がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

がんで誕生日を2個もらったよ

2019-08-10 18:12:13 | 食道がん術後
7年前8.27にオペ、術前の心が思い起こされる

この時期になるとやはり、ふと思い出す。

働き詰めの日々を解放してくれたのがガンという病気であった皮肉。

子どもたちが入れ替わり立ち替わりいてくれたこと。

毎日髪がいっぱい抜けたこと。

抗がん剤の辛さが抜けるとともかく食べよう!とよく食べた。
なんかいつも誰かがいた。

ま、それだけ生存率の低い病だったってことなんだ
当時は頭が回らなかった


7年は本当に長い

違う体に馴染むのも大変だが、食べられなくて一気に老けた!

この頃になって真っ赤なツキノワグマも薄くなったが、
熊であることには変わらない。
ガオ〜
人が見たらびっくりする体だ。

文句は言えない、乳がんの患者さんは若くして同じ苦しみ100倍を感じるだろう。




同じ立場の人が受け止めてくれたから

ブログを始めるまでには術後4ヶ月くらいかかった。
そんなに簡単元気になれない私の場合。

歩いてみようと家の下まで行ったら疲れてしまって座り込んでいたら、通りがかった高校生がびっくりして
「救急車、呼びましょうか」と声をかけてくれた。

これからどうしていこうか、命をもらったありがたさがあるからなんとかしなくちゃいけない。
でも、楽ではなかった。

過去は過去、先、先と思い、
腸閉塞で入院した時にブログをはじまたように記憶している。
違うかもしれないが多分そう

こんな困難は誰かもそうだ、と思い始めて。
誰かの役に立てば。

ところが逆であった。
同じ立場の人が「そうだよね」と共感してくれることで助けられたのは私だった。

そうだ、と共感されることはこんなに心が楽になるものなのか。


ババアになりたいな〜

孫なんて抱いちゃってさ。
言えません、子供にプレッシャーかける発言

新しい音楽や映画を見てさ。

アヒルママに14日会いに行くのですが、彼女見てると歳をとるのが嫌になり、悪い生活して早く死のうと思う気分にいつもなってきた。

彼女は大変恵まれた環境に育ったにも関わらず、不平不満分子、努力をしない。

自分にはもっと特別な世界が開けると恋に想いを馳せる。
この辺DNAもらってる

わたしはネグレクトと過干渉の考察する世界で生きてきたので、母とは違うババアに育とうと思う。

歳はとりたくない、ではなく、わたしなりの歳の取り方を探そうかな、と思う。

たまに自分で自分に声を出していう。

「あなたは悪くない」
「頑張れ、わたし」

みんなそれぞれいろんな形で頑張り、苦しみ、笑い、好きなものを持ってるんだろうなあ。


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