ハングル;教え、そして学ぶ

日々ハングル(韓国、朝鮮語)を教えながら感じること、韓国ドラマでみる名言。

ドラマに見るキョンサンドサトゥリ(慶尚道の方言)

2014-08-22 21:10:28 | Weblog

ドラマ「愛は歌に乗って」

相変わらず見ていますが、반효정演じるハルモニ役の台詞は、わたしのオモニと同じキョンサンドサトゥリ。

懐かしく聞いています。

以下、その一部です。

와 우노(왜 우느냐) 와이카노(왜 이러냐) 뎅겨올 데가(다녀올 데가)

밥 묵으라(먹어라) 속이 상했을 끼다(거다) 쪼매만(조금만) 잊아버린다(잊어버린다)

이바구(이야기) 우에된(어찌된) 배고프재(배고프지) 몬산다(못산다) 아이다(아니다)

부끄러바서(부끄러워서)(キョンサンドでは変則は起きません(例:덥어서-더워서))

などなど、聞きなれた方言…。

※方言の綴りは間違っているかもしれません。悪しからず…

そして、퍼뜩 가이소(빨리 가십시오)の퍼뜩をうっかり方言と勘違いするところでした。

確認のため辞書を見たところ、퍼뜩~얼른 곧と出ていました。このように 在日コリアンの中では、

サトゥリと思った言葉が実は標準語だったという事がよくあります。

それに関しては又の機会に…


「韓国語ジャーナル」休刊、最終号から

2014-08-07 22:56:11 | Weblog
「韓国語ジャーナル」最終号(2013年春号)を、今頃になってですが手にしました。
学習者だけでなく講師にも参考になる資料が多かったのですが、私は「ライティング力養成講座」の連載を読み参考にしていました。

最終号で目にした気になった記事は、「秋月先生の 바른 말 探訪」ですが、その中の一節です。「ネイティブスピーカーとは、その言語について説明ができない人、また、文法や発音が「標準」とは異なるものを堂々と使える人のことである。」
「学習者として「正しい知識」は必須である。しかし、そればかりでなく「間違える」度胸がなければならない」

そうですよね、間違いをあまりにも気にしていたらしゃべれないですよね。


KBSの「바른 말 고운 말」、MBCの「우리 말 나들이」という番組がいずれも書籍化されているそうなので、読んでみたいです。