
横浜市のホームページから三千分一地形図が消えてしまい不便になってしまった。しかし、GIS機能を取り入れた区民生活マップがネット上に公開されているので、そこから昭和30年代地形図というのを閲覧することができるのをご存じだろうか。 地図が好きな方や横浜市のホームページを知り尽くしている方はご利用されていると思うが、まだ見たことがないという人のために、その閲覧方法を記載しておこうと思う。 市役所トップページの右にある「市の情報・計画」をクリックすると、「よく使われる情報」一覧が出てくる。そこに「行政地図」というボタンがあるのでクリック。 そうすると現れるのが「行政地図情報提供システム」。(冒頭の画像) その右下にある「横浜市地図情報ポータルサイト」というのが、30年代への入り口となる。 ![]() 中に入ると、各区の区民生活マップをはじめ、さまざまな地図を閲覧できるようになっている。 下の方へスクロールしていくと、中区の区民生活マップが出てくる。ここではそれをクリックしてみる。 ![]() これがGIS版区民生活マップである。紙バージョンだと、ある特定の区しか印刷されていないのだが、こちらだと全区が繋がっているので非常に便利なのよ。 左端に何を表示するのかを選べるガイドがあるけど、それらからすべてチェックを外し、右下の窓も消す。 そうしてスッキリしたところで、右端上にちょっとだけ顔を出している小さなタグをクリックすると…… ![]() こんなのが出てくる。 そこに昭和30年代地形図というのがあるので、それを選択すると…… ![]() 昭和30年代の地形図が出てくる。 スクロールできるので、全区を網羅しているし、ズームアップすることもできる。 しかし、狭い範囲だけしか表示できないので使いづらい。 逆に、広く把握しようとすると、文字が小さくなって分かりにくい。 今まで自由に閲覧できた三千分一地形図に比べたら、雲泥の差ではあるが、仕方ない。 とりあえず、これで昭和30年代の様子を知ることができる。 5月から元号が令和となるということで、昭和は遠くなりにけりであるが、今のうちに30年代の地図を取り込んでおきたいと思う。 ![]() |
確認方法を教えていただきありがとうございます。
たまたまですが、
昭和30年代版の必要箇所は一部画像を保存していたので当面はなんとかなるものの、
新しい地図は連続・拡大ものなので便利ですね。
惜しむらくは、昭和初期版がないことで、
いつかは復活することを期待したいと思います。
お役にたてて良かったです。
でも、これも消されるかもしれませんので、
今のうちにスクリーンコピーを取っておきたいですね。
横浜市は区民生活マップの使い方も載せておいてくれたらいいのにと思います。