エスティマ日和

『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』2章まで収録の、エッセイ集です。独立しました。

アイガモ農法

2006年02月08日 | 雑記
アイガモ農法というの「画期的」稲作方法がこないだテレビで紹介されておりました。
なぜ『CG&建築パースブログ』で「稲作」なのか、根本的疑問はあるものの、それは毎度のことです。

田んぼは、雑草が生えると困るため、これを「除草剤」で駆除しておりましたが、なにしろ殺人にも利用できるくらいですから、あんまり体にいいとは言いがたい。
そこで、これを鳥の「合鴨」を使いまして、食べさせてしまえ、という画期的アイディア。
日本の富山あたりのお百姓さんが考えられたらしいです。

合鴨は、稲は食べずに、雑草だけを食べます。
おまけに小さな害虫も食ってくれるし、田んぼはかきまわしてくれる(水かきで)ってんですから、稲作にとっては、もうこの上なく便利な鳥なんですね。
かわいらしいので、近所の子供たちが見におとずれます。
お百姓さんも
「ほんと、愛らしいですよ。休まず働いてくれますし」。

合鴨にとってもカラスなどの外的から守ってくれるので、
そこそこありがたいらしく、番組内でお百姓さんが
「新しい共存共栄です!」と、胸をはっておっしゃってました。

うーん、素晴らしい!
でも(合鴨の)仕事のない冬はどうしているんだろう?
と、画面に見入っておりますと、場面変わって、そのお百姓さんの冬の夕食の光景。

「なにを食べていらっしゃるんですか?」の問いに
お百姓さん

「鴨鍋です!うまいっすよ!」


って、食っちゃうのかよ!?

「増えすぎても困るんで(笑)」

さっき「共存共栄」とか言ってなかったか?

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