【当研究会からのお知らせ】
[語彙が確実に定着・蓄積する英会話学習をすべきです]
私たちと同じ非英語圏の人たちは、だいたい3年も英語を学べばそこそこ英語が話せるようになります.
でも日本人は6年も10年も英語を学んでいるのにほとんど英語が話せない、しかも英語のプロでありながら中学、高校、塾、予備校の英語教師もさほど英語が話せない。こんなおかしなことはありません。
すべての元凶は、明治時代の英文読解のための教育文法で英語を教えているからです.
私の英語との関わりは、塾で英語を教えたことに始まります.教えている私が子供たちを前にして「文法さえ理解できたら、英語が話せる」と偉そうに言いながら、実は自分自身も英語が話せなかった。
そんな中で、子供たちに英語が話せるようになってもらいたいという一心「コミニカ中学英語基礎編」という教材を製作しました.
製作を前にして、アメリカなどで市販されている英語・英会話教材を入手しましたが、それを見て愕然としたことはもちろんSだ、Vだ、Oだといった説明のかけらもないこと、そして多くの教材が私の言う補語・動詞フレーズから英文を生産していることでした.言うまでもなく英会話は瞬間の英作です.
make friends again(仲直りする)、make efforts(努力する)、make one's last decision(腹を決める)、 make a joke(冗談をとばす)、make a reservation(予約する)、make a wish(願いごとをする)、make money(お金儲けをする)、make a great profit(大儲けをする)、make an excuse(言い訳する)、など。
あるアメリカで市販されている教材の英文の生産例
設定は、答える人に向かってMake your last decision.(腹を決めろよ)と命令するものです。
重要なことは、答える人が「妻が」「妻が」と言いながら、例えば三単現のsだといったことではなく、動詞のフレーズとして答えていることです.
(1) My wife usually makes her last decision. ふだん妻が腹を決めているよ
(2) My wife made her last decision. 腹を決めたよ
(3) My wife will make her last decision. 腹を決めるでしょう
(4) My wife may make her last decision. 腹を決めるかもよ
(5) My wife seems to make her last decision. 腹を決めるようだよ
(6) My wife is making her last decision. 腹を決めようとしてるよ
(7) My wife has already made her last decision. もう腹を決たよ
日常英会話必須基本16動詞 HTML版 より抜粋
私たちが英語学習で語彙が定着・蓄積していかないのは、日本語で英語をとらえようとするからです。「~が ドウする、ナニを」といった学習はやめるべきです.
時間をもっと有効に使ってください。6年も、10年も英語を学びながら英語が話せないを逆に言えば、やり方さえ変えたら、つまり発想さえ変えたら、それこそ数ヶ月で結果が出ます.
ファンクションメソッドによる教材は、「英語のしくみ・発想を学ぶもの」と「語彙力増強のもの」の2つがあります。いずれもファンクションフレーズと補語・動詞フレーズは2色で表記しているのが大きな特色です.
今回は、同じmakeを使ったmake one's last decisionの表現展開をとりあげました。
以上の表現展開をご覧になりたい方は以下をクリックしてお進みください.
ブログ「英語の九九 英会話発想トレーニング」
○ファンクションメソッドによる様々な英語・英会話教材の解説
○「自由に話すためのたったこれだけ英文法」などファンクションメソッドによる電子書籍
☆ファンクションメソッドによる大好評動画
U-tube「自由に英語を話したい!」
動画再生回数が1万名を越え、本日(3月25日)17,555名となりました。
最近では、ほぼ1ヶ月で約1,000人の方が訪れています。
U-tube 「英語脳構築プログラム実況中継」
動画再生回数が本日(3月25日)7,931名となりました。
◉当ブログ間連動画
U-tube 電子書籍「ムリなく話せるイメトレ英語学習法」 プロモーション
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このブログの記事の元になっているのは「ムリなく話せるイメトレ英語学習法」中嶋太一郎著 日本実業出版社刊です。
私が提唱しているファンクションメソッドは、ネイティブの子供たちが英語を身につけていくプロセスをふまえ、「英語の発想」を元にした英語・英会話メソッドです。
さらにこの本には77の音声つきイメージトレーニングが所収されています。
現在、電子書籍「ムリなく話せるイメトレ英語学習法」(音声CD付き)としても販売しています。
電子書籍「ムリなく話せるイメトレ英語学習法」 PDF版
[今日の学習]
ネイティブの子どもはどのようにして表現を拡大するか?
~5つの動詞フレーズを使って~
[4] 主語 it がto+原形動詞フレーズ導くファンクションフレーズ
英語には主語 It を用いて、「そりゃ~だよ」とまず判断を下し、その判断の根拠となった行為や状態を to+原形動詞フレーズを用いて後に続けると言う発想の文がある。学校英語では、この It を仮主語だとか、意味のないものと説明しているが、この It にも意味がある。
また,これは客観的な表現であることに注意してほしい。たとえば、同じ「~できない」でも、can't と hard では文の意味は異なる。前者はいわば主観的な「気持ち」「気合い」の問題、一方後者は客観的な事情を表す。
[主観的な表現]
I can't drink milk.
[気持ちの上で]私はミルクが飲めない
[客観的な表現]
It is hard to drink milk.
[客観的に]ミルクが飲めない
また、この to +原形動詞フレーズで表す行為や状態の主体を表現に登場させる場合は、 前置詞 for を使って表す。
It is hard for me to drink milk.
私はミルクが飲めない
このパターンで使われる形容詞(名詞)は、以下のようなものだ。
hard, easy, difficult, necessary, important
むずかしい,簡単だ、困難だ、必要だ、大切だ
possible, impossible, nice, etc.
可能だ、不可能だ、素敵だ
time, about time, high time
~の頃だ、そろそろ~の頃だ、とうに~するころだ
英会話の本などを見ても、以上のことは説明の仕方は異なりますが、一応説明しています。でもそれは読解に役立っても言葉としてほとんど身につきません。
日本の英語教育は読解用だということわぜひ気づいてください。
また「しくみ」は別にして、上のhard, easy, difficult, necessary, importantといった形容詞がこの文型となると覚えても実際に多様な表現を体験しないといつつまでも自分の表現として口からでないものです。ぜひこの講座を受講して様々な用例を体験してください。
【イメトレ No.51】
原形動詞フレーズを導くファンクションフレーズ (11)
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【イメトレ No.51】原形動詞フレーズを導くファンクションフレーズ (11) 音声
(1) It was hard to say Good-by(e).
さよならとは言えませんでした
(2) It was hard to get over the trouble.
その困難に打ち勝つことはできませんでした
(3) 簡単にそこに行けますか?
(4) あなたが英語をマスターすることは大切になるでしょう
(5) ここにもう少しいることができますか?
(6) 病気の予防は可能です
(7) あなたにお会いできてうれしいです/よくいらっしゃいました
(8) 初めまして (あいさつの言葉)
(9) 私が行く(客観的な)必要がありますか?
(10) そろそろ出かける時刻です
イメトレ英語学習法 HTNL版
この「ムリなく話せる イメトレ英語学習法」は、日本実業出版社刊のHTML版による復刻版です。サンプルもあげていますので、ぜひご覧ださい
◉Real Playerで教材を試してください
当教材はHTMLによって製作されており,お持ちのプラウザで使用していただけます。
さらにReal Playerでも使用していただけます。
フォルダにある「INDEX.html」にマウスを当て,PCの「ファイルを開く」から「このプラウザで開く」でReal Playerを選択してください。
以下のアドレスをクリックして、ぜひお試しください。
ムリなく話せるイメトレ英会話学習法HTML版 sample
ムリなく話せるイメトレ英会話学習法HTML版をご購入の方に
音声は,まずsay Good-by(e).と動詞フレーズを読み上げ,続いて完成文It was hard to say Good-by(e).と続きます。
表現ではsay Good-by(e).「さよならを言う」が頭にイメージされていることに注意してください。
英語にはbe動詞系列と一般動詞系列の2つしかありません。
原形動詞フレーズとは、以下のテーブルの(3)のです。
【be動詞フレーズ5段活用】 be here
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(1) (am, are, is) here 現在形動詞フレーズ
(2) (was, were) here 過去形動詞フレーズ
(3) be here 原形動詞フレーズ
(4) being here ing形動詞フレーズ
※基本的に進行形にはなりません。動名詞になります
(5) been here ed形動詞フレーズ
=============================
It's hard for me to be here.
私は、ここににいることはできません
【一般動詞フレーズ5段活用】 get over the trouble
=============================
(1) get(s) over the trouble 現在形動詞フレーズ
(2) got over the trouble 過去形動詞フレーズ
(3) get over the trouble 原形動詞フレーズ
(4) getting over the trouble ing形動詞フレーズ
※進行形や動名詞になります
(5) got over the trouble ed形動詞フレーズ
=============================
It's hard for me to get over the trouble.
私は、その困難を克服することはできません
U-tube 電子書籍「即修一週間英語脳 構築プログラム」 プロモーション
「イメトレ英会話学習法」は、小から大へと進化する英文の生産を有機的に体系化したものです。
英語は英語の発想で取り組むべきです。今注目を浴びているファンクションメソッドであなたも自由な英会話を!
[お知らせ]
以下はファンクションメソッドによる「中学英語やり直し講座」のブログです。実力に応じて利用してください。
ブログ 「書いて聞いて覚える中学英語学習」
ブログ 「英語の九九 英会話発想トレーニング」
ブログ 「コミニカ中学英語基礎編」
[お知らせ]
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