がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

遅れてついてくるこころの理解もあるよね

2013-06-18 18:42:22 | 心のリハビリ
昨年今頃は、休職に向けて躍起に働いていた
私の悪い癖だと思うが、がむしゃらにやるべきことを書き出しては思いつくままにこなす。
手術までの記憶は、暇を埋めるために、暇を作らぬために働いた感がある。
庭の草をむしりながらでも、
「この一本を抜くことで生茂らない一歩だわ、私が生きてる証だわ」
みたいな恩着せがましい思いがあった。
いきている証を眼で見たくて一個でも働いておこう、というような感じ。

ツバメがやってきた
ツバメを見た。
台湾やフィリピンなどから旅をしてくるのだから尊敬してしまう。
すごいものである。
毎年、そう思う。
今年もそう思う。

一年ぶんの冷静
心の面でも、他色々、一年間の冷静さがある。
それはきっと客観的になった部分かと思う。

例えばツキノワグマの傷跡について
鎖骨下の傷跡。
ここだけはいやだなあ、と思った。

次に、ここから食道を切るため仕方なかったんじゃないかと思った。

今は、よくわからないけど、リンパの手術のために切ったんじゃないかと思う。
だって、傷跡の下は内蔵ではなく骨と筋肉しかない。
それとも、肋間から特殊なことをしたのか?

など、興味本位にいろいろ考える余裕が出てきた。

食道がんはなかなかむずかしい手術なんだということも傷跡、肺活量、諸々から感じ取った。

がんの切除とはそんなに簡単なものではないのだなあ。
それはよくわかった。

どうどうといきようか
明日は見えないから、今なんとかしようと申し訳なくて働いていたような気がする去年の今頃。

少ししか生きられないかもしれないから、だらしなくしないで体裁よくしようと思っていたように今は思う。

体裁なんか気にしないで自分と向き合おうと思う。
頂いた命なので、どの位あるかわからないけど、自分のこと考えたい。
以前湧き出たものは、迷惑かけまいパワーだった。
そんなんじゃなく、もう一度、自分と対話できそうな気が少ししている。

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2 コメント

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適度な緊張感も必要? (テニキチ)
2013-06-18 21:09:35
「がむしゃらにやるべきことを書き出しては思いつくままにこなす。」 リタイア前は私もそうでした。今は穏やかな毎日ですが、まだ現役の方はそうはいかないですね。学校の同期会で昔の友人に会うと、みんなまだまだ現役で活躍中であり、その緊張感が羨ましく。私の首の傷跡は鎖骨のやや上。女性のふーみんさんの場合、目立たぬようなるだけ下で切ったのでは。術後4.5年でもダンピング、胃液&胆汁の逆流は続いていますががん体質からは卒業できたような気がしてます。
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Re;適度な緊張感も必要? (ふーみん)
2013-06-19 18:27:58
テニキチ様

そうなんですか~~~
何がそうかと深く思っているかと言いますと。
ず~~~っとダンピングは続くのね~
胆汁逆流は噴門はないし、幽門も胃で食道再建してるから機能しにくく、これは仕方ないと覚悟してたけどね。
本当に大きな構えで臨まないとねえ。

頭では色々やろうと思うけど、もう体が以前のようには動かず、自分のペースを落ち込まずに認めながら作っていくのはけっこう大変なことかも。

どこか、諦めた明るさのなかいきたいです。
いろいろ、ご教授くださいませ。

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