同窓会、娘デートの帰り道
東京駅のバスターミナルにいたんです。
バスまで20分あるけど、買い物に行くと乗り遅れそうだからぼうっと待っていた。
育ちの良さそうな青年が
「〇〇行きはここでいいんでしょうか」って聞いてきた。
荷物はペットのカゴだけ。
「そだよ」と言いながら「かわいいね」と言葉を続ける。
「買ったばかりなんです、一人暮らしになっちゃって」
ぼつぽつと話す彼。
「猫って、結構高いんですね」
「え、じゃあ、もしかして衝動買?」
速攻、うなづく彼。
「抱っこしちゃうともう返せなくなっちゃうよね」
「はい」
バスを待つ間ゆっくりこんな会話をしてしまった。
私は前の席で彼は後ろの席で、私は途中で降りたのだが、
バスに乗り込む際、
「ありがとうございました」と礼儀正しい。
「良い猫ライフを」
いい顔で笑う。
うちの子らもそんな心情だったんだろうか
自分がかたくななものでそういう心の機微に疎い。
ライオンのDNAが入っているのかもしれない。
こんな疲弊した地域にいては未来がない、と自分が思ったからさっさと外の学校に出してしまった。
就職もこっちはないよ、なんか言ってしまった。
二人とも一回は激しく挫折した。
あの優しい彼を見てとても反省したのだった。
でも、今手元においてよかったとは思えない。
日本の田舎は閉鎖社会で(それは都会育ちの私の感想で、地域に生まれればそんなことはないんだろう)
都会では数億倍くらい生き方の選択肢がある。
そんなふうに思っていた。
地域の人に失礼だってば
でも現実判断だもん。
孤独との折り合い
猫飼ったって、友と騒いだって楽しい。
孤独って所属感の喪失だ。
がんになって、命のありがたさに気がついたが、
自分から手を伸ばさないと孤独になるんだと思った。
誰はを好きになったら疲れるし資格もねえや、みたいなひねくれた心ではいかんのですね。
好きなことを一人でしているのが一番好きです。
だからって人から逃げてはいけないのだと思いました。
案外心のディレクトリは複雑だけど、なんか少し感じることもできるお年頃!
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東京駅のバスターミナルにいたんです。
バスまで20分あるけど、買い物に行くと乗り遅れそうだからぼうっと待っていた。
育ちの良さそうな青年が
「〇〇行きはここでいいんでしょうか」って聞いてきた。
荷物はペットのカゴだけ。
「そだよ」と言いながら「かわいいね」と言葉を続ける。
「買ったばかりなんです、一人暮らしになっちゃって」
ぼつぽつと話す彼。
「猫って、結構高いんですね」
「え、じゃあ、もしかして衝動買?」
速攻、うなづく彼。
「抱っこしちゃうともう返せなくなっちゃうよね」
「はい」
バスを待つ間ゆっくりこんな会話をしてしまった。
私は前の席で彼は後ろの席で、私は途中で降りたのだが、
バスに乗り込む際、
「ありがとうございました」と礼儀正しい。
「良い猫ライフを」
いい顔で笑う。
うちの子らもそんな心情だったんだろうか
自分がかたくななものでそういう心の機微に疎い。
ライオンのDNAが入っているのかもしれない。
こんな疲弊した地域にいては未来がない、と自分が思ったからさっさと外の学校に出してしまった。
就職もこっちはないよ、なんか言ってしまった。
二人とも一回は激しく挫折した。
あの優しい彼を見てとても反省したのだった。
でも、今手元においてよかったとは思えない。
日本の田舎は閉鎖社会で(それは都会育ちの私の感想で、地域に生まれればそんなことはないんだろう)
都会では数億倍くらい生き方の選択肢がある。
そんなふうに思っていた。
地域の人に失礼だってば
でも現実判断だもん。
孤独との折り合い
猫飼ったって、友と騒いだって楽しい。
孤独って所属感の喪失だ。
がんになって、命のありがたさに気がついたが、
自分から手を伸ばさないと孤独になるんだと思った。
誰はを好きになったら疲れるし資格もねえや、みたいなひねくれた心ではいかんのですね。
好きなことを一人でしているのが一番好きです。
だからって人から逃げてはいけないのだと思いました。
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