「描く」仕事の現場から

イラストレーター兼デザイナー兼ディレクターTETSUの独り言

書面と格闘な日々

2009年02月23日 | コラム
イラストの仕事というより、
書面と格闘の日々が続いている。

いろいろ避けては通れない。
ここで越えておかないとあとがさらに大変。

書面処理の達人さん達が何人か身近に出来た。
そういう方達の取っ付きの早さは素晴らしい。
「苦手意識がない」だけで、どれほど楽だろうか。

ところで、昨日、「ブラッドシフト」という現象の話を
TVで見た。ジャックマイヨールではないが、
素潜りの日本のトップ選手が紹介されて、
その方は7分近く海中に潜っていられるのだが、
その潜って、呼吸を出来ない間、体がどうなっているのか
という話だった。

ブラッドシフトとは、水中に潜っている間、脳への酸素の
供給を確保するために、体の他の部分の血液成分が変化する
という現象を言うのだそうだ。
そして、この現象は、「極度のリラックス」した状態で
起こるのだという。

実は、やり方があって、その方法を聞いていると、ヨーガ
の呼吸法などと酷似している。禅の精神統一なども基本、
近い事ではないかと思う。

実験では、ごく普通の人にその方法をさせて、
リラックス状態のグレードをあげて水中で息を止めて
時間を計らせてみると、その方法を試す前に
空気中で息を止めて、計った時間よりかなり長時間
呼吸を止めていられる事が判明。ブラッドシフトも
きちんと起こっていたりする。

苦手意識がない、さらにその上の極度にリラックス
しているという状態は、やはり脳にとって何らかの
有益な状況をもたらすのかなあと感じたのだった。

腹式呼吸して、書面に向かってみる。
(やっつけじゃだめか…。)