【蝶にあいたい/野鳥にあいたい】暖蝶寒鳥

横浜より、近郊の野山で出会った蝶や野鳥を写真で紹介。

[221] アゲハチョウ(逗子市)

2009年10月16日 |  蝶>アゲハチョウ科
普通のアゲハチョウですが、とても小さな個体でした。

花に停まるまで、何が飛んでいるのか判りませんでした。
花の大きさや茎の太さと比べてイメージしてください。ツマグロヒョウモン程度の大きさだったと思います。小さいこと以外には、特に異常はないようです。

(a)アゲハチョウ(2009-10-10 逗子市小坪大崎公園)



(b)アゲハチョウ(2009-10-10 逗子市小坪大崎公園)



この日は、ウラナミシジミ、ツマグロヒョウモン、キタテハのほか、ゴマダラやアサギマダラなども見かけましたが、一番の蝶果はこれです。

[190] カラスアゲハ(舞岡)

2009年09月17日 |  蝶>アゲハチョウ科
2009-09-13 舞岡(その2)

先週、ミヤマカラスアゲハを撮影したクサギのポイントで張り込みです。
モンキアゲハと、カラスアゲハが頻繁にやってきました。
ナガサキアゲハも時々やってきましたが、停まることなく行ってしまいました。

近くのヤブガラシにも、カラスアゲハとアオスジアゲハが来ていました。

飽きることなく、時間が流れていきます。この日の張り込みも2時間。
結局、ミヤマカラスアゲハは現れませんでした。


(a)カラスアゲハ(2009-09-13 舞岡)



(b)カラスアゲハ(2009-09-13 舞岡)



<続く>

[189] クロアゲハ(舞岡)

2009年09月17日 |  蝶>アゲハチョウ科
2009-09-13 舞岡(その1)

みかんの木?のある場所に立ち寄ってみると、クロアゲハが産卵中でした。木の回りをゆっくり旋回、一瞬停まって産卵、少し移動して産卵の繰り返しでした。
ピンボケ+ブレのため、外れ多数^^;)


(a)クロアゲハ(2009-09-13 舞岡)



(b)クロアゲハ(2009-09-13 舞岡)



<続く>

[181] カラスアゲハ(舞岡)

2009年09月12日 |  蝶>アゲハチョウ科
この日は、カラスアゲハやモンキアゲハが多数乱舞していました。強い陽射しが戻り、気温が上がったからでしょうか?
青く鮮やかなのが♂、緑色がかっているのが♀です。


(a)カラスアゲハ♂(2009-09-06 舞岡)
♂の青は鮮やか。全開の写真もあったのですが、ブレ・ボケでした。



(b)カラスアゲハ♀(2009-09-06 舞岡)
尻尾にも、緑色の金粉が光っています。



(c)カラスアゲハ♀(2009-09-06 舞岡)
残念ながら突起がない^^;)

[173] ナガサキアゲハ(三浦、舞岡)

2009年09月08日 |  蝶>アゲハチョウ科
狙ってもなかなか撮れませんでしたが、2日続けて撮れました。

(a)ナガサキアゲハ(2009-09-05 三浦市三戸浜海岸)
海岸のハマカンゾウの花にやってきました。こんな蝶、いましたっけ? 変だと思ったら…、こんな理由でした。



(b)ナガサキアゲハ(2009-09-05 三浦市三戸浜海岸)
花粉のつき方が尋常じゃありません。好きなんですね、ハマカンゾウが。



以下は、
[171]の続編、同じポイントにやってきたナガサキアゲハです。

(c)ナガサキアゲハ(2009-09-06 舞岡公園)
甘味喫茶「クサギ」のお客さん。最初、モンキだと思ってカメラを構えませんでした。飛び去る瞬間、ナガサキ♀であることが判明。後悔しました。しかし、幸いにもまた戻ってきてくれました^^)。



(d)ナガサキアゲハ(2009-09-06 舞岡公園)
ナガサキ♀と一緒に2頭いました。写真を見て、1頭がナガサキ♂、もう1頭がカラスアゲハと判りました。たまたま♂も一緒のショットがありました。


[172] シロオビアゲハ(石垣島)

2009年09月07日 |  蝶>アゲハチョウ科
かなり古いネタですが…。
(先週末の写真の整理が追いついていません)

2002年6月30日
石垣島にて

3倍zoomのコンデジで撮った写真です。何枚か写しているのですが、掲載できるのはこれくらいです。残念ながら手前の後翅が破損しています。

(a)シロオビアゲハ(2002年6月30日 石垣島)



このとき、カバマダラも撮っているのですが、まともな写真はありませんでした。
ヤエヤマクマゼミ?も撮ったような気がします。使えそうな写真が見つかったら、掲載します。やはり一眼が必須ですね。今度は、蝶を目的に遠征したいです。

シロオビアゲハは、2008年に新横浜でも撮りました(携帯カメラで)。

[171] ミヤマカラスアゲハ(舞岡公園)

2009年09月06日 |  蝶>アゲハチョウ科
2009-09-06 舞岡公園

ここ舞岡公園には、あちこちに「クサギ」がありますが、
そろそろ花も終わろうとしています。
そんな中で、ここ、甘味喫茶「クサギ」には、まだ花が十分残っていました。
(昨年もこの木は遅くまで花をつけていました)。
そこには、次々と黒い翅のお客さんたちががやってきます。
お客さんの多くは、モンキアゲハとカラスアゲハ、一番多いときには10頭ぐらいいました。

そんな中で、
表翅の金緑色の光沢条がひときわ明確なカラスアゲハがいました。
咄嗟に「もしや!」と思いました。
もし、裏面に淡黄色の帯があれば、ミヤマカラスアゲハです。
何とか裏側を確認しようと、必死モードになりました。
そして、幸いにも裏面も撮影できました。
掠れていますが黄帯がありました(写真c)。
(関東産の場合、この黄帯は北海道産ほど明確ではありません)。
ミヤマ~がここに居るとは、思っていませんでしたので、
感激しました。

結局2時間の張込みで、モンキアゲハ(多数)、カラスアゲハ(多数)、クロアゲハ2頭、ナガサキアゲハ3頭、そしてミヤマカラスアゲハ1頭、アオスジアゲハ(多数)が観察できました。次々にやってくるお客さんたちに、時間が経つのを忘れてしまいました。


(a)ミヤマカラスアゲハ♀(2009-09-06 戸塚区舞岡公園)
結局、確認できたのは、この1個体だけでした。撮影中は、1~2頭のカラスアゲハと一緒に動き回っていたので2個体かもしれないと思っていました。撮影した写真の何れも左後翅に欠損がありました。前翅の色が緑色なので♀と思われます。



(b)ミヤマカラスアゲハ♀(2009-09-06 戸塚区舞岡公園)
この光沢条が最高に綺麗です。



(c)ミヤマカラスアゲハ♀(2009-09-06 戸塚区舞岡公園)
やっとこれで、裏翅の淡黄色の帯が確認来ました。北海道産と比べると帯がボケていますが、ミヤマカラスに間違いありません。



(d)ミヤマカラスアゲハ♀(2009-09-06 戸塚区舞岡公園)
表面の金粉が綺麗です。




★この日は、「相模の蝶を語る会」の観察会に初参加させていただきました。色々な方から、色々なことを教えていただき、とても勉強になりました。
そして、このミヤマカラスアゲも、嬉しい想定外でした。
実り多い一日になりました。

この日のこれ以外の写真(ナガサキアゲハ、カラスアゲハなど)は、別途アップする予定です(整理が追いつきません)。

[157] ジャコウアゲハ(狭山丘陵)

2009年08月30日 |  蝶>アゲハチョウ科
2009-08-22 狭山丘陵(その2)

ジャコウアゲハも、ホソオチョウと一緒に飛んでいました。今回は、ホソオチョウに食草を取られる被害者という点で興味深く観察しました。

食草のウマノスズクサを見ると、沢山のホソオチョウの幼虫が見られました。その中でジャコウアゲハの終齢幼虫も時々見られました。飛んでいるジャコウアゲハの確認数は15頭ほど、うち2頭が♂、残りは♀でした。この数から考えて、ホソオチョウに負けているとは感じませんでした。

(a)ジャコウアゲハ(2009-08-22 狭山丘陵)
成虫♀。



(b)ジャコウアゲハ(2009-08-22 狭山丘陵)
蛹。



(c)ジャコウアゲハ(2009-08-22 狭山丘陵)
終齢幼虫。


[148] ホソオチョウ(狭山丘陵)

2009年08月23日 |  蝶>アゲハチョウ科
2009-08-22 狭山丘陵(その1)

AkakokkoさんShinさんにも同行していただき、狭山丘陵に行ってきました。
以前から計画していたホソオチョウの観察が目的です。

教えていただいていた場所に到着すると、いきなり♀が目に入りました。証拠写真を撮った直後、また飛び立ったので、3人であとを追うと、ホソオチョウだったはずの個体がシオカラトンボに変わりました。見失ったようです。と思ったら、シオカラトンボがホソオチョウを咥えていました(^^;)

その後、次々とホソオチョウが現れましたが、どれも色の黒っぽい♀です。そんな時、現地でお会いした方が♂を見つけてくれました。みんなそちらへと移動しました。ひらひらとゆっくり飛んで、停まりそうで停まらない。停まれ!と思っていたら、またもやホソオチョウがシオカラトンボに変身しました。(折角見つけた♂の個体はシオカラトンボにつかまってしまいましたTT)

放蝶行為は自然界のバランスを崩すことになりますから、やってはいけないと思います(それを見て喜んでいる我々にも罪はあるかもしれません…)。人為的に外来種が持ち込まれ、局所的にその勢力を拡大する。それを在来種であるシオカラトンボが食べる。こんな食物連鎖によって、人為的に崩されたバランスを少しずつ適切な均衡状態へと変化して欲しいと思いました。ちょっと複雑な思いです…。ジャコウアゲハへの影響も懸念されるところですが、ジャコウアゲハも多数飛んでいましたので、まだ心配はなさそうです。ただし、ウマノスズクサには、多数のホソオチョウの幼虫・蛹(20頭くらい)、同時にジャコウアゲハの幼虫・蛹(数頭)も観察できましたので食草を取り合っているのは事実です。

有害外来種といわれているものの、ゆったりと緩やかに飛ぶその姿は妖精のように見えました。


(a)ホソオチョウ♀(2009-08-22 狭山丘陵)
飛び方は弱々しくゆったり。大きさはモンシロチョウくらい。



(b)ホソオチョウ♀(2009-08-22 狭山丘陵)
細長い尾が風で動きました。



(c)ホソオチョウ♂(2009-08-22 狭山丘陵)
オスは、全体的に白っぽい。



(d)ホソオチョウ♂(2009-08-22 狭山丘陵)



(e)ホソオチョウ(2009-08-22 狭山丘陵)
ウマノスズクサを食べる幼虫。



(f)ホソオチョウ♂(2009-08-22 狭山丘陵)
シオカラトンボが捕食。頭から食べているようです。そういえば、1ヶ月ほど前にも、ムラサキシジミがトンボに捕食されていました。



★結局、ホソオチョウ、ジャコウアゲハとも、10頭以上の個体が確認できました。

★実はこの場所は、舞岡(ゼフの観察が目的)で6月にお会いした三鷹在住の方に、教えていただきました。改めて感謝いたします。ホソオチョウは極限られた場所にしか居ないため、ポイントを知らないと観察不可能でした。

[144] クロアゲハ(多摩丘陵)

2009年08月21日 |  蝶>アゲハチョウ科
2009-08-08 多摩丘陵(その14)

小雨が降り始めたのに、吸水のためか地面に停まりました。薄暗い条件だったのですが内側の深い緑色が写りました(内臓ストロボ使用)。
クロアゲハって、こんな色だったんですね。
写真には写っていませんが、後翅上端に薄い黄色が見ていました(♂です)。


(a)クロアゲハ♂(2009-08-08 小山田緑地)



(b)クロアゲハ♂(2009-08-08 小山田緑地)

[119] ナガサキアゲハ(横浜市金沢区)

2009年08月04日 |  蝶>アゲハチョウ科
なかなか撮影チャンスに恵まれないナガサキアゲハですが…。

今日、家の近くを散歩してみようと家をでてすぐ、何かが木の間を低く飛んでます。ナガサキアゲハの♀でした。♂は随分沢山見ていますが、♀はまだ数回。ビックリしました。慌ててコンパクトデジカメを取り出すも、PowerOn後の立ち上がりが遅い。Autofocusが遅くてナガサキの動きに追いつかない。ファインダーが見難く視野に入れ難い。10分ほど格闘しましたが、撮れたのは証拠レベルの3ショット。飛んでいきましたTT) 悔しい。

すぐに自宅に戻って一眼を手に再捜索。すると、間もなく♂が目に入りました。通常なら一瞬のうちに通り過ぎて、消えてしまうところですが、今回は違いました。住宅地の垣根に使われている「ハナツクバネウツギ」に停まったのです。お陰様で数10枚撮影できました。生憎あまり綺麗な個体ではありあせんでしたが、満足です^^)v 灯台下暗しですね^^;)

(a)ナガサキアゲハ(2009-08-01 横浜市金沢区)
コンパクトで撮った♀(これ以上の大きさには耐えません)。みかんの木の周りを低く巡回していました。



(b)ナガサキアゲハ(2009-08-01 横浜市金沢区)
こんな風に花に静かに停まっているナガサキアゲハは初めてです。ちょっと摺れてますけど…。



(c)ナガサキアゲハ(2009-08-01 横浜市金沢区)
何度か飛び立ちましたが、また花にとまりました。
表翅には微細な白?点が散りばめられています。



(d)ナガサキアゲハ(2009-08-01 横浜市金沢区)
翅の根元の赤が、特徴ですね。(b)~(d)は同一個体。


[113] クロアゲハ(金沢区・能見台東)

2009年07月31日 |  蝶>アゲハチョウ科
昨年書いて、そのままになっていた記事をアップします。

2008-08-31
横浜市金沢区能見台東

クロアゲハが低い木の間をゆっくり飛んでいるのを見つけました。一瞬止まって、またゆったり移動の繰り返しです。木の反対側に行ったり、また出てきたり。そして、やっと、すぐ近くに止まってくれました。連写モードで15枚ほど撮影できました。

家に帰ってからこの写真をチェック。ピントはまずまずOK。連写のコマを進めながら発見しました。産卵の瞬間を含んでいることが判りました。止まって直ぐ白い小さな卵を産み付けて(写真1を起点として、写真2は0.5秒後、写真3は1秒後)、写真3の直後に飛び立ちました。そして、ひらひらと5mほど飛んで日陰に移動し、葉の上に羽を広げて休息しました(写真4枚目)。お疲れさまと言ってあげたい感じです。止まる度に産卵していたのかも知れません。その木は食草の柑橘系の木のようでした。


(2008-08-31 横浜市金沢区 ♀)




<幼虫の観察>

その1週間後、卵を見に行ってきました。あるはずの卵は見当たりませんでしたが、5mmくらいの一齢(?)幼虫がいました。
(写真左上:2008-09-07 産卵から7日目 横浜市金沢区)
今回もクロアゲハが産卵に来ていました。

更にその6日後、同じ場所を確認しに行きました。同一個体と思われる13mmくらいの幼虫がいました。
(写真右上:2008-09-13 産卵から13日目)

そのまた6日後、更に倍の26mmほどに成長した幼虫がいました。
(写真左下:2008-09-19 産卵から19日目)。

その翌週、47mmほどに成長していました。
(写真右下:2008-09-27 産卵から27日目)

その翌週、終齢幼虫/蛹を探しましたが発見できませんでした。
どうなったのか判りません。




◆2008-11-15の観察記録@氷取沢市民の森&金沢自然公園
気温18℃、少しの間は陽も射した。アカタテハの写真が撮れたらいいな、という気持ちで出かけました。氷取沢の畑では陽が射していました。モンシロ?とヤマトシジミが多数。ぼろぼろのツマグロヒョウモンがいました。キタテハらしきも。