ハングル;教え、そして学ぶ

日々ハングル(韓国、朝鮮語)を教えながら感じること、韓国ドラマでみる名言。

全国通訳案内士資格を更新しました

2023-02-03 20:24:51 | 学び・韓国語
今年もはや一ヵ月が過ぎました。


新年は学びでスタートしました。

23年前に国家資格である通訳ガイドを取得しましたが、その後、法律が改正され、誰でもガイドができるように変わりました。それとともに、それまでの「通訳ガイド」の呼称が「全国通訳案内士」に変更され、5年に一度講習を受けることが義務化されました。
私の場合、その期限が1月3日と気づき、あたふたと2日からオンラインで6時間ほどの講習と簡単な試験を受け、ぎりぎり間に合いました。
通訳案内士として活動する予定も体力もないのですが、勝手に名乗るわけにもいかないと思い、更新した次第です。

そして、1月11日からは週一回の翻訳教室にオンラインで参加しています。若い人に混じって翻訳の宿題も頑張っています。残すところ2回になりました。学びの多い充実した日々です。

猫ちゃんも、そんな私を見守っています(?)

雪の日、外に出た猫ちゃんです


十冊目の韓国語聞き取りノート

2017-03-29 22:38:12 | 学び・韓国語
 韓国語の聞き取りを始めて17年目です。
今までのノートを集めてみると、ちょうど10冊でした。このことをエッセイ風に書きました。
2度に分けて掲載します。

いつまで続けるのだろう。
傍らのノートをちらりと見ながら思う。ボールペンを挟んだ韓国語の聞き取りノート。
 始めたのは17年前だったろうか、衛星放送のおかげで韓国ドラマやニュース、バラエティなどが我が家でも視聴出来るようになった頃だった。
 韓国・朝鮮語関係の資格を取得し、カルチャーの講師を始めた頃だった。日本に生まれ育ち、先に日本語、後から母国語を学んだ私の知識はもっぱら本や辞書で得たものだったのだが、生の韓国語を存分に聞かれる環境が整った。
 ドラマをみることは楽しみであると同時に、勉強でもあった。すぐメモできるようにノートをテレビの近くに置き、初めて知った単語、面白かったり感動的なセリフ、授業で扱っている文法表現が含まれた表現、独特な言い回しなどを書き込んだ。特に好きなのはオモニが使っていた言葉。
 あたりまえのことかもしれないが、百年近い昔の言葉を今の若い人が使っているのを見ると、こうして言葉が脈々と繋がれているのだ、と感銘を受ける。何よりもオモニが思い浮かばれ喜々としてメモするのである。


翻訳新人賞締切日

2015-04-27 23:02:10 | 学び・韓国語
今日は、翻訳新人賞の締切日です。私は、1週間前原稿を郵送しましたが、先程メールを見ると、受け取ったとの連絡が入っていました。ソウルがとても身近に感じられた瞬間でした。

初めての応募です。27ページの短編小説でした。最初に読んだとき、特にむつかしい単語もなく、簡単だと感じたのです。実際にしてみると、自然な日本語に翻訳するのは難しいことだなと感じました。読点の決まりは?と思ってインターネットで調べたり、参考にするためにこの2、3ヶ月の間に小説やエッセイ集を読んだりしてにわか仕込みをしました。

今回、文学作品の翻訳の楽しさを初めて知りました。訳している間に自分が小説を書いているような錯覚を感じるほどでした。
そして、韓国朝鮮語と日本語の違いは何なのか、ということを考えさせられた期間でした。また、自分の日本語能力を高めなければと思った次第です。