時沢まで走りました。小坂子町あたりかな、鍋割と荒山がぺしゃんこに見えていました。時沢では、友人を訪ねました。顔が見たかっただけです。「まだ生きてんのかよ」「なにこく、お前も死にぞこないなくせに…」、荒れた庭に枝垂桜が咲いていました。
そいで、前橋の街を下に眺めながら、山麓台地を下って帰ってきたんです。前橋の街です。私が生まれ育ったまちの今の姿なんだいねって思いました。
山麓台地を下って、北代田町の観音橋へ、桃ノ木川の下小出町の岸の桜が咲いたかなって見に寄ったんです。まだほんのちらほら、大好きな花のトンネルはできていませんでした。
街へ戻って青井食堂を覗いたら、昼食のお客さまで忙し状態、迷惑ジジイは家に戻ってうどんを茹でて食べました。汁は温かな納豆汁です。そして昼食休憩、でも昨日はCOCOが膝に乗りに来なかったんです。それで、美登利会の受付や会場で使う物品を揃えて点検する作業ができました。
作業を終えて二階の家事室へ行くと、COCOが作業卓の上で私のカーディガンを下敷きにしていました。「おい、それオレのカーディガンだぜ」、＜それがどうした…＞、「スコッチハウスのいいやつだぜ…」、＜スコッチだってアイリッシュだってかまやしないじゃん…＞、「降りないのか？」、＜ほっといてくれ！＞。
仕方ないので、午後の散歩に出ました。中央前橋駅の近くの道には、散った柳の雄花の花穂が風に吹き寄せられて積もっていました。
そういえば、3月から時々見慣れない車両が走っているのが気になっていたのですが、4月2日から中央前橋～西桐生間を通常運行しているそうなんです。「800形」という二両編成の車両です。東京メトロを走っていた車両を改良したものらしく、現在はまだ１編成ですが、順次この車両になるらしいです。
夕食のおかずは、釣り名人からいただいたウッカリカサゴの昆布締め、そして湯引きの酢味噌添えです。昆布締めは柚子ポン酢と柚子唐辛子でいただきました。湯引きには、これもいただきものの葉ネギを茹でて一緒してもらいました。ウッカリカサゴ、すごくおいしかったです。
煮物は長芋と牛肉とアブラナのつぼみです。汁は、トマトとシメジとアブラナの卵とじにしました。
昨日も一人飯でした。ユキ子さんは同じメニューを器に詰めておかあさんと一緒に食べに運んで行きました。「お魚おいしかった、義母さんも残さず食べたよ」だってさ。
そうそう、チカメキントキの頭の半分が残っていたので塩焼きにして私がいただきました。カマのムナビレの付け根のところからきれいな骨が採れました。チカメキントキのチカメキントキです。
今日はNiiSへトレーニングへ行ってきます。
ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。
1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に舞踊公演を開いてまいりまして、今年の公演で８０回を迎えることとなりました。記念すべき会ですので、長唄を今藤政貴さん、杵屋栄八郎さんに、お囃子は堅田新十郎さんにお願いし、生演奏で踊らせていただきます。第80回美登利会公演は4月7日、昌賢学園まえばしホール(市民文化会館)大ホールで開催いたします。会員一同、公演に向け稽古に励んでおりますので、宜しくお願い申し上げます。
《最近の美登利会と吉駒リサイタルの舞台をご覧になりたい方は…》
第79回美登利会と第4回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧ください。
第78回美登利会と第3回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい。
第77回美登利会と第2回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい。
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルはこちらでご覧下さい。
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧下さい
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