弘前公園は、日本一の桜で全国的に有名ですが、
コロナ禍で閉鎖されていました。
5月の半ばにようやく木製の大きな門が開けられ、
一般に開放されることになりました。
数週間前の土曜日でしたが、きっと市民や公園を愛する人たちが、
たくさん来ているのかなと思っていたら、
案外少なくて、広い公園なので、安心して散策できました。
まばらに歩く人々。
時折、ジョギングする中高年の男性方、
マスクせずに走るので、ちょっと気になりました。
やはり吐く息の音が聞こえるんですよね。
園内をマスクしている人が非常に少なかったのです。
きっと人が近くにいないこともあって、
安心しているからなんでしょうけどね。
園内はすっかり葉桜となり、新緑が美しく、
青いもみじが涼しげでした。
この日、弘前市は確か25℃前後で暑かったです。
この堀にはカルガモが1羽だけ。
あんなにたくさんいたカルガモやオシドリたちは
ほとんど居ませんでしたが、どこに行ってしまったのかな?
(以前書いたように、カイツブリの巣は無くなっていました。
ただ、その後の報告だと、新たに巣があるようですが、
園内のどこの堀かは今のところ不明です。)
本丸(天守)へ続く橋。
向こうには重機が見えます。
ズーム!
石垣修復のため、毎日のように作業されています。
10年ほどかかるとか。ご苦労様です。
石垣の工事がよく見える場所は、コロナ拡大防止の為、
立ち入り禁止になってしまいました。
ハート型に見える桜の枝。
春には、桜の花でピンクになり、
秋には紅葉で赤くなります。
園内は本丸と植物園は有料なので、
今回は入りませんでしたが、
園内のシャクヤクがキレイに咲いていました。
黄色とオレンジの混じり合ったような
キレイなシャクヤク。
鮮やかな濃いピンクのシャクヤク。
こちらは薄い黄色です。いかにもシャクヤクらしい花。
この他にも数種類のシャクヤクがあり、
いい香りが漂っていました。
園内には、自生する植物もたくさんあります。
桜、モミジ、水芭蕉、スイレン、ハス、フジ、ツツジ
椿各種、野草など。
(有料の植物園には和洋の植物がたくさん植わっています。
バラ、樹木各種、和風庭園もあります。)
見つけた野草たち。
↓
オドリコソウ。
いつも見る野原のヒメオドリコソウとは少し違う風情。
コウリンタンポポ
ハイキンポウゲ
公園の桜の木の隙間から岩木山を望む
弘前公園は、いろんな鳥が来るのですが、
この日は暑かったせいか、あまり会えず残念でした。
会えたのは、3箇所の池にいたバンたち。
足がスゴイ頑丈そうですよね。
嘴と足でコーディネートしてますよ。
スズメの群れの中に1羽の幼鳥。
かわいいです!
暗い所にいたのはキビタキの雄。
一際キレイな声でさえずっていましたよ。
今年はホントにキビタキが多い気がしています。
そして、ふいに現れたカワセミ・・・
証拠写真にしか過ぎませんが、
2羽のうちの1羽ですが、拡大したら雄でした。
この日のカワセミ君もなかなか止まってくれず、
この1枚だけでしたよ。(><)
公園の一部を歩いただけで、足も疲れました。
雑木林のベンチに腰掛けようとしたら、
メタセコイアの実?のようなものが落ちていて、
いい雰囲気にパチリ!
そんなわけで、大好きな公園で過ごせて嬉しい一日でした。
弘前公園は幼い頃から通っていたので、
私にとっては「お庭」のようなものです。
来年の桜は、この目でしっかりと見たいです。
岩木山もだいぶ雪が無くなりましたね~。
園内のお堀にカワセミがいるのですか@@
ここ二十年ほど、カワセミを見たこと無いです。
珍しいですね。来年はぜひ桜を見に行けるといいなぁ。
でも、またコロナが次々と流行るかもしれないし…
いつもコメントをありがとうございます。
弘前公園を久しぶりに散策して、美味しい空気もたくさん吸って、気分転換になりましたよ。新緑がキレイで、人も意外と少なくて、伸び伸び、ゆっくりと歩けました。
カワセミは、ここには結構来るようです。本来ならばハス池に現れ、ハスのつぼみのてっぺんにカワセミが止まっているのを、カメラマンさんたちが撮るのですが、数年前にハスが全滅してしまい、今はわずかに残るだけです。今回は別の堀にカワセミが来てくれました。2羽いたので番かと思いました。
来年こそ、何の不安もなく日本一の桜を見たいですね。