ここあコテージⅡ

鳥撮り、ガーデニング、手作りした物などを紹介します。

初見・初撮りのエゾビタキ幼鳥

2023-09-23 06:00:58 | 

昨日の朝9時頃に畑に行って来ました。

午前9時に気温を気にせずに畑に行けるなんて、

約3ヶ月ぶりかもしれません。

朝の気温18℃、日中の最高気温24℃。

午前9時は22℃前後でした。

 

畑の作業後、30分くらい時間をもらい、周辺を散策。

散策自体が数ヶ月ぶりでした。

 

畑近くの矮化栽培のりんごの木にも、りんごが生っていました。

今は黄色いりんごのようですが、これから色づくかもしれません。

 

 

近くでは複数の小鳥の声が久しぶりに聞こえてきました。

チチチ、チチチ、これはホオジロ系かな。

ジュリ、ジュリ、これは間違いなくエナガたち。

その他、聞き分けられない声がいくつか聞こえました。

 

そんな時、サーッと飛んで来たのは、一見コサメビタキ。

あら、まだ去っていなかったんだねえ。良かった。

 

あれれ?

この子のお腹の濃い灰色の斑点、コサメちゃんではない!

では、この子は誰?

考えられるのは、サメビタキかエゾビタキか。

 

 

実はコサメビタキしか実際に見た事がないんです。

図鑑の中のサメビタキとエゾビタキ、

すぐには判断できず、とりあえずできるだけ多く撮影して、

家でじっくりと判定する事にしました。

 

 

おや?嘴を見ると、この子は幼鳥かもしれませんね。

そして、横の羽にあるはっきり白い模様も判断の一つかも。

 

 

 

 

 

 

あら、何か見つけたのですか?

 

 

虫でもいたのかな。食べられましたか?

白いアイリングはくっきり、はっきりですね。

 

 

満足そうなお顔ですね。

 

エゾビタキは、成鳥と幼鳥では、幼鳥の方が胸の斑点と

羽の白い模様が濃いのだそうです。

そして、下の嘴は成鳥では黒ですが、

幼鳥では基部が少しオレンジ色になっているようです。

 

サメビタキの胸の模様はもっと薄く、

アイリングはもっと白い部分が大きいようです。

 

これらの事から、この子はエゾビタキで、

幼鳥ではないかと判断しました。

もし違っていたら教えて下さいね。

 

いずれにせよ、今までコサメビタキにしか会えなかったので、

この出会いはかなり嬉しかったです。

 

エゾビタキは、北海道と東北北部で繁殖をしていると図鑑にありました。

ここに幼鳥がいてもおかしくないという事ですね。

 

それにしても、どうして今までエゾビタキに会えなかったのか、

不思議で仕方がありませんでした。

県内でも報告はそう多いとは言えません。

個体数はコサメよりもずっと少ない気がしますよね。

 

 

 

車の後部座席から、カラッとした秋風に吹かれつつ、

田んぼの風景を撮りました。

雲は秋っぽくないですが、吹く風はさわやかでした。

田んぼも稲刈りが進み、すでに刈り取られた田んぼには、

新芽が生えていて、まるで田植えの頃の田んぼにも見えます。

ダイサギが刈り終えた田んぼにたくさんいましたよ。

 

 

おはぎのおいしい季節になりました。

早速、昨日買って食べました。^^