ここあコテージⅡ

鳥撮り、ガーデニング、手作りした物などを紹介します。

ワシとカモの攻防戦(雰囲気だけですが)

2022-12-07 05:53:34 | 

続きです。

津軽富士見湖の遠い中州には、この日、

オナガガモたち、白鳥たちと共に、なんとオジロワシが1羽!!

 

昨日掲載した写真です。

随分のどかな風景に見えます。

どうして、このオジロワシはおとなしいのだろう?

満腹で餌を食べたくないのだろうか??

 

そんな事を考えながら見ていたら、

いきなりカモたちがサーッと動き出しました。

 

えっ?

と思っているうちに、辺りは騒然となりました。

 

カモたちは左へ、右へと移動して、落ち着きません。

いきなりオジロワシが動き出したようです。

 

オジロワシは上空を何度も旋回しては、

中州と湖の間を巡り続けます。

白鳥たちはカモの仲間ですが、さすがに大き過ぎるので、

オジロワシの標的にはならないことを知っていてか、

キョロキョロはするものの、飛んだりしません。

 

 

このオジロワシは、どうやら若鳥のようです。

まだ尾がきれいな白になっておらず、尾の先端が黒いです。

若鳥のせいか、狩りはまだ完璧ではないようで、

たった1羽のカモをしとめるのにも時間がかかります。

 

 

 

 

 

 

 

一方、標的のオナガガモですが、

潜水ガモではないのに、まるで潜水ガモのように

狙われるたびに、水中に潜るのですが、限界があるようで、

オジロワシの執拗な迫りに対して、

精も根も尽きた感じになりました。

 

 

 

 

そして、ついにオジロワシの足に捕まえられてしまいました。

 

 

そして、中州に持ち帰り、食事し始めました。

その様子に気づいたカラスが1羽寄って来て、

あわよくば横取りを狙っていたようですが、

せっかくしとめた餌を渡すものか!とばかりに、

オジロワシは対岸の陸地へ消えてしまいました。

 

何しろ遠い中州、雰囲気だけでもわかって頂けたでしょうか?

この湖には、毎年少なくとも3,4羽のオジロワシが来ます。

今年はまだ1羽。これからどんどん増えます。

他にもトビが多くいるので、カモたちは警戒を怠りません。

はじめは平和に見えた湖が、瞬時にして変わるのだから、

自然界の厳しさを体感しました。

毎年冬にはよくこんな光景を目にします。

 

こちらは2017年頃に撮影した成鳥のオジロワシ

やはり尾羽の白さが違いますね。

 

 

こちらは数年前に遭遇したオジロワシ。

遠くから見るといつものんびりに見えるのですが、

近くで見ると、なかなか凜々しく見えます。

 

***

 

昨日、お待ちかねのご飯のお供用の商品が届きました。

これは先日灯油タンクを新設したので、その特典でゲットしました。

「なめたけ」など3種類のご飯のお供で、

普通の「なめたけ」と違い、少し高い商品です。

喜んで開封して、瓶の裏を見たら、

「PH調整剤」「酸化防止剤」などの添加物だらけ。

カタログの説明欄には

「化学調味料を使用していない」とあったので、

きっと添加物は極力使わないメーカーかと思い込みました。

我が家はなるべく添加物が入らない商品を食べたいので、

必ず裏の表示は見るのですが、通販となると、

やはり情報が少ないのが残念ですね。

届いた喜びでテンションが上がったのが、

急激に下がってしまいました。(><)

せっかく頂いたので食べますが、残念でした。

添加物を気にしない方には、そのくらいのことで、

と思われそうですが、食べたものはそのまま体に入りますから、

それが長年だと、決して良くないですからね。

どんなカタログにも正直に全部表示してほしいものですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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4 コメント

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Unknown (ソングバード)
2022-12-07 07:02:59
おはようございます。
オジロワシの狩り、ダイナミックですね。
オナガガモには可愛そうかもしれませんが、これも自然界の営みの一つですね。
これだけ大きな猛禽類はこちらでは見ることが出来ませんが、さすがに白鳥は獲物としては大きすぎるようですね。
こちらではオオタカがコサギを襲うことがありますよ。
雄大な湖シリーズ、楽しく拝見させていただきました。
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ソングバードさんへ (ここあ)
2022-12-07 08:45:10
ソングバードさん、おはようございます。
いつもコメントをありがとうございます。
弱肉強食の世界ですし、生態系維持の為とはわかっていても、やはりこんな場面を見ると、
ちょっと複雑な気持ちになりますよね。息をのみながら、時には「逃げてー」とか「あー、良かったー」なんて、
人がいないのをいいことに、しゃべりながら撮っていましたよ。笑
オジロワシもこうして狩りを覚えていくんですね。一つの場面から、いろんな事を考えてしまいました。
オオタカがコサギを襲うのですか!それはまた随分
大胆ですね。それを足で運ぶには大変そうですね。
その場でなんとかさばいて食べるのでしょうか??
自然界の厳しさですね。
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Unknown (ロメオ)
2022-12-07 08:56:09
おはようございます。
凄い場面を目撃して撮影されましたね。
このお写真だけでも、臨場感たっぷりです。
大砲レンズがあれば、決定的瞬間が間近に写ったのでしょうか。
オオタカが鳩の群に切り込む場面は時々見かけますが
雁が成功した瞬間はまだ見たことがありません。

6年ほど前、ハクチョウを観に内陸の池にプチ遠征した時、
カモをさばいているオオタカを観たのを思い出しました。
すでに狩りは終わっていましたが、野生の猛禽類の迫力をじかに感じた体験でした。
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ロメオさんへ (ここあ)
2022-12-07 10:57:43
ロメオさん、こんにちは。
いつもコメントをありがとうございます。
この写真では小さくて、現場の激しさとかはなかなか撮れませんでしたが、
少しだけでもその雰囲気が出ていたら嬉しく思います。ありがとうございます。^^
中州に野鳥が集まることが多くて、やはり彼らには人間との安全な距離を保ちたい表れでしょうね。
そんな中州も、猛禽が相手だと危険な所ではあって、一瞬も気が抜けないのですが、
あの平和な一瞬は、もしかするとオジロワシの作戦だったかも知れませんね。
これからも、ここではカモや雁たちと猛禽との戦いがたくさん繰り広げられそうです。
見ていられない場面でしたが、これもまた自然の摂理と割り切らないと思い、ドキドキしながら撮りました。
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