【蝶にあいたい/野鳥にあいたい】暖蝶寒鳥

横浜より、近郊の野山で出会った蝶や野鳥を写真で紹介。

[204] ヒメアカタテハ(逗子市)

2009年09月30日 |  蝶>タテハチョウ科
ヒメアカタテハ(2009-09-23 逗子市)

綺麗な個体だったので、思わず撮ってしまいました。
地面の停まることが多いですが、ヒヨドリバナに停まりました。


(a)ヒメアカタテハ(2009-09-23 逗子市)



(b)ヒメアカタテハ(2009-09-23 逗子市)

[203] アサギマダラ(東京>教育園)

2009年09月29日 |  蝶>テングチョウ科+マダラチョウ科
2009-09-27 東京都目黒区自然教育園(その1)

以前から噂に聞いていたJR目黒駅から近い自然教育園に行って来ました。
9:10ころ到着、ワクワクしながら散策を開始です。

少したったころ、なにやらフワフワと舞う蝶のおでまし。
久し振りのアサギマダラでした。
少し待っていると、フジバカマに停まってくれました。また、飛び立つと今度はアザミの方でポーズ。じっくり撮影させてもらいました。

(a)アサギマダラ(2009-09-27 自然教育園)



(b)アサギマダラ(2009-09-27 自然教育園)



(c)アサギマダラ(2009-09-27 自然教育園)




都会の真ん中にこんな森があるとは知りませんでした。
実は、Shinさんから色々と情報を戴き、midoriさんと一緒に、行くことになりました。
Shinさんとは現地で合流、園内の案内をしていただきました(有難うございました)。また、思いがけず樂さんも駆けつけていただき、楽しい時間を過ごすことができました。



[202] ウラナミシジミ♂(逗子)

2009年09月28日 |  蝶>シジミチョウ科
ここでも、萩の花の咲いているところにいました。
なかなか開翅してもらえず、苦戦しました。
最大でも45度くらいしか開いてくれません。


(a)ウラナミシジミ♂(2009-09-23 逗子)



(b)ウラナミシジミ♂(2009-09-23 逗子)



(c)ウラナミシジミ♂(2009-09-23 逗子)
うぶ毛がはいているんですね。

[201] メスグロヒョウモン♀(寺家ふるさと村)

2009年09月27日 |  蝶>タテハチョウ科
2009-09-26 寺家ふるさと村(その1)

先週に続いて、ヒョウモンに再挑戦。
メスグロヒョウモンの♀の撮影が目的です。

朝の環状2号と保土ヶ谷バイパスは渋滞していました。
それでも晴天に恵まれ、気持ちは高まります。
陽が射すか、射さないかで、蝶の出は大きく変わりますから…。

自宅から1時間40分かかって到着。10時ころから散策開始です。

最初に出会ったヒョウモンは、やはりツマグロヒョウモンでした。その次は、ボロボロのミドリヒョウモン。あとは、ほとんど、この二種の繰り返しでした。

キバナコスモス、アザミ、ヒヨドリバナなどに注意しながら、あちこち探し回りました。もう、散策を開始して3時間くらい経っていました。メスグロの♂も見かけないし、ダメかと思い始めていました。

離れた日当りに黒っぽいものが動いて葉にとまったように見えました。
双眼鏡で確認。今日の本命かも…^^)v
飛ばないことを祈りながら急いで近づきます。
近くまでいって見上げると、本命でした。この季節としてはまずまずの個体です。
しかし、拙いことに間もなく飛び立ちました。
祈る気持ちで見ていると、幸運にも数m飛んでアザミに停まりました。
そして、色々なポーズを見せてくれました。

(a)メスグロヒョウモン♀(2009-09-26 寺家ふるさと村)
遂に見つけました。



(b)メスグロヒョウモン♀(2009-09-26 寺家ふるさと村)
裏面の淡い緑色もいいですね。



(c)メスグロヒョウモン♀(2009-09-26 寺家ふるさと村)
表面は青く光ります。




(d)メスグロヒョウモン♀(2009-09-26 寺家ふるさと村)



(e)メスグロヒョウモン♀(2009-09-26 寺家ふるさと村)



(f)メスグロヒョウモン♀(2009-09-26 寺家ふるさと村)
翅に若干の破損がみられますが、この時期、これ以上は望めません。





◆この日確認したヒョウモン類
・ツマグロヒョウモン♂10、♀3、<比較的きれいな個体が居ます。
・ミドリヒョウモン♂7、♀3、<すべてボロボロ。
・メスグロヒョウモン♂1、♀1、<♂はボロボロ。
・オオウラギンヒョウモン♀1 <ボロでしたが初撮り。


[200] 書籍>原色日本蝶類図鑑など

2009年09月26日 | ◆その他
保育社の原色日本蝶類図鑑(1954年)は、自分にとって、バイブルともいうべき特別な図鑑です。虫好きでもあった父親に与えられ、小さいころから"絵本"としていつもながめていました。日焼けし擦り切れた姿になった今も、手の届くところに置いています。この版における掲載種は199種、価格が850となっています^^;)
この図鑑の写真に付けられた目印を数えてみたら、164種ありました。多分、当時持っていた標本の種類数。このうち、北海道外の蝶は文通・交換してもらったものです。これから先、自分でその数まで撮影するには、あと何年かかるでしょう(^^;)

|原色日本蝶類図鑑 (1954年)
|横山 光夫 (著)
|125ページ
|出版社: 保育社 (1954)
|ASIN: B000JB66OY
|発売日: 1954


蝶の写真を撮り始めた昨年、この本の全面改定版(1976年)を購入しました。既に絶版になっていますので中古本になりました。内容が大幅に充実して厚さが上記初版の2倍、新しい種類が多数追加されています。購入する前に現物を見たいと持って書店や身近な図書館を探しました。そしてやっと見つけた場所は、金沢自然公園(動物園のあるところ)の「ののはな館」でした。
蛇足ながら、ここの蝶関連の図鑑等の書籍の充実は素晴らしいです。勿論、野鳥や植物に関する図鑑類も同様に充実しています。

|原色日本蝶類図鑑 全改訂新版
|川副 昭人 (著), 若林 守男 (著)
|422ページ
|出版社: 保育社 (1976/04)
|ISBN-10: 4586300019
|ISBN-13: 978-4586300013
|発売日: 1976/04

発生時期や食草を知りたいとき、種類の同定に迷ったときなどにも、この2冊があれば充分です。


<おまけ>
これも昔の愛読書です。南方系の蝶を調べるときに使います。
|原色台湾産蝶類図譜 (1959年)
|岡野 磨瑳郎 (著), 大蔵 丈三郎 (著)
|65ページ
|出版社: 谷口書店 (1959)
|ASIN: B000JAR9IC
|発売日: 1959

[199] ウラナミシジミ♀(金沢区)

2009年09月25日 |  蝶>シジミチョウ科
近所の公園にハギが何箇所かにあります。
昨年に続いて、今年もウラナミシジミが沢山いました。

ヤマトシジミよりも、ひとまわり大きく、飛ぶスピードが明かに速い。色も若干ちがいます。♂の場合は、裏面の肌色+紫がかった色の表面、♀の場合は肌色+濁った色という感じで飛んでいても大体判別できます。♀は、ハギに停まって、産卵動作のようなことをやっていました。図鑑によると食草はマメ類ですが、ハギも食草として出ていました。

天気の良かった9月20日には、ハギの周りを乱舞していました。確認数は20頭ほど。活性が高すぎて十分に撮影できませんでした。1頭が停まっても、他の個体の到来でまた直ぐに飛んでしまいます。

◆そこで、翌日7:30ころ行ってみました。ヤマトシジミやツバメシジミの姿はありましたが、ウラナミシジミの姿は全くありませんでした。曇り空だったことが原因でしょうか? 

◆10:30ころもう一度見に行きました。曇り空でしたが少しだけ陽がさしていました。6頭ほど確認できました。ウラナミシジミは陽射しがあたっていないと行動しないのかも知れません。

(a)ウラナミシジミ♀(2009-09-20 金沢区の公園)



(b)ウラナミシジミ(2009-09-20 金沢区の公園)



(c)ウラナミシジミ(2009-09-21 金沢区の公園)
産卵中?



(d)ウラナミシジミ(2009-09-21 金沢区の公園)



[198] ツマグロヒョウモン(寺家)

2009年09月24日 |  蝶>タテハチョウ科
2009-09-22 寺家ふるさと村(青葉区)(その2)

この日は、前筆の通りツマグロヒョウモンが多数観察できました。特に♀の彩りが魅力的なので、ついついカメラを向けてしまいます。


(a)ツマグロヒョウモン♂(2009-09-22 寺家)
ミドリヒョウモンが停まっている花に無理やり割り込みました。破損した翅のミドリヒョウモンは飛び立ちませんでした。仲良く停まっている姿はいいものです。



(b)ツマグロヒョウモン♂(2009-09-22 寺家)
♂のオレンジ色は鮮やかです。



(c)ツマグロヒョウモン♀(2009-09-22 寺家)
ピンクがかった裏面も魅力です。



(d)ツマグロヒョウモン♀(2009-09-22 寺家)
表面の彩りは最高です。



[197] メスグロヒョウモン(寺家)

2009年09月23日 |  蝶>タテハチョウ科
2009-09-22 寺家ふるさと村(青葉区)(その1)

夏眠明けのヒョウモンを見にいってきました。
昼過ぎから4時間ほどの散策です。
その結果は、
・メスグロヒョウモン♂3頭、♀なし
・ミドリヒョウモン♂5頭、♀1頭
・ツマグロヒョウモン♂6頭、♀5頭
でした。ツマグロヒョウモン以外は、翅の破損した固体ばかりでした。破損の著しいミドリヒョウモンとメスグロヒョウモン♂の個体識別は写真判定になりました。幸い多数撮影したので、識別に問題はありませんでした。お陰様で両者の違いが良く判りました。相違箇所は、表面では、前翅中室の細長い小斑紋の形状、後翅の中央部の黒曲線がメスグロでは周囲の黒班と離れているのが特徴。

以下、数十枚撮った中で破損の目立たないショットを選びました(^^;)


(a)メスグロヒョウモン♂(2009-09-22 寺家ふるさと村)



(b)メスグロヒョウモン♂(2009-09-22 寺家ふるさと村)



(c)メスグロヒョウモン♂(2009-09-22 寺家ふるさと村)



この日確認した蝶は23種、個体数は105でした。ヒョウモン類以外の主な確認種は以下の通りです。()内は確認個体数。
・ヒメアカタテハ(1)
・ルリタテハ(1)
・アカボシゴマダラ(1)
・クロコノマ(1)
・ゴイシシジミ(1) <まだ居ました!
・クロヒカゲ(2)
・ヒメジャノメ(16)
・イチモンジセセリ(28)

ちょっと気になっていた第2化のオオチャバネセセリは時期が合っていないのか確認できませんでした。

心配された天気でしたが、時々陽も射して満足な散策になりました。ただ、メスグロヒョウモンの♀に出会えなかったのが残念です。来年は、夏眠前の個体を撮影したいと思います。






[196] ヤマトシジミ♀斑紋異変(金沢区)

2009年09月22日 |  蝶>シジミチョウ科
昨日の朝、自宅近くで見つけたヤマトシジミです。


ファインダーを覗いた段階で変だと思いました(写真上)。通常のヤマトシジミ(写真下)と少し違うと思いませんか? 


(a)ヤマトシジミ♀(2009-09-21 横浜市金沢区)



◆最近、シルビアシジミを探しているので、撮影時には必ず斑紋(特に後翅裏面)をチェックします。そのためか、ひと目で異変に気がつきました。

以下の4点が普通の個体と異なっていると思いました(下の写真の赤矢印)。
> 前翅裏面の中室あたりの2つの斑紋の形状、
> 前翅裏面の中室の上部(径脈付近)にある斑紋が1つ多い、
> 後翅裏面の前側の斑紋が妙に大きい、
> 臀脈付近の斑紋の形状。



もともと、多少の個体変動はあると思いますので、多数ならべて見ないと判らないでしょう(別途掲載する予定)。

[195] 野鳥>エナガ(金沢市民の森)

2009年09月21日 |  野鳥(ア行)
<以前のストックより>

小さな体に長い尾羽、短いくちばし、円らな黒い瞳が特徴。本当に可愛いです。常に動きまわっているので、近くから観察できても、なかなかいい写真は撮れません。コゲラ、シジュウカラ、メジロなどと一緒に行動していることが多いように思います。

(a)エナガ(2009/01/23 金沢市民の森)



(b)エナガ(2009/01/23 金沢市民の森)



(c)エナガ(2009/01/23 金沢市民の森)



[194] 野鳥>ルリビタキ♂(横浜自然観察の森)

2009年09月20日 |  野鳥(マ行、ヤ行、ラ行、ワ行)
<過去のストックより>

少し若い♂のようです。青色に灰色が混ざっています。
♂は、あどけない♀に比べると、表情が引き締まった感じです。
以下の3枚は、恐らく同一個体です。


(a)ルリビタキ♂(2009-01-11 横浜自然観察の森)



(b)ルリビタキ♂(2009-01-11 横浜自然観察の森)



(c)ルリビタキ♂(2009-01-11 横浜自然観察の森)

[193] 野鳥>ルリビタキ♀(横浜自然観察の森)

2009年09月19日 |  野鳥(マ行、ヤ行、ラ行、ワ行)
<過去のストックより>

根強い人気の野鳥です。
特に♀の可愛らしさは堪りません。
冬が待ち遠しく感じます。

ヌルデの実を食べにきていました。

(a)ルリビタキ♀(2008-12-31 横浜自然観察の森)



(b)ルリビタキ♀(2009-01-04 横浜自然観察の森)



(c)ルリビタキ♀(2009-01-11 横浜自然観察の森)

[192] 野鳥>タシギ(舞岡)

2009年09月18日 |  野鳥(タ行、ナ行)
2009-09-13 舞岡(その4/End)

久しぶりに常連のタシギが来ていました。
冬に良く見かけたあの場所です。同じ個体なのでしょうか?
ちょっと季節的に早すぎる気がします。


(a)タシギ(2009-09-13 舞岡)



(b)タシギ(2009-03-28 舞岡)
これは春に撮った写真です。



[191] アカボシゴマダラ(舞岡)

2009年09月18日 |  蝶>タテハチョウ科
2009-09-13 舞岡(その3)

舞岡公園内の柿の木には、アカボシゴマダラが集まります。
食事に夢中で、近づいても逃げません。



(a)アカボシゴマダラ(2009-09-13 舞岡)



(b)アカボシゴマダラ(2009-09-13 舞岡)



(c)アカボシゴマダラ(2009-09-13 舞岡)
柿の木の傍の大きな葉の上に、4頭が集合していました。事情は良くわかりません。

[190] カラスアゲハ(舞岡)

2009年09月17日 |  蝶>アゲハチョウ科
2009-09-13 舞岡(その2)

先週、ミヤマカラスアゲハを撮影したクサギのポイントで張り込みです。
モンキアゲハと、カラスアゲハが頻繁にやってきました。
ナガサキアゲハも時々やってきましたが、停まることなく行ってしまいました。

近くのヤブガラシにも、カラスアゲハとアオスジアゲハが来ていました。

飽きることなく、時間が流れていきます。この日の張り込みも2時間。
結局、ミヤマカラスアゲハは現れませんでした。


(a)カラスアゲハ(2009-09-13 舞岡)



(b)カラスアゲハ(2009-09-13 舞岡)



<続く>