猫のCOCOとヒゲじいさんのなっからさくい生活

なっからさくいは「めっちゃ気軽な」って感じ、ちっとんばいデブなシャム系猫といい歳こいたじいさんの自楽な生活記録です

自愛生活から普通の生活へ戻したら、宮古島産のヨコシマクロダイで素敵な夕食が作れました

2024-08-16 08:01:29 | なっからさくい生活

昨日、NiiSでのトレーニングからの帰り道、岩神町の養田鮮魚店に寄ったら鮮魚ケーズの中が沖縄になっていました。この赤い魚は宮古島産のヒメフエダイ、宮古では「ウルヌハ」沖縄本島では「ミミジャー」って呼ばれている魚です。 

     
養田鮮魚店では前橋の市場や鮮魚問屋から仕入れるほかに、各地の漁業協同組合から直接仕入れています。昨日は、沖縄の宮古島の漁協から航空便で取り寄せた魚が並んでいたんです。これは、ヨコシマクロダイ、宮古島では「タイミ」沖縄本島では「ダルマー」って呼んでるそうです。食べたことのない魚です。「おいしいですよ」って進められて半身もらいました。

     
フエダイ、この魚は伊豆半島以南の岩礁に生息しているそうです、宮古では「アカンチャ」、沖縄本島では「イナクー」だそうです。ハチビキ、本州以南のの太平洋岸にもいる魚だそうです、沖縄本島では「チョウチンマチ」だそうです。沖縄に行ったときは向こうの呼び名で注文すると「通」と認めてもらえるかもしれません。でも、間違っても「チョウチンモチ」などといわないでね…。

     
ヨコシマクロダイの三枚におろして皮を引いた身です。真っ白、本州で獲れるクロダイの身に見られる血合いはありません。本州のクロダイははタイ科クロダイ属の魚、ヨコシマクロダイはフエフキダイ科ヨコシマクロダイ亜科ヨコシマクロダイ属に分類される魚で、分類系統の異なる魚のようです。

     
せっかくの沖縄の魚なので大事な皿を使うことにしました。壼屋焼の金城敏男さんの双魚図の大皿です。新タマネギ、レタス、青シソを敷き込んだ上にヨコシマクロダイを薄く切った切り身を載せて、軽く塩コショウ、そしてオリーブオイルを振りかけてしばらく冷蔵庫で休ませます。

    
それに、トマトとミョウガと青シソの芽をトッピングしてレモン果汁を振りかけて、ヨコシマフエダイのカルバッチョが出来上がりました。昨日から自愛生活をおしまいにして普通の暮らしに戻しましたら、とたんに夕食が豪華になりました。真っ白な身で見た目は単調ですけど、食べてみるとしっかりした旨味がありました。おいしくいただけました。

     
それと、ゴーヤのパスタです。麺は富士見町原郷の石田製麺のホウレンソウ入り生パスタ、前橋産のゴーヤ、エリンギ、タマネギをアンチョビで味付けしました。ゴーヤとアンチョビすごく相性がよろしいです。石田製麺のモチモチの生パスタもご機嫌です。普通の生活の初日の夕食は、沖縄風イタメシと相成りました。

 <ヒゲにはさ、普通の生活と自愛生活の違いなんてありゃしないんさね。どっちにしろ、ヒゲは自分が食いてえもん作って喰ってるだけなんだいね。あんじゃあないんさ…>と、毎日同じものしか食べないCOCOが申しております。

 

 かく言うCOCOは私よかあんじゃあないんです。私が朝の雑用をしている間、階段の手すりの支柱に寄りかかってうとうとしてんです。とにかくなんかに引っ付いてるのが好きなネコなんです。

 10時過ぎ、私がNiiSへトレーニングに行くときには、私のベットの上でゴロンとなって昼寝です。何がどうあれ、昼間は寝て暮らしているんです。何の用もないのがネコの暮らしです。

 

     
広瀬川沿いの遊歩道を走っていると、桜やケヤキの葉が枯れてたくさん散り落ちています。暑さでやられてしまった葉が枯れ落ちてきているんです。特にケヤキと桜がひどいです。昨日は少し遠回り、大渡橋を渡って行きました。出るときは曇っていたのですが、橋を渡るころからキツイ日差しが届くようになりました。

     
上越線の線路端の道を走っていたら下りの電車とすれ違いました。昼間の運転本数は1時間に4本ほどですからすれ違えてラッキーなんです。線路端の草むらにはヒルガオの花がいっぱいでした。

     
ヒルガオは古くからこの島国に自生していたらしいです。万葉集にも「容花(かおばな)」という名で登場しています。「容」は美しいという意味の語です。

  美夜自呂(みやじろ)の すかへに立てる かほが花
           な咲き出(い)でそね こめて偲(しの)はむ

巻14に収められている作者不詳の歌です。訳しちゃうと、「美夜自呂ってとこの砂地に生えているヒルガオのはなみてえにさ、お前は目立つんじゃあねえよ、オレがさ密かに思いを寄せてんだからさ…」ってなことらしいです。思いを寄せたくなる美しい花です。

 

 

     
広瀬川の水路の石積みにもタカサゴユリが咲いていました。なんか、ここだけは涼しく感じちゃいました。昨日の前橋の最高気温は35.3℃、猛暑日でした。

 家に帰って着替えとシャワーのために二階にあがると、COCOは私のベットの下で昼寝してました。ちょいと顔上げて、<おかえり…>だって。

     
すこし休息してから昼食を作りました。冷たい納豆うどん、ワカメと万能ねぎに一緒してもらいました。食べ終わって歯を洗うために二階にあがると、COCOは私のベットの下でしたが、さっきと少し場所を変えていました。<うっせ~な…>、だって。

 

     4時過ぎ、おやつの時間になると二階から降りてきました。ユキ子さんからおやつをもらうと、その後は居間の桃の箱に納まって、あごを箱の縁に載せて、夕食待ちをしていました。COCOの夕食時間の少し前から私は自分の夕食の支度をしました。そして、宮古島産のヨコブエフエダイと前橋産の野菜のおかげで、素敵な夕食にありつけたんです。
まあ、こんなして普通の生活に戻りました。運動して、おいしいもん作って食べて、前橋の街の風景眺めて暮らします。今日は台風が接近するって、前橋では、この記事を仕上げている8時前から雨が降り始めました。

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。           

1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。そして、7月24日には浴衣ざらい(会場:昌賢学園前橋ホール)を開催いたします。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、あい変わりませず宜しくお願い申し上げます。

《最近の美登利会と吉駒リサイタルの舞台をご覧になりたい方は…》
第79回美登利会と第4回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧ください

第78回美登利会と第3回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
第77回美登利会と第2回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルはこちらでご覧下さい
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧下さい


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