8月中に以下のいずれかの教材を購入いただいた方には,電子書籍「7つの動詞で身につける英語感覚-改訂版」はまの出版刊(価格1,200円だったもの)中嶋太一郎著 を無料進呈しています。
◉【日常英会話必須基本16動詞(HTML版・音声つき)】
◉【ネイティブが選んだ日常会話必須基本62動詞(HTML版・音声つき)】
◉【「ENGLISH-TREKKING教材」Vol.1~Vol.5 (HTML・PDF版)
◉【「ENGLISH-TREKKING教材」Vol.1~Vol.3 (HTML・PDF版)
◉ 「ファンクションメソッド英会話独習テキス(HTML版)
◉ 「英語の九九英会話発想トレーニング 全 (HTML版)
◉ 「「コミニカ中学英語基礎編」Aセット/Bセット/団体使用 (PDF版)
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[今日の学習]
○アマゾンの最も参考になったカスタマーレビュー
この本は特定の表現を丸暗記するような本ではなく、トレーニングによって英作文力をつける本です。きちんとトレーニングをこなせば、正確に数えたわけではありませんが、少なくとも千通り以上の英文は自分の力で作れるようになると思います。また、トレーニングによって英語で考える力も身に付くと思います。
ファンクションメソッドのほとんどの教材がファンクションフレーズと動詞フレーズを2色で表記しているのは英語をことばとして身につけるためです.
英会話学習を続けてもどうして語彙が定着・蓄積しないか?
その原因は簡単なことです.それはことばを意味ある単位,つまりフレーズとして覚えないからです.
ひとつの英文を丸暗記する、これでは覚えては忘れ,忘れては覚えるの開く循環です。
英語はファンクションフレーズと補語・動詞フレーズとの順列・組み合わせで成り立っています.
今,ファンクションメソッドが脚光を浴びているのは実はこのことです。
言葉の最小単位は、もちろん単語です。単語と単語が結びついて文となります。
でも単語をいくら覚えても、読解には多少役に立つかもしれませんが、言葉としては身につきません。
英語を言葉として身につけることができるのはフレーズ(意味ある単位)なのです。それは具体的には補語フレーズや動詞フレーズ,そしてそれを運用するのがファンクションフレーズです。
Coffee Room 2. 「the」「a, an」の問題
Kenny: 日頃から、日本人の多くは名詞のとらえ方や冠詞の使い方がよくわかっていないという気がしていますが、中嶋さんはどこに原因があると考えていますか?
中嶋: そうだね。例えば、日本語の「犬」を表現する場合は、冠詞を含めて英語では次のような表現があるね。無理矢理日本語訳をつけると次のようになる。
dog, a dog, dogs, the dog, the dogs
犬肉, とある一匹の犬, 犬たち, 例の犬, 例の犬たち
lemon, a lemon, lemons, the lemon, the lemons
レモン果汁, とある一個のレモン, レモン, 例のレモン, 例のレモン
I'd like tea with lemon.
レモンティーをください
I'd like tea with a lemon.
レモンが丸まる一個がついているティーをください
Kenny: 以前英会話教室で、単にdogを使って、I like dog.と言えば、「私は犬肉が好きだ」の意味となると説明したことがあるが、生徒たちは驚いていたよ。
中嶋: a dogと表現すると、犬という個体を想像するが、dogだと不定冠詞のaやanの意味である「とあるひとつの個体」という意味がなくなり、「どこを切っても同じもの」といったことになるんだね。
waterやmilk、Billといった名前の人も、Australiaといった国名も、それが当てはまるわけだ。あるいは肉(meat)、beef(牛肉)、pork(豚肉)、lamb(羊肉)もそうだね。でも犬と同じようにa rabbitだと「一羽のウサギ」だけど、rabbitとなると(ウサギ肉)となってしまう。
「どこを切ってもBillさん」という人も、a Billとなると「ビルという名前の人」とか、two Billsとなると「二人のビルさん」ということになる。
一方dogsとなると「犬、犬、犬」といった複数の個体となって、「犬が好きだ」といった場合は、like dogsとなる。
Kenny: 私たちネイティブが当然だと考えていることだけど、日本人にはなかなか理解できないものだろうね。
中嶋: 日本の英語教育が悪いんだよ。「可算名詞には a や an をつける」などと教えているが、なぜそうなるといった本質的な説明をしないことや、あるいはそれを実際に使った場合「間違いだ」と決めつける前に、少なくともネイティブの人にはどう通じてしまうかといった教育をしないからだよ。
ところで、すでにイメトレに登場した動詞フレーズのうち、「好きだ」という意味で使われているlikeやhateにつながる名詞は単にcatsやcarrotsなどとなっている。一方「欲しい」という意味で使われるlikeやhaveなどになると、その数や量が問題となって、単なる複数表現があまり使われないことに気づいてほしいね。これはwantやneedでも同じことだよ。
Kenny: そうだよね。「欲しい」「必要だ」あるいは「いただく」といった場合は、「いくらか」「少し」という表現は欠かせないからね。
私たちネイティブは当然身についているが、日本人は少なくとも動詞フレーズで覚えてしまうことが大切だと思うよ。
I want some. いくらか欲しい(数・量)
I want a little. 少し欲しい(量)
以下は省略
少し欲しい(数)
たくさん欲しい(数・量)
たくさん欲しい(量)
たくさん欲しい(数)
もうこれ以上欲しくない(数・量)
赤文字のフレーズを相手に上げ調子で言えば「いくらか欲しいの?」などと疑問表現とになります。
中嶋:この場合、日本語では同じ意味でも、英語では「数」と「量」を区別していることに注目してほしいね。
自由に英語を話すための最短学習プログラム 一般動詞フレーズの文の生産
want some | ※wanting some | wanted some |
① 現在形動詞フレーズ | ② 過去形動詞フレーズ | |
want(s) some | wanted some | |
③ 原形動詞フレーズ | ④ ing形動詞フレーズ | ⑤ ed形動詞フレーズ |
一般動詞5段活用 | VO感覚(動詞+目的語) | 一切れいただく |
[3] 原形動詞フレーズ (頭に思い浮かべたひとまとまりの行為)
Would you want some?
いくらか欲しいですか?
相手に物を進めたりする場合は、疑問表現でもsomeを使います
【お知らせ】
※右の項目は「DL-MARKETによる販売」によるものです。
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