中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

「横浜博覧館」を飾るアート作品

2013年04月02日 | 中華街(大通り)

 横浜博覧館を彩るアートたち。

 上の写真は「福徳辰」。
 作者:神保琢磨(1956年東京生まれ)。植物や虫、小動物を限りなくリアルに表現する木彫り彫刻家。


 階段の踊り場に掲げられている「少女1」。



 おなじく「少女2」。
 作者:アイシュエン(1947年浙江生まれ)。中国を代表する現代アーティスト。



 「ヴェルティゴ」。横浜博覧館天井ランプ。
 作者:コンスタンス・ギセ(1975年パリ生まれ)。オブジェだけでなく空間や舞台美術、映像に至るまで幅広く手掛けるアーティスト。



 屋上テラスにある「逆立ちパンダ」。



 同じく「とんだパンダ」。



 正面入り口を飾る「とんだパンダ」。プレートが付いているので、こっちが本来の作品かな。



 対をなす「逆立ちパンダ」。
 作者:新谷一郎(1956年大阪生まれ)。石彫を中心とした彫刻家。


 可哀そう……

 食べ歩きの人が何かをこぼしたのか…



 1階の土産品売り場。

 ここは、単に商品を売るだけではない。「横浜」を学ぶこともできるようになっている。
 土産物の上に、こんなパネルが置いてあった。


 捺染:世界中のハンカチ・スカーフの染色を手掛けて技術を評価されてきた横浜の捺染。伝統の型染めです。


1 型づくり
染めに必要な捺染型は、かつては彫師が製作していましたが、デザイン段階でできた図案から忠実にトレースしたフィルムに感光していく写真製版手法が採用されています。

2 調色
染料は、繊維の種類や図柄の色調によって選択し調合します。横浜捺染の特徴といえる発色の豊かさや色の深み、風合いは、染料調合の良し悪しにも影響されてきます。

3 捺染
手捺染では約25メートルの捺染台に白生地を貼り付け、その上に型を乗せ、染料を刷り込み染め上げていきます。昔はこの職人を型付け職人と呼んでいました。

4 蒸し
染めた染料を美しく発色させ、繊維に完全固着させる蒸し工程。

5 水洗
染めるときに使った色糊を洗い流す水洗工程。

6 整理
水洗いしたときに縮んだ記事を再び引き伸ばす幅出し工程。


 ひと手間加えて、こんなものが売られている。

 手拭い本。


 表紙をめくると、こんな風になっている。

 そして、横の糸をほどくと、一枚の手拭いになる。


 この施設は結構楽しい。これからも、ランチのあとにちょっと寄ってみたいと思う。



 


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4 コメント

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パンダ (管理人)
2013-04-02 22:14:56
>本須さん
内覧会にも行ってないので分かりませんが、
オープン当初はどうだったのかなぁ…

源流・・・なるほどですね。
返信する
パンダ (本須)
2013-04-02 20:50:37
屋上テラスのパンダは最初からありましたっけ?

店頭パンダの源流はこちらのようですね。
http://www.satoichi.net/sculpture.html


返信する
悪くない (管理人)
2013-04-02 18:55:36
>ばんどさん
まあ、これならいいんじゃないですか。
あとは企画展がどうなるかですね。
返信する
必見か? (ばんど)
2013-04-02 08:01:46
元にあった素敵な建物(施設)を壊して新たなモノを建て
ると味気のないモノが出来るか しょうもないモノが出来る
かと、いうことが多いですが 外観もまぁまぁですし利用法
も悪くない感じですね。
このままいい感じで街に馴染んでいくといいですね。
返信する

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