ここあコテージⅡ

鳥撮り、ガーデニング、手作りした物などを紹介します。

オシドリのオスの変化(エクリプス?若鳥?)

2023-06-29 05:59:07 | 

いきなりですが、オシドリの成鳥・オス

(昨年5月撮影・弘前公園にて)です。

1年の中で一番美しい時期のオスの姿です。

カモの中でも一番美しいとされるオシドリのオス。

顔の横のひげ?や、銀杏のような尾羽、

 

カラフルな全身など、とにかく美しいの一言です。

まるで置物のようですよね。

オスの嘴は少しピンクがかっています。

繁殖期にしか見られないオスの美しさですが、

繁殖期を過ぎると、徐々に換羽していきます。

 

***

 

今回、弘前公園の池にオシドリ・オスが数羽いました。

ここで悩ましいのが、換羽した(エクリプス)オスなのか、

それとも、若鳥なのかの識別です。

 

 

 

この子は換羽が少し始まったように見える成鳥のオス。

銀杏のような尾羽はすでになくなりました。

顔のひげはまだ立派ですね。

でも、顔が少しくすんだような色をしています。

 

 

この時期のオスでもメスを伴って行動していました。

まだ繁殖の可能性があるということですね。

左にいるのがメスですが、嘴は黒く、全身地味です。

 

 

こちらのオスは別個体で、この子も美しさのピークは過ぎたように見えます。

この子もメスと一緒に行動していました。

まだモテモテのようですよ。

 

 

こちらはどうでしょう。メスに近い地味なオスたち。

嘴の色がピンクっぽいのは残るので、メスとの違いがわかります。

最初、この子たちは換羽してしまったエクリプスなのかと思いましたが、

でも、もしかすると若鳥なのかもしれないと思いました。

 

 

若鳥の特徴は、胸や脇の白斑とのことですが、

それではわかりにくいですね。

一緒にいるのは同じ頃に生まれた兄弟なのでしょうか。

 

 

この子も若鳥なのかもしれませんね。

 

弘前公園ばかりではなく、県内のあちこちの池で繁殖していますが、

やはり人慣れしているのはここのオシドリならではです。

 

毎年繁殖しているなら、カルガモたちのように、

もっとたくさんのオシドリたちがいるはずですが、

10羽以上は見た事がないので不思議です。

 

 

***

 

今日は27℃予報です。少しは過ごしやすいでしょうか。

今朝もどんよりとして、冴えない朝を迎えています。

週の後半、バテないようにしなくては。

皆様もご自愛下さいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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2 コメント

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Unknown (ロメオ)
2023-06-30 08:49:50
おはようございます。
オシドリの雄、エクリプスへの変遷をご覧になれるのは、北国の特権ですね。
メスのような外見ですが、クチバシのピンク色で区別できるのですね。
都内にお住いの、鳥類画家の方の近所に居残りのオシドリ♂がいるそうです。
観察していると、ほんの数日で繁殖羽の美しさが衰えていくとか。
その速さに驚いていらっしゃいました。
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ロメオさんへ (ここあ)
2023-06-30 09:20:29
ロメオさん、こんにちは。
いつもコメントをありがとうございます。
そうです、北国ならでは特権ですね。カモ類で変化が見られるのはオシドリとマガモです。
オシドリは特に顕著に変わるので面白いですよね。
数日で美しさが衰えて行くのですか!ほんの数日の美のピークのうちに、オスは婚活して、
なんとか相手と繁殖しなくてはならないのですね。オスは大変ですね。
不思議な事に、弘前公園ではまだ一度もオシドリの雛を見た事がありません。メスもこの時期あまり見ないので、
きっとどこかの茂みに隠れて子育て中かもしれませんね。ここで雛をみたいものです。
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