
どういうわけか、先週は「杜記別館」でのランチが続いた。その中から3食をご紹介しよう。 まず冒頭の写真は「烤魚+生菜色拉」。日本語メニューでは「焼き麻辣魚とサラダ(850円)」と書いてあった。 丸ごと一匹素揚げしたイシモチを、山椒や唐辛子などと一緒に炒めた料理である。魚の上を飾る“大三元カラー”は、例によって緑・赤ピーマンと玉ネギを使用。しかし、それ以上に投入されているのが唐辛子。赤ピーマンと間違って食べると口中火炎放射機状態となるので気をつけようね。 この店のお客には中国人がよく来る。この日も中国人青年が私の隣に座って同じものを食べていた。 汗を拭き拭き水を飲んでいる私に向かって、彼が話しかけてきた。 「辛いでしょ。これが本格的な四川料理ですよ」 それを聞いていた料理人が「辛さは加減できますから、言ってくださいね。調整します」と、話に加わってきた。 でも、このぐらいの辛さが最適なのかもしれない。麻辣ではあるが美味しいランチであった。 ![]() こちらは「杜記牛肉麺(680円)」。表の壁に掲出されている写真「中華街初 台北牛肉麺(800円)」のランチ版だ。 私は最初、この中華街初・台北牛肉麺が食べたくて「表の写真に出ているあの牛肉麺をください」と頼んだら、女性従業員が「ん?」と怪訝な顔をする。 酔華「だからぁ、外の壁に台北牛肉麺というのが出ているでしょ。あれです」 店員「あれならランチの7番と同じですよぉ。こっちの方が安いし…」 酔華「でも、ランチメニューでは杜記牛肉麺と書いてあるけど」 店員「同じですよ」 ずいぶん親切な店員さんである。儲けを考えたらお客の言うとおりに800円のものを出せばいいのに、わざわざランチメニューの方を勧めてくださる。いい店だ。 で、出てきたのが上の写真。本店が刀削麺の店なので、ここ別館もその麺が出てくるのかと思ったら、全く違っていた。ちぢれ系のキシメン風の麺を使用。幅が不揃いであるところをみると、機械製麺ではなく切り麺なのかもしれない。 牛肉はどこの部位を使っているのだろうか、なんだか鯨の大和煮のような食感。これを香菜と一緒に食せば、まあまあイケル。スープには深みがないが、麺と一緒に啜ればほとんど問題はない。 ![]() 3食目は「重慶炒飯」。見た目は普通のチャーハンと変わらないようだが、ご飯と一緒に炒めている具材に特色がある。なんと大根を使っているのだ。と言っても生の大根ではない。生では使い物にならないので、塩漬けにしたものを粗みじん切りにしてある。 口中に放り込まれた米が、この大根の塩味・食感と混じっていい味わいになる。つまり、皿に盛られた状態ではまだ完成品ではなく、口の中ですべての部品を噛み進めることによって仕上げられるという、お客さん参加型の珍しいチャーハンなのである。 だから食べる際には細心の注意が必要。スプーンですくうひと口ひと口に、大根が適量混じっていないとダメなのだ。この作業によって、重慶炒飯は完成する。 ![]() 私がこの店を好むのは、これ↑だから。 禁煙です! ![]() 「ハマる横浜中華街」ランチ情報はコチラ⇒ ![]() |
とてもおいしそうですね。
カウンター禁煙というのも素晴らしい。
ところで、杜記別館は6/22で刀削麺系のメニューは終了させたようです。
刀削麺は本店で、という分け方になったようですね。
看板からも刀削麺という文字が消えました。
神奈川県が進めている禁煙条例ができれば、当然中華街も対象になるわけですが、「これまでずっとこれで(喫煙可で)やってきたんだ、文句あるか?!」みたいな話になると、にっちもさっちも行かなくなってしまいます。。。
いっそのこと、中華街に関しては、率先してまるごと完全禁煙にしてほしいくらいです。
よろしかったら、神奈川県のパブリック・コメントにご協力お願いします。
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/kenkou/gan/pubcom/tobacco_pubcom02.html
禁煙条例への賛成署名もやっております(^-^)/
http://www.tbcopic.org/kanagawa/index.html
私も15年前まで吸っていたので、あまり大きな口はきけませんが、中華街ではせめて昼間の時間帯は禁煙にしてほしいものです。
店によっては禁煙にしていても、店頭にあまり表示をしていなかったりして、判りにくい分はありますね。
インターネット上で、パブリック・コメントや署名ができるとは知りませんでした。
やります!
>やります!
ぜひぜひ、よろしくお願いします。
ご協力ありがとうございます。m(__)m
周囲の人にも紹介します。