中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

「徳記」にて豚バラそば

2015年06月13日 | 中華街(関帝廟通り)

 純広東料理「徳記」は、関帝廟通り横の狭い路地を入った先にある。店の場所の分かりにくさからいったら、そらく中華街一なのではないか。

 路地の入口に門がなければ、まさかこの奥に中華料理店があるとは気づかないだろうね。

 しばらくご無沙汰していたのだが、久々にここのランチを食べたくなって店を訪れてみた。


 ここのは特製手打ちそばを使用しているという。

 平べったい麺で、不思議な味わいなのである。


 最近は中華街でこういう注意書きをよく見かけるでしょ。

 焼き小籠包なんかを持ち込んでくるお客さんが増えているらしい。
 なかには他店で購入した点心類を持ち込み、二人で一品しか注文しないという図々しいのもいるらしい。
 肉まんを食べながら焼きそばをシェアしたりしているそうだ。

 「一杯のかけ蕎麦」ならぬ「一皿の焼きそば」だ。よくないね。


 さて、店内に入ると先客は4人のグループだけだった。
 羨ましいことに、昼間から宴会をやっている。

 私は壁際のテーブル席に座って周囲を見回すが、ランチのメニューが見えない。

 ≪どうしちゃったんだろう≫

 時間的には全く問題ない。不思議に思いオバサンに訊いてみる。

 「ランチ、やっていないんですか」
 「そうよ、もうやめたの」
 「ええ~ッ、どうしてぇ~」
 「だって、あんた毎日、食べに来てくれる?」
 「……」
 
 そうなんだ、近隣のサラリーマンたちが毎日ランチを食べに来てくれればいいのだが、どうも注文数が伸びなかったらしい。
 たぶん麺類を食べちゃうんだろうね。

 で、代わりに頼んだのが豚バラそば。
 汁は甘めの味付けで、5,6個もあるバラ肉に絡んでいる。
 トロトロというほどではないが、簡単に噛みきれる柔らかさだ。

 平打ち麺がなんとなく懐かしい味わい。
 食感もおもしろいし、ボリュームもある。

 でも、やっぱりランチを食べたかったなぁ。
 あまり通わなかったのがいけないんだけどね…
 

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4 コメント

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此の路地は (馬の骨)
2015-06-13 21:17:22
もしかして、この路地入口の右角が今は無くなっちゃた
万福だったかも知れません?
どういう訳か、安くて美味しいのだが、客を叱るのが趣味の店主でした。
返信する
そうです (酔華)
2015-06-13 23:05:42
>馬の骨さん
角は「萬福」でした。
あの当時、完全禁煙ということで、非常にいい店でしたが、
気難しい部分も。
席を移動して怒られました。
返信する
Unknown (小径のヌシ(^-^))
2015-06-16 07:50:21
んーー 久しぶりに行ってみようかな ♪

でも北京、隆蓮も行きたいしなぁ。。。
返信する
そうなんですよ (酔華)
2015-06-16 21:56:19
>小径のヌシさん
行きたい店はいくつもあるのに、
1日1軒ですから、なかなか難しいでしょ。
「北京」、「隆蓮」のほかにもありますもんね。
返信する

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