がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

限度額適用の認定のすすめ

2013-01-04 16:51:50 | 高額療養費
入院中、周囲の人からよく聞かれたのが、この限度額適用の申請についてだった。
がん治療は費用がかさむ。
あとから所属している健保組合に高額療養費支給申請をすると所得によって額は異なるが、3ヶ月位すると一部かかった費用が戻ってくる。
これを先にさっ引いて支払うように出来る制度がある。
費用はかからず、医療費の支払額は高額療養費支給を支払額から曵いたものと金額的には変わらない。
あとからその都度申請する手間がないのと、立替払いをしなくて済むのが限度額適用のいいところである。

70歳以上と未満とで内容は異なる。
70歳以上について、わたしは知らない。
未満については所得によって3つのランクにわかれる。
上位所得、一般、低所得、基準金額がそれぞれ大雑把に83,400 44,400 35,400円になっている。
月ごとの締めで入院、通院それぞれ別に、この額を超えて支払わなくてもいい。
差額ベッド、食事、寝間着の洗濯代などは対象にならない。

国民健康保険の人は住民票を置いている役所に行けば手続きできる。
わたしは健保協会から送ってもらった。
(正確には違って、わたしの労務管理をするセクションの有能な女性がやってくれた)
病院に申請書が置いてあるケースもある。
昔の紙の保険証のような限度額認定証が送られる。
これを会計窓口に見せればいいのだ。

入院してからこの制度を知ったので認定証は退院に間に合わなかった。
窓口に言って申請中だと相談すると、会計では
「入院費は支払わないで止めておきましょう。認定証が来たら会計してください」と取りはからってくれた。
それも笑顔で言ってくれた。
親切だとわたしは素直に感激した。

2回の抗がん治療のための入院、手術の入院に適用を受けた。
4回めからは負担額がさらに減る。
地元病院に腸閉塞で入院した。
通常通りの限度額適用を受けた
(同じ病院に4回めで入院すれば多数該当で減額してくれる、複数の病院にかかると多数該当で処理してくれない)
この場合、健保協会に高額療養費支給申請をすれば差額が振り込まれて返ってくる。

病気でお金がかかる時は申請しておくと便利。
けんぽ協会HP
申請書が出てくると思います。

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