【蝶にあいたい/野鳥にあいたい】暖蝶寒鳥

横浜より、近郊の野山で出会った蝶や野鳥を写真で紹介。

[133] オオムラサキ(高尾山)

2009年08月16日 |  蝶>タテハチョウ科
高尾山へのミニ遠征(その1)

AkakokkoさんFさんから嬉しいお誘いをいただきました。目的地は高尾山(2回目)。楽しいミニ遠征になりました^^*)。(←大変お世話になりました)

11:00ころ現地に到着。いきなり、いました。コナラの幹にとまって、樹液を吸っていました。なかなか開翅しないなぁ~と思っていたら、飛び立って、すぐ近くの草に停まって開翅! 至近距離からコンデジで撮りました。皆でカメラを向けましたが、暫らくの間、モデルになってくれました。擦れた個体でしたが、この時期ですから仕方ありませんね。


(a)オオムラサキ♂(2009-08-15 高尾山)コンデジで撮影。


(b)オオムラサキ♂(2009-08-15 高尾山)これは300mmで。



Akakokkoさんの知っている別のポイントに移動。
ここは、木が小さいので、いてもクワガタ程度とのことでしたが、いました。しかも、比較的擦れの少ない♀の個体です。
(c)オオムラサキ(2009-08-15 高尾山)



開翅するのをひたすら待ちました。スズメバチがやってきて、翅を動かしました。今だ、と思ってカメラを構えます。シャッターを切りましたが、ピンが甘い。でも、♀の初開翅に満足。♂のような鮮やかさはありませんが、この渋みのある色合いは嫌いではありません。
 この写真を見ていて気がつきました。オオムラサキの♀の表翅の斑紋の色は、外周側が黄色、根元に近いほうが白ですが、この写真の個体では全部白(または、黄色が薄い)ように見えます。光線の関係でしょうか?
 どうやらこの答えは、写真(a)と(b)にありました。(a)と(b)は同一個体ですが、(a)の斑紋は白と黄にみえますが、(b)では全て白くみえます。→ 見る角度によって違ってみえるのでしょう。Akakokkoさんの激Macroの写真の中に更なる真実が見えるかもしれません。

(d)オオムラサキ(2009-08-15 高尾山)



開翅はほんの一瞬で、この後飛び去りました。今度はブレました(^^;)
(e)オオムラサキ(2009-08-15 高尾山)



この日の、確認個体数は5でした。今年はこれで見納めです。