本牧日記

愛犬と楽しむ本牧(ときどき北軽井沢)生活。
ボビーとクララと私たちの Memories & Diary。

松本フェスティバル チケット争奪戦 顛末記

2017年07月04日 | 日記

早いもので、今年ももう半分が過ぎました~
タイヘンです、ついこの間お正月が済んだと思っていたのに~(爆)

・・で、この記事も6月の初めごろに書き始めて、下書きのまま時々居眠りしながら手直ししていたら、
あっという間にひと月が経ってしまい
ダラダラと長~い日記になってしまっています。よろしかったら(お暇な方は)お付き合いくださいませ~。

写真もその時の写真です。 
梅雨入り宣言が出されたばかりの頃で、青いアジサイの花がまさしく季節感たっぷりでした。
(今は紫色~茶色っぽくなって、とっくに見頃が過ぎてしまいました。)

「梅雨入り」という言葉を聞くと、NHKの大好きな番組「LIFE」の「梅雨入り坊や」が浮かんできます。
毎年「梅雨入り」を宣言するのが代々世襲で家業になっている一家。
歌舞伎役者のようないでたちで仰々しく「宣言」をする父と、その父を恭しくかしずいている母。
そんな家業にギモンを抱き始めた子供・・
パロディ風のコントが、なんとも可笑しくて~。
毎年梅雨になると思い出しそうで・・・どうしましょう。。(笑)


さて、タイトルの 「松本フェスティバル」。
故齋藤秀雄教授の教え子たちが世界中から長野県・松本市に集まって、小澤征爾さん指揮の「サイトウ・キネン・オーケストラ」として素晴らしい演奏を披露してくれるという素敵な音楽祭のことは、ずっと前からテレビのニュースなどでも取り上げられていました。

いつか行ってみたいと思っていたこの音楽の祭典に、ニュースでみるのではなく、今度こそは出かけようと、決めていました。

昨年暮れから情報収集開始。
春になって、まず、プログラムが発表になりました。

「セイジオザワ 松本フェスティバル」の催しは、毎夏、数週間にわたり、オーケストラや室内楽、オペラ等いろんなコンサートやイベントが開かれます。今回とっても行きたかったのが、A B C 3つのオーケストラコンサートの中のプログラム。
ピアニストの内田光子さんが協演されます。

チケットの一般発売は、は6月3日 土曜日の10時から。

う~ん、困った。
フィットネスクラブのズンバの時間と被ってしまう・・
(今私が自分でいちばん楽しいと実感できる時間が、土曜日のプールのこのズンバのレッスンなのです。)
休みたくない、でも、お目当てのコンサートプログラム)は、
きっと発売開始と同時に売り切れてしまうだろう~~

でもでも、せっかくレッスンを休んでも買えない可能性も大だし。。

迷った挙句、土曜の10時前には、自宅でパソコンの前に座っていました。

 

秒読み開始!
私はパソコンとスマホの2本立てで、夫は電話から!

10時きっかりにアクセス開始しましたが、案の定つながりません~~~

何度も何度もトライし続けたけれど、ダメ。

ならば、第2希望のプログラムはどうかと方針変更。
ところが今度はそもそも元のサイトに戻って公演を選び直すことすらつながらない・・

チケット争奪戦は、見事に敗退に終わりました。
あ~あ、せっかくプール諦めたのに~

 ううう

「サイトウキネンオーケストラ」今年こそは行きたかったのに。
小澤さんがお元気なうちにライブを聴いておきたかったのに。
大宮臨太郎さんや、大賀ホールで聴いたチェロの宮田大さんもメンバーに入ってらっしゃるのに。
クララと一緒に出かけて、松本周辺の観光もして、今年の我が家のいちばんのイベントに.なるはずだったのに・・・

その晩、諦めきれずにパソコンをさわっていたら

チケットの転売サイトを発見
何と早くも松本フェスティバルのチケットが出品されている。
それも、同じ人が複数枚出していたりする
こんな人が買うから、私たちは買えないのだ。ぷんぷん

当然、チケット代金にいくらか上乗せされた金額
それでも次々に取引が成立していくもよう・・
プログラムもある。
これで買おうかと思ったけれど、夫に却下されました。

 

日曜の夜の時点で、は、予定枚数終了
正規ルーートでなら買えました。

プログラムだってとても魅力的。
指揮が小澤さんではなくてファビオルイーズさんなのですが
ちょうど日曜の夜のN響のコンサートで、ルイーズさん指揮のマーラーの巨人をやっていて
それがとても良かった。

夫に聞くと、やはり小澤さんが指揮をされるほうに行きたいと言う。
プログラムなら、内田光子さんは出ないけれど、小澤さんが1曲だけ指揮をされる。

あきらめかけたとき、チケットの販売ではなく、
宿とコンサートをセットにしたツアーを大手旅行社で販売されているのを思い出しました。

受け付けは電話のみ。
土日は休みで
次の受付は月曜朝の9時半~。
よし、これならいけるかも。

翌月曜日。
今か今かと9時半になるのを待って電話。
繋がった~。

は完売だが他は用意できるという。

やった~!
の予約を入れました。

S席とその日の宿泊でひとり5万8千円。夕食も無しで、やや高い・・が仕方ない。
それに当然ペット同伴のプランではないので、市内でクララを預けるところを探さなくては~。

よしっ、これで松本に行ける~!

はずでしたが

このあと、あらたな展開が~

 

3日くらい経って 「アラート」が来たのです
ミサイル攻撃ではありません、チケットの購入にも「アラート」があり、
お気に入りのアーチストや行きたい公演を登録しておけば、メールでチケット情報を知らせてくれるのです。

それは、追加販売のお知らせで、気が付いたのは夜にPCを開いてからでしたが、.朝の10時ごろからすでに始まっていたのです!

大変
大慌てでチェックすると、はもう完売でしたが、とか、無いはずのも、けっこう余裕があるではありませんか

どういうこと~

で、座席指定を試してみたら、なんと前から3列目という良いお席があるのです。
ちょっと迷ったけれど、旅行社の申し込みはキャンセルすることに。(チケットの購入ではなくパック旅行なので、キャンセルが可能でした。)

誰かが、どこかが、押さえていた分を放出したのですね。
(こういうことがあるから、本当に買いたくて待ち焦がれている人に回ってこないのだわ。ほんとに不透明。)

かくして、プログラムの日曜開催のほうのチケットを確保
さ、次は泊まるところを探さなければ~。

ペットOKの宿は、松本には1軒しかないようなのです。
小さな日本旅館。いちおうお風呂は温泉だし、コンサート会場へのアクセスも良さそう・・・
ここにするか・・と思ったら、ダメダメ、満室。

で、自分たちはホテルに泊まって、クララはトリミングサロン併設のペットホテルに預けることに決めました。
(以前伊勢に出かけたときと同じパターンです。)

人間用とクララ用と、ホテル探しは同時進行。

ペットホテルの候補は3つ。うち一つはトリミングサロンの常連客のみ預かり可能。二つ目は現在休業中(?)。
実質残りの1つしかなかったのですが、電話をかけてみたらすごく対応が良かったのでここに決定です。

そこから歩いていける所に、人間用のホテルの候補のひとつがありました。
和式の旅館でちょっとイメージが好みではない感じですが、ぎりぎりまでクララと一緒に居られそう~と
A旅行サイトからそこを予約。

でも、実際当日の行動を考えてみたら、コンサートの間、日の当たる駐車場で車内にクララを待たせておくのはよくない。

先にクララを預けて、それからコンサートに出かけ、それからホテルにチェックインするほうが良いということで、
ならばペットホテルのそばでなくても、より好みに合った宿に泊まろうということで、ホテルを変更。
A旅行サイトの予約を取り消して、Bサイトで、松本城に近い、別のホテルを予約しました。

さ、これで一件落着~と思ったのですが
アクセス等を確認するためにそのホテルのオフシャルサイトを見ていたら、同じ宿泊プランが、直接ホテルのサイトで申し込んだ方がお安いといことが判明。

どうしようかと迷った末に、またまた今度はB旅行サイトの予約をキャンセルしました^^;

即ホテルのオフィシャルサイトから予約の取り直し。

はい、ようやく本当にコンサートとお宿とクララのホテル、すべての予約が整いました。

コンサートも、松本や周辺の観光も、とっても楽しみです。

 

この夏は、他にも楽しみなコンサートがいろいろ。

あさっての夜は、葛飾シンフォニーホールで、大宮臨太郎さんのコンサート
ピアノの岩崎洵奈さんとの共演で、N響のチェロの宮坂さんも出られます。
プログラムは、ベートーベン
葛飾は遠いと思ったのですが、職場からだと案外行き易いのです。

それからさ来週は、ユーミンのコンサートも。
(ミーハーの我が家なので、聴きたいものは何でも行きます。)

まずは、あさって~。
楽しみです