[今日の学習]
ネイティブの子どもはどのようにして表現を拡大するか?
～５つの動詞フレーズを使って～
CHAPTER 1 原形動詞フレーズを使いこなす
ネイティブは助動詞や不定詞をどうとらえているか
● 否定文や疑問文も原形動詞フレーズを導く
TOEIC試験の出題形式にも以下のようなものがある。これは動詞フレーズをひとまとまりのものとしてとらえているネイティブの発想を見事に表している。このことからも「行為や状態はひとまとまりのもの」という発想がどれだけ大切かを確認していただけると思う。
1. What does he do every day? 彼は，毎日何をしてるの? ※現在形
(1) Play tennis. テニスをしている
(2) Stay home. 家にいる
(3) Jog. ジョギングをしている
(4) Go shopping. 買い物に行っている
2. What did he do this morning? 彼は，今朝何をしたの? ※過去形
(1) Played tennis. テニスをした
(2) Stayed home. 家にいた
(3) Jogged. ジョギングをした
(4) Went shopping. 買い物に行った
3. What will he do? 彼は，(これから)何をするつもりなの? ※未来形
(1) Play tennis. テニスをするつもり
(2) Stay home. 家にいるつもり
(3) Jog. ジョギングをするつもり
(4) Go shopping. 買い物に行くつもり
ただ、ここでも指摘したいのは、現在形や過去形といっても、動詞が変化するのは肯定形だけだということだ。(以下の←の部分で確認してほしい)、否定形や疑問形はやはり原形動詞フレーズを使うので、そればかりをテストで踏み絵にする英語教育はどう考えても変だ。
しかも、規則変化動詞は過去形と完了形の過去分詞とはまったく同じ形だ。 played, stayed, jogged
自由に英語を話すための最短学習プログラム 一般動詞フレーズの文の生産
| play tennis | playing tennis | played tennis |
| ① 現在形動詞フレーズ | ② 過去形動詞フレーズ | |
| play(es) tennis | played tennis | |
| ③ 原形動詞フレーズ | ④ ing形動詞フレーズ | ⑤ ed形動詞フレーズ |
| 一般動詞５段活用 | VO感覚(動詞+目的語) | テニスをする |
[1] 現在形動詞フレーズ (現在の事実・習慣を表す)
She plays tennis. ←
彼女は、(ふだん)テニスをしている
[2] 過去形動詞フレーズ (過去の一時点の行為)
She played tennis. ←
彼女は、テニスをした
[3] 原形動詞フレーズ (頭に思い浮かべたひとまとまりの行為)
She does not play tennis.
彼女は、テニスをしません
She did not play tennis.
彼女は、テニスをしませんでした
She will play tennis.
彼女は、テニスをするつもりです
She is going to play tennis.
彼女は、テニスをするつもりです
She wants to play tennis.
彼女は、テニスをしたがっています
[4] ing形動詞フレーズ (頭に思い思い浮かべた継続的な行為)
She is playing tennis. 現在進行形
彼女は、(今)テニスをしています
She likes playing tennis. 動名詞
彼女は、テニスをするのが好きです
She is good at playing tennis. 動名詞
彼女は、テニスをするのが上手です
[5] ed形動詞フレーズ (頭に思い浮かべた過去の行為) 現在完了形
She has just played tennis.
彼女は、ちょうどテニスをしたところです
簡単にこのような表現展開ができることが，英語脳構築です。
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私たちと同じく、非英語圏の人が動詞の変化を間違っても(文法的に間違っていても)、一応は言いたいことは言えるのは、このことからだ。
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(『[九九]のように覚える英会話』CDBOOK 定価(本体1,800円+税)ベレ出版刊 中嶋太一郎著)
アマゾンの「最も参考になったカスタマーレビュー」からの引用
頭で考えてはダメ。「九九のように」がポント！！！！！！
投稿者 ぷりん 投稿日 2014/8/29 形式: 単行本
私は、これで、英会話力が凄くあがりました。
前は、えっと～とか、伝えたいことを話すのに、すごい時間がかかりましたが、これを覚えてから、ポンポン出るようになりました！！！！
大人になると、あぁだこぅだと、理屈をこねて実際にやらない事が多くなる。
これは、まさしく。「九九のように」がポイント！！！
いろいろ考えない。。「九九のように」反射的に九九のように出るまで、唱える。英語を話すときに、日本語からの変換が無くなって、「九九のように」出てくる。単語のみ部分的に入れ替えるだけ（応用）なので、その部部だけなら考えても、数秒のロスにしかならず、英語を話すストレスが激減した。
●リズム的に体でそのまま覚えやすくできてるので、例文がまとまり（あいさつ関係、レストラン関係などの）が無いのは、しょうがない。 まとまりのある例文だと、リズム暗記に適さないでしょうね。
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以下は関連するブログです。
英語脳構築 英語の九九 英会話発想トレーニング
ムリなく話せるイメトレ英会話学習法
英語脳構築「オウム返し英会話学習法」
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