純広東料理「徳記」は、関帝廟通り横の狭い路地を入った先にある。店の場所の分かりにくさからいったら、そらく中華街一なのではないか。 路地の入口に門がなければ、まさかこの奥に中華料理店があるとは気づかないだろうね。 しばらくご無沙汰していたのだが、久々にここのランチを食べたくなって店を訪れてみた。 ここのは特製手打ちそばを使用しているという。 平べったい麺で、不思議な味わいなのである。 最近は中華街でこういう注意書きをよく見かけるでしょ。 焼き小籠包なんかを持ち込んでくるお客さんが増えているらしい。 なかには他店で購入した点心類を持ち込み、二人で一品しか注文しないという図々しいのもいるらしい。 肉まんを食べながら焼きそばをシェアしたりしているそうだ。 「一杯のかけ蕎麦」ならぬ「一皿の焼きそば」だ。よくないね。 さて、店内に入ると先客は4人のグループだけだった。 羨ましいことに、昼間から宴会をやっている。 私は壁際のテーブル席に座って周囲を見回すが、ランチのメニューが見えない。 ≪どうしちゃったんだろう≫ 時間的には全く問題ない。不思議に思いオバサンに訊いてみる。 「ランチ、やっていないんですか」 「そうよ、もうやめたの」 「ええ~ッ、どうしてぇ~」 「だって、あんた毎日、食べに来てくれる?」 「……」 そうなんだ、近隣のサラリーマンたちが毎日ランチを食べに来てくれればいいのだが、どうも注文数が伸びなかったらしい。 たぶん麺類を食べちゃうんだろうね。 で、代わりに頼んだのが豚バラそば。 汁は甘めの味付けで、5,6個もあるバラ肉に絡んでいる。 トロトロというほどではないが、簡単に噛みきれる柔らかさだ。 平打ち麺がなんとなく懐かしい味わい。 食感もおもしろいし、ボリュームもある。 でも、やっぱりランチを食べたかったなぁ。 あまり通わなかったのがいけないんだけどね… ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね |
万福だったかも知れません?
どういう訳か、安くて美味しいのだが、客を叱るのが趣味の店主でした。
角は「萬福」でした。
あの当時、完全禁煙ということで、非常にいい店でしたが、
気難しい部分も。
席を移動して怒られました。
でも北京、隆蓮も行きたいしなぁ。。。
行きたい店はいくつもあるのに、
1日1軒ですから、なかなか難しいでしょ。
「北京」、「隆蓮」のほかにもありますもんね。