中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

「宏福楼」にて初ランチ ~干し豆腐の東北風炒め~

2015年08月29日 | 中華街(西門通り)

 西門通りにある「聚香閣」(元・日昇酒家)の角をスタジアム方面に曲がった隣に、「Love Journey」というぬいぐるみ専門店があった。

 そこが閉店したあと、何ができるのかと思っていたら今年の6月、食べ放題の「七福」が関連する東北料理の店「宏福楼」がオープンした。

 当初はランチをやっていなかったのだが、いつ頃だったか店頭にランチメニューを書いた黒板が出るようになった。
 

 ランチの他に定食も数種類、表示されている。
 干し豆腐の四川風炒めに目が行った。野菜もタップリ入っていそうで辛く炒めているみたいだ。
 しかし、水餃子・サラダも付いているとはいえ、900円+税では1000円近くなる。

 初めての店で冒険はしたくないので、ここは無難にランチから体験してみようと思い、お盆の最中であるが足を踏み入れてみた。

 店内は意外にも空いていた。

 石川町駅から西門をくぐり中華街に入ってきたお客さんは、通りの両サイドに並ぶ料理店を物色しながら、ひとまず善隣門に向かうことが多い。
 「宏福楼」は角から2軒目とはいえ脇道にそれた場所にあるので、立地環境的には厳しいのだろう。
 でもまぁ、「天龍菜館」のような例もあるので、うまく流れに乗ることができればいいのだが…


 さて、この日はランチの中から「干し豆腐の東北風炒め」を選ぶ。
 定食だと四川風炒めなのだが、ランチだと東北風になるようだね。


 料理が出てくるまでの時間を利用してメニューブックを読んでいくと、こんなのがあった。
 カイコの炒め♪

 写真で見る感じでは、カイコに衣をまぶして揚げてから野菜と一緒に炒めているようだ。
 6年前に「延明」で食べたカイコは素揚げだったな。これについては、記事の最後にリンクを張っておいたので、お時間のある方はそちらもどうぞ。


 アヒルの頭 自家製マーラーソース鍋煮……
 スズメの頭は焼き鳥屋でよく食べたが、アヒルはどんな感じなのかなぁ。


 メニューを読書しているうちに、ランチが運ばれてきた。
 ライスは白飯ではなく炒飯だ~♪
 先日食べた「裕福楼」のものより薄味かな。ごく普通の味わいだった。


 干し豆腐の東北風炒め。
 定食の「四川風炒め」だと野菜がタップリ入っているみたいだが、こちらはネギ(?)がほんの僅かに混じる程度。
 まぁ、600円+税という値段だからね。

 調味料に何を使っているのかよく分からないが、食べ始めてみるとなかなか美味しい。
 
 でもねぇ、干し豆腐ばっかりで食事としては単調になっちゃうんだよね。途中から飽きが来る。
 たとえば野菜が3種類くらいでも入っていれば、味や食感に変化があってもっと楽しめると思うのだが……


 美味しいタレを残すのがもったいないことと、味に変化を与えることを狙って、最後は料理の中に炒飯を投入!
 これはもっと早い段階でやればよかったかな。
 
 オマケ記事
 ↓
 「延明」で食べたカイコ
 

←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね





コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「裕福楼」で食べた初ランチは… | トップ | 根岸外国人墓地から惣菜店へ ① »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
中国や東南アジアで……。 (冬桃)
2015-08-29 09:40:43
蛇も半分鳥になってる卵も、さそりも蟻も
蝉もタガメもコオロギも食べましたが、
お蚕さんはまだなのですよ。
ぜひ食べたいと思うのはオーストラリアの
蜜蟻と、南米当たりの丸々と太った
カミキリムシの幼虫ですね。
白くて太ったイモムシは、ちょっと火に
炙ったらおいしそう!
返信する
干し豆腐 (馬の骨)
2015-08-30 12:38:47
きし麺の様な形をしているんですね、
高野豆腐とも違うのかな。不思議だ。
返信する
すごいですね (酔華)
2015-08-31 06:26:10
>冬桃さん
蛇・半分鳥になってる卵・蝉・タガメ・コオロギ…
冬桃さんからは想像できない食材です!
蛇は鰻みたいだからいいけど、あとは気持ち悪い~
返信する
干し豆腐 (酔華)
2015-08-31 06:28:35
>馬の骨さん
まるでキシメンです。
食感も似ています。
高野豆腐とは違いますね。
返信する

コメントを投稿

中華街(西門通り)」カテゴリの最新記事