ハングル;教え、そして学ぶ

日々ハングル(韓国、朝鮮語)を教えながら感じること、韓国ドラマでみる名言。

初めて食べた蕗のとうーコリアと日本の食文化の違いー

2015-03-30 22:50:56 | Weblog
「등잔밑이 어둡다-灯台下暗し」、と言いますが、今まで毎年自分の家の庭にフキノトウが生えていたのに、それもよく知らず、関心もありませんでした。もちろん、食べたことはありません。ふきは毎年美味しくいただいていたのですが。(どうやら山蕗のようです。)
なぜ関心がなかったかというと、オモニが食べているところを見たことがなかったからです。でも今年はテレビの影響も有り、食べてみようかなと思ったわけです。
(これ、本当にフキノトウ?蕗のそばに生えているから間違いないよね。)
そして、収穫した3個を天ぷらにして初めて口にしてみたら、「美味しい!」
一緒に揚げた他の野菜の天ぷらよりコクがあって、やみつきになりそうな味。
早くも来年が楽しみに。
同じふきでも、葉っぱをゆがいてご飯を包んで食べる「サム」を好むコリアと、フキノトウを味わう日本。コリアンは、桔梗の根やトドク(더덕-ツルニンジン)を好んで食べるけど、日本の人が食べるとはあまり聞いたことが無い等。こういうのが食文化の違いですね。
両方の良さがわかり、味わっている私、コリアン二世です。



「ミナリ(せり)だけのピビムパッ」

2015-03-22 21:40:53 | Weblog
春といえばミナリ(せり)。
急にセリのピビムパッが食べたくなりスーパーで購入。
サラダにも、と書いてあったので、生でもいけそうだと思い…
小さく切って、醤油、酢、砂糖、ゴマ油、おろしにんにく、トウガラシなどで味つけし、
白いご飯に混ぜてピビムパッに。
子供の頃食べていた容器ヤンプン(양푼)(アルミのボール)で食べました。

他のものが何も入ってなくても美味しかったけど、田んぼや川辺に自生しているミナリ(せり)に比べると、香りや味の旨みがやはり物足りない感じでした。

昔は、カナン(貧乏)の象徴のように感じた事もありましたが、今の時代では手に入りにくい贅沢な食べ物になりました。

3年前摘んできたミナリ(せり)をプランターで育てているのですが、一度も収穫できませんでした。

今年こそはぜひ大きくなって欲しい、生で食べたいと、最近は米の研ぎ汁を肥料代わりにやっていますが、どうなるのか楽しみです。


「猫は見た」最終回 ―猫を韓国ではどう呼ぶ?

2015-03-14 21:13:35 | Weblog
昨日は、「猫は見た」最終回でした。全119話。前回の「愛は歌に乗って」に続いて、今回もほぼ毎回見ました。午前10時5分から約30分、夕方の再放送の時間までは待ちきれず、午前の部を見ることになり、去年から生活スタイルが変わってしまいました。もう1年近くになります。

今回は、韓国ドラマには珍しく、猫が登場。
猫が、物語の発端に登場し、その後はあまり出てきませんでしたが、最終回では、2匹の猫が登場。猫が大嫌いだった舅が猫を好きになり、猫を飼う様にまでになり、そしてその猫を「ナビ」と呼んでいました。(韓国に住んでいる人のブログで猫をナビと呼ぶことを知りましたが)。本当にナビと呼ぶのだと感心。一般的にナビとはちょう(蝶)のこと。なぜ、ナビと呼ぶのかはまだわかりませんが。

そして、物語の初めに行方不明になった猫も突然家に帰って来、登場人物すべての恋愛や家族関係などがハッピーエンドに。

そして、昨日一番気になったことはカチ(カササギ)の話です。昨年のエッセイコンテストの最優秀賞の人のテーマがまさしくカチの話で、内容が一緒だったのです。柿を全部取らず、カチのために残して置くという話なのです。違うのは木になっている柿の代わりに柿の実を庭に置いておくところですが。
近いうちにその部分のビデオを起こしてみたいと思います。

          


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バラエティー番組で学ぶ韓国語

2015-03-01 20:53:06 | Weblog
バラエティー番組「スーパーマンが帰ってきた」。
先日、ソン・イルグクさんのとてもかわいい三つ子の男の子が出てきた時のことです。식겁하다シコッパダという単語が出てきて驚きました。15年程、KNテレビ、KBS WORLDを 見てきましたが、初めて出会ったと思います。

そしてこの単語は何十年ぶりに聞いた単語でしょうか。
オモニが生前よく使っていました。画面に綴り字が表記されたので、初めてこのように書くのだと知り、うれしく思いました。

早速辞書を調べましたが、出ていません。
こういう時、最近はインターネットの辞書(daum한국어사전)で、調べます。
出ていました。「식겁~思いがけない事で驚き怖がる事」
私がよく聞いた시껍하다, 시껍묵다は方言と出ていました。

시껍묵었다―よくこの単語を使っていたオモニ、朝鮮時代に生まれ育ったオモニが、日本の昭和・平成の世を生きながら、驚いたこと、困ったことが沢山あったのでしょうね。


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