ハングル;教え、そして学ぶ

日々ハングル(韓国、朝鮮語)を教えながら感じること、韓国ドラマでみる名言。

感動した詩kbs「男子の資格」から

2011-12-10 21:17:15 | Weblog
書き留めて置きたい、その後もう3週間も経過しました。
kbsの「男子の資格」、詩の創作の企画の이윤석さんの詩、뽀그작 빠그작 뽀그작 빠그작
という擬声語が今も耳に聞こえるようです。
이윤석さんが自作の詩を朗読しているときメモしました。뽀그작 빠그작 という単語が何回使われたか、記録に無いので、その部分と他一部省かれています。

뽀그작 빠그작 뽀그작 빠그작
……

은퇴한 아버지는 말이 고프고
퇴근한 아들은 말이 고달프다

윤이 자나?

아들은 고양이처럼 시치미 떼고
아버지는 장승처럼 우두커니다

뽀그작 빠그작 뽀그작 빠그작
뽀그작 빠그작 뽀그작 빠그작

하염없던 아버지 돌아가신다
아들이 깰까 봐 발소리 죽이고

아버지는 가셨다 그렇게 먼 곳으로 가셨다

주인 잃은 문갑 위에
틀니가 덩그라니 웃고 있었다

뽀그작 빠그작 は初めて聞いた単語でした。「かりかり」なのでしょうか、「ふぎゃふぎゃ」なのでしょうか、틀니가 헐거워져서 나는 소리라고 합니다.
말이 고프고と말이 고달프다との対照、
고양이처럼 시치미 떼다、장승처럼 우두커니という表現などすばらしい、状況が目に浮かぶようです。特に아버지の姿を彷彿とさせてくれます。

自分が歳を取り初めて知る親心、老いた親の寂しさ、子を思う親の心…
朗読の後、男心をくすぐる詩、と評価をしていましたが、女性である私にも切なく響きます。今、아버지는 가셨다 그렇게 먼 곳으로 가셨다と入力するとき、目頭が熱くなりました。

ところでこの番組、見ている方、詳しい方も多いようで、昨日「男子の資格」で検索したら、この詩が日本語で紹介されていました。