
同じ店に毎日通い続けるというのは、酒場ではよくあることだが、ランチに関してはあまりやったことがない。 ところが先週、どういうわけか5日連続で、昼飯はすべて「一楽」でいただくことになった。 まず月曜の日替わりランチ。 ![]() 豚肉のしょうが焼き。 中華テイストが感じられない! 生姜風味の混じった甘辛いタレ! これがマヨネーズと融合し、千切りキャベツに絡まってしっとりしてくるのを待つ。柔らかくなったら肉で包んでご飯とともに頬張ると、口中いっぱいに日本の洋食文化が広がる。 これは洋食屋さんの生姜焼きだ。たまにこういうのを出してくれると嬉しい! ![]() 火曜の日替わりランチは「タイラ貝とカブのゆず塩炒め」。 ホタテのようなルックスだが、あちらほど柔らかくはない。シコシコした食感と、蕪の柔らかさの対比が面白い一品。 ゆず塩の爽やかさもいい。 ![]() 同じ日に食べた週替わりランチ。「鶏肉と野菜のガパオソース炒め」だ。 ガバオソースというのは初めて聞いた名前。帰ってから調べてみたら、タイのバジルソースということだった。 ![]() 水曜の日替わりランチは「骨付き鶏モモ肉の揚げ物 バッファローソース」というので期待して行ったのだが、早々と売り切れ! ということで、仕方なく「白魚の揚げ物 香味ソースがけ」に。 ところが、これが大正解だった。運ばれてくる前は白魚のかき揚げのような姿を想像していたのだが、目の前に現れたのを見てビックリ! 一匹一匹がコロモに包まれた天ぷら状のもの。そこにオニオンスライスと甘酢系のタレが振り掛けられ、ご飯が進み過ぎる危険なランチであった。 ![]() サービスでいただいた小皿。 ![]() 木曜の週替わりランチ、「咸魚(ハムユイ)と鶏肉の広東風チャーハン」である。 咸魚というのはクサヤみたいなものか。現物は相当臭いらしい。 チャーハンに混じっているのを摘まんでにおいを嗅いでみたが、悪臭は感じられない。 油の量も少なくて、なかなか美味しいチャーハンだった。 この日は偶然、20年ほど前に知り合った人と相席に。聞けば5年前からこの近くで働いており、週3,4回は中華街ランチを楽しんでいるという。良く行く店は「一楽」と「獅門酒楼」だそうだ。 それにしちゃあ、今まで一度も遭遇していないけど、微妙にタイミングがずれていたのだろうか…。 ![]() そして金曜は麺ランチ。「キノコとトマトの二色ワンタン麺」だ。 普通の形をしていて、なんとなく赤っぽいのがトマト入りのワンタンで、小さな丸型のものがキノコ入り。 この日は2階の円卓で、ドリミさんたちのグループと相席に。 そこに紹興市での紹興酒研修会から戻った店長も現れ、お酒のうんちくを聞かせていただいた。 そのうち紹興酒を飲みに行くかな。 ![]() |
(1日は14時を過ぎていたので その日は
別店へ)師門酒楼さんは週の前半お休み
だったので迷わず一楽さんへ。
咸魚のチャーハンをいただきましたが
とても美味しく食しました。
店のお姉様が「癖のある食材ですが大丈夫
でしたか?」と とても気にかけてください
ましたが酔華さんが書かれているように
嫌味は感じられませんでしたし 当方、鯖の
へしこのような食材、好物なのでもう少し
風味が強くてもいいぐらいでした。
咸魚は豚肉と一緒に蒸したのが美味しいですよね。
特に、「タイラ貝とカブのゆず塩炒め」は好みです。
それにしても、何時もながら採算が合うのでしょうか?
中華街でランチが食べられるのって幸せですね・・・
羨ましいです。
あのチャーハンはヘンな嫌みが無く、
美味しかったですね。
咸魚を使ったメニューをもっと考えているみたいでした。
咸魚と一緒に蒸した豚肉ランチを待ちましょう。
一楽も獅門酒楼も、日替わりランチは1時前に売り切れになることが多いようです。
数量限定ということもあるのでしょうが、
これを狙ってくる人も増えているのかな。