【蝶にあいたい/野鳥にあいたい】暖蝶寒鳥

横浜より、近郊の野山で出会った蝶や野鳥を写真で紹介。

[288] アカボシゴマダラ4齢幼虫(戸塚区)

2009年11月27日 |  蝶>タテハチョウ科
(a)アカボシゴマダラ(2009-11-23 戸塚区舞岡公園)

 10月に見つけておいた場所で、9頭の幼虫を再確認した。その時は全てエノキの葉っぱについていたが、気温の低下によって1頭を除き越冬準備に入ったようだ。ベージュに変色して木の幹(といってもどれも太さ1cm程度)に頭を上向きにして付いていた。写真は、恐らく4齢幼虫。実際の長さは20mm程度。

 アカボシは、このままここで越冬するのだろうか? むかし(札幌にて)、雪が積もる前にエノキの大木の下で、落葉についているオオムラサキの越冬幼虫を探したものです。






[244] アカタテハ(逗子市)

2009年11月01日 |  蝶>タテハチョウ科
アカタテハ(2009-10-18 逗子市小坪大崎公園)


キタテハなどと同様に、一旦、飛び去っても、また同じ場所に戻ってきます。
今回も何度も何度も戻ってきました。そんな性質が可愛らしく感じます。


(a)アカタテハ(2009-10-18 逗子市小坪大崎公園)



(b)アカタテハ(2009-10-18 逗子市小坪大崎公園)



(c)アカタテハ(2009-10-18 逗子市小坪大崎公園)



[242] アカボシゴマダラ幼虫(戸塚区)

2009年10月31日 |  蝶>タテハチョウ科
アカボシゴマダラの幼虫をアップします。
オオムラサキやゴマダラの幼虫とそっくり。なんとも愛着を感じます。
一週間まえに、道端のエノキ数ヶ所で見つけた10数頭が殆ど同じ場所にいました。


(a)アカボシゴマダラ3齢幼虫(2009-10-31 戸塚区舞岡公園)
鹿の角のようです。大きさは15mm~20mmくらい。



(b)アカボシゴマダラ4齢幼虫(2009-10-31 戸塚区舞岡公園)
大きさは20mm~25mmくらい。



(c)アカボシゴマダラ4齢幼虫(2009-10-31 戸塚区舞岡公園)
大きさは25mmくらい。



(d)アカボシゴマダラ4齢幼虫(2009-10-31 戸塚区舞岡公園)
枯葉が近くにあったためか、早くも越冬色になっているのがいました。
大きさは20mm~25mmくらい。この後、落葉にくっついて越冬します。

[217] ミドリヒョウモン♀(寺家ふるさと村)

2009年10月13日 |  蝶>タテハチョウ科
2009-09-26 寺家ふるさと村(その2)

(a)ミドリヒョウモン♀(2009-09-26 寺家ふるさと村)
道端の土手でミドリヒョウモンが産卵の真っ最中でした。一瞬とまって移動、また一瞬とまって移動の繰り返しでした。翅が破損して痛々しい感じでした。



(b)ミドリヒョウモン卵(2009-09-26 寺家ふるさと村)
見ている間に10個以上の卵を生み付けたと思います。
産み付ける場所は、スミレの葉ではなく周りの枯れた葉や茎のようでした。
その一つを撮影しました(写真の中央)。



(c)ミドリヒョウモン♀(2009-09-26 寺家ふるさと村)
一休みの状態。接写しても逃げませんでした。


[215] ウラギンヒョウモン(八ヶ岳周辺)

2009年10月11日 |  蝶>タテハチョウ科
八ヶ岳周辺にて(その5)

タテハ類に会うため入笠山に行ってみることにしました。
1700m超の入笠湿原のアザミの花を良く見るとヒョウモンが2頭いました。
あとで確認して結果からすると、1頭はミドリヒョウモン、もう1頭はウラギンヒョウモンでした。ウラギンは嬉しい初撮りです。
この後、入笠山山頂(1955m)でもウラギンヒョウモンに出会いました。

(a)ウラギンヒョウモン(2009-10-04 入笠山)



(b)ウラギンヒョウモン(2009-10-04 入笠山)




他にもタテハ類を見かけましたが、種別の確認はできませんでした。

(続く)

[214] シータテハ(八ヶ岳周辺)

2009年10月10日 |  蝶>タテハチョウ科
八ヶ岳周辺にて(その4)

ヒョウモンを追いかけていたら、自分のズボンの腿のあたりに蝶が停まりました。見ると「シータテハ!」300mmのレンズでは撮影は無理です。静かに飛び立たせると近くの葉に停まりました。なんとか証拠写真を撮ったあと、どこかに飛び去りました。もしかして、キタテハだったのかも…とも不安もありましたが、帰宅後、シータテハであることが確認できました。

(a)シータテハ(2009-10-04 山梨県北杜市)
確かにキタテハとは違います。



(b)シータテハ(2009-10-04 山梨県北杜市)



秋型のキタテハは、シータテハに良く似ていますが、前翅の下側の括れが弱く、前翅表面の真ん中あたりの小黒斑が1つないことなどがシータテハと違うようです。また、裏面も全体的にかなり違うことが判りました。

(続く)

[213] オオウラギンスジヒョウモン(八ヶ岳周辺)

2009年10月09日 |  蝶>タテハチョウ科
八ヶ岳周辺にて(その3)

アサギマダラのすぐ近くにヒョウモンが飛んできました。ミドリヒョウモンの様でした。カメラを構えます。別のヒョウモンも飛んできました。何ヒョウモンなのか、裏面が確認できませんでした。暫らく粘って、やっとオオウラギンスジヒョウモンであることが判明しました。

(a)オオウラギンスジヒョウモン(2009-10-04 山梨県北杜市)



(b)オオウラギンスジヒョウモン(2009-10-04 山梨県北杜市)



やはり、アザミの集蝶パワーは絶大です。
(続く)


[211] クジャクチョウ(八ヶ岳周辺)

2009年10月07日 |  蝶>タテハチョウ科
八ヶ岳周辺にて(その1)


花畑のケイトウ(鶏頭)の花にキタテハが多数群がっていました。その中にクジャクチョウを1頭見つけました。

クジャクチョウを見るのは数十年振り、初撮りです。近くには、コスモス、アザミなど蝶の集まりそうな花が色々あったのですが、ケイトウが一番好きなようです。写真的にはアザミに停まっているシーンにしたかったです。

翌日もタテハ類を求めて同じ場所に行きましたが、キタテハばかり20頭ほどいました。


(a)クジャクチョウ(2009-10-03 山梨県北杜市)
裏面はほぼ真っ黒け。



(b)クジャクチョウ(2009-10-03 山梨県北杜市)
改めてながめてみると、とてもユニークな色と模様です。



(c)クジャクチョウ(2009-10-03 山梨県北杜市)



(d)クジャクチョウ(2009-10-03 山梨県北杜市)
裏面の模様がコヒオドシにもちょっと似ています。



(e)クジャクチョウ(2009-10-03 山梨県北杜市)



(f)クジャクチョウ(2009-10-03 山梨県北杜市)



当然のことながら、蝶の集まる花の咲いているところを見つけるのが肝心です。
(その2へ続く)

[209] アカタテハ(金沢区)

2009年10月05日 |  蝶>タテハチョウ科
アカタテハ(2009-09-21 金沢区)

自宅の裏のハナツクバネウツギに停まってくれました。
アカタテハは、山に近いところにいると思っていましたので意外でした。
この近くにもイラクサ類があるのでしょうね。

(a)アカタテハ(2009-09-21 金沢区)



(b)アカタテハ(2009-09-21 金沢区)





[201] メスグロヒョウモン♀(寺家ふるさと村)

2009年09月27日 |  蝶>タテハチョウ科
2009-09-26 寺家ふるさと村(その1)

先週に続いて、ヒョウモンに再挑戦。
メスグロヒョウモンの♀の撮影が目的です。

朝の環状2号と保土ヶ谷バイパスは渋滞していました。
それでも晴天に恵まれ、気持ちは高まります。
陽が射すか、射さないかで、蝶の出は大きく変わりますから…。

自宅から1時間40分かかって到着。10時ころから散策開始です。

最初に出会ったヒョウモンは、やはりツマグロヒョウモンでした。その次は、ボロボロのミドリヒョウモン。あとは、ほとんど、この二種の繰り返しでした。

キバナコスモス、アザミ、ヒヨドリバナなどに注意しながら、あちこち探し回りました。もう、散策を開始して3時間くらい経っていました。メスグロの♂も見かけないし、ダメかと思い始めていました。

離れた日当りに黒っぽいものが動いて葉にとまったように見えました。
双眼鏡で確認。今日の本命かも…^^)v
飛ばないことを祈りながら急いで近づきます。
近くまでいって見上げると、本命でした。この季節としてはまずまずの個体です。
しかし、拙いことに間もなく飛び立ちました。
祈る気持ちで見ていると、幸運にも数m飛んでアザミに停まりました。
そして、色々なポーズを見せてくれました。

(a)メスグロヒョウモン♀(2009-09-26 寺家ふるさと村)
遂に見つけました。



(b)メスグロヒョウモン♀(2009-09-26 寺家ふるさと村)
裏面の淡い緑色もいいですね。



(c)メスグロヒョウモン♀(2009-09-26 寺家ふるさと村)
表面は青く光ります。




(d)メスグロヒョウモン♀(2009-09-26 寺家ふるさと村)



(e)メスグロヒョウモン♀(2009-09-26 寺家ふるさと村)



(f)メスグロヒョウモン♀(2009-09-26 寺家ふるさと村)
翅に若干の破損がみられますが、この時期、これ以上は望めません。





◆この日確認したヒョウモン類
・ツマグロヒョウモン♂10、♀3、<比較的きれいな個体が居ます。
・ミドリヒョウモン♂7、♀3、<すべてボロボロ。
・メスグロヒョウモン♂1、♀1、<♂はボロボロ。
・オオウラギンヒョウモン♀1 <ボロでしたが初撮り。


[198] ツマグロヒョウモン(寺家)

2009年09月24日 |  蝶>タテハチョウ科
2009-09-22 寺家ふるさと村(青葉区)(その2)

この日は、前筆の通りツマグロヒョウモンが多数観察できました。特に♀の彩りが魅力的なので、ついついカメラを向けてしまいます。


(a)ツマグロヒョウモン♂(2009-09-22 寺家)
ミドリヒョウモンが停まっている花に無理やり割り込みました。破損した翅のミドリヒョウモンは飛び立ちませんでした。仲良く停まっている姿はいいものです。



(b)ツマグロヒョウモン♂(2009-09-22 寺家)
♂のオレンジ色は鮮やかです。



(c)ツマグロヒョウモン♀(2009-09-22 寺家)
ピンクがかった裏面も魅力です。



(d)ツマグロヒョウモン♀(2009-09-22 寺家)
表面の彩りは最高です。



[197] メスグロヒョウモン(寺家)

2009年09月23日 |  蝶>タテハチョウ科
2009-09-22 寺家ふるさと村(青葉区)(その1)

夏眠明けのヒョウモンを見にいってきました。
昼過ぎから4時間ほどの散策です。
その結果は、
・メスグロヒョウモン♂3頭、♀なし
・ミドリヒョウモン♂5頭、♀1頭
・ツマグロヒョウモン♂6頭、♀5頭
でした。ツマグロヒョウモン以外は、翅の破損した固体ばかりでした。破損の著しいミドリヒョウモンとメスグロヒョウモン♂の個体識別は写真判定になりました。幸い多数撮影したので、識別に問題はありませんでした。お陰様で両者の違いが良く判りました。相違箇所は、表面では、前翅中室の細長い小斑紋の形状、後翅の中央部の黒曲線がメスグロでは周囲の黒班と離れているのが特徴。

以下、数十枚撮った中で破損の目立たないショットを選びました(^^;)


(a)メスグロヒョウモン♂(2009-09-22 寺家ふるさと村)



(b)メスグロヒョウモン♂(2009-09-22 寺家ふるさと村)



(c)メスグロヒョウモン♂(2009-09-22 寺家ふるさと村)



この日確認した蝶は23種、個体数は105でした。ヒョウモン類以外の主な確認種は以下の通りです。()内は確認個体数。
・ヒメアカタテハ(1)
・ルリタテハ(1)
・アカボシゴマダラ(1)
・クロコノマ(1)
・ゴイシシジミ(1) <まだ居ました!
・クロヒカゲ(2)
・ヒメジャノメ(16)
・イチモンジセセリ(28)

ちょっと気になっていた第2化のオオチャバネセセリは時期が合っていないのか確認できませんでした。

心配された天気でしたが、時々陽も射して満足な散策になりました。ただ、メスグロヒョウモンの♀に出会えなかったのが残念です。来年は、夏眠前の個体を撮影したいと思います。






[191] アカボシゴマダラ(舞岡)

2009年09月18日 |  蝶>タテハチョウ科
2009-09-13 舞岡(その3)

舞岡公園内の柿の木には、アカボシゴマダラが集まります。
食事に夢中で、近づいても逃げません。



(a)アカボシゴマダラ(2009-09-13 舞岡)



(b)アカボシゴマダラ(2009-09-13 舞岡)



(c)アカボシゴマダラ(2009-09-13 舞岡)
柿の木の傍の大きな葉の上に、4頭が集合していました。事情は良くわかりません。