
巨大な龍の飾りが印象的だった「太平楼」。数か月前に閉店となり、しばらくシャッターが閉まっていたのだが、ここ数週間の工事を経て跡地に新しく「福臨閣」という中華料理店が3月29日、オープンした。 看板には《広東名菜 香港飲茶》とある。即入店。 ![]() かなりの大店なので、ランチなどやっていないのだろうと思っていたら、意外にも定食スタイルのランチを提供していた。 本日のランチは… A 空心菜と牛肉の炒め B 湯葉・豆腐・焼豚バラ肉の煮込み C エビと玉子の炒め D ワンタンメン+半炒飯 E 白粥+醤油焼きそば これらはスペアリブの黒豆蒸しとデザートがセットになっている。もちろんA・B・Cにはライス、スープ、漬物が付く。各900円。強気の価格設定だ。 この中から、私はBランチを選択。 注文してからそれほど時間を置かずに、スープ、漬物、スペアリブの黒豆蒸しが運ばれてきた。この辺は手馴れているようだ。もしかしたら、ここが初めての営業ではないのかもしれない。 まずは玉子スープから。ひと口すすると…け、けっこう塩味が強い。私のように肉体労働で汗をかく人にはいいだろうが、快適なオフィスでデスクワークをしている方や、高血圧のメタボにはキツイ! 続いてスペアリブ。付け合せだから当然、量は少ない。だが、これがなかなか美味しい。これだけのランチがあってもいいかな。 漬物は野菜の甘酢漬け。味がハッキリしている。良く言えば「自己主張している」。悪く言えば「酢がキツイ」。 身体が酢を求めている場合なら、これはこれでいいだろう。 ![]() メインディッシュの湯葉・豆腐・焼豚バラ肉の煮込み。かなりのボリュームがある。食べ進むうちに、途中でご飯が足りなくなるが、肥満係数高めの身体を心配して、お代わりは断念。ゆっくり、じっくり、料理を噛み締める。 この店の全体的な傾向なのだろうか、塩味が強いように感じる。これはビールの肴に相応しいような味付けだ。もちろん、ご飯と一緒に食べてもいい。 ![]() 食後の杏仁豆腐。ごく普通の一品。 すべてが、それなりに美味しいのだが、問題点が一つある。それはタバコの煙。 ここはテーブル間が非常に狭く(そんなに入れないでほしい)、なおかつ、喫煙OKなのだ。この日、私が案内されたのは6人がけのテーブル。ここにも灰皿が2つも用意してあった。 幸い、同席者がタバコを吸わない人のようだったので、それはそれで良かった。しかし、隣のテーブルからのケムリには参った、参った… ![]() 「ハマる横浜中華街」ランチ情報はコチラ⇒ ![]() |
強気のようですが。
先日、ここの通常メニューを眺めてみたのですが、
鴨舌、腸粉、塩漬け魚を使った料理、土鍋ご飯、焼き物、
漁師料理、などなど、どこかの店で見たようなメニューの雰囲気が
微妙に見え隠れしてました。
もしかするとその辺のお店から移籍した人が厨房に
いるのかも、とか思いました。
塩漬け魚を使った料理というのも気になりました。かなりショッパイのでは。
不味くてヌルイ、しかも素早く出てくる…もしかしたら作り置きかもしれませんね。ひどかったですね。お気持ち、ご推察いたします。
私が食べたランチのスペアリブも、出てくるのが早かった。あれはランチのセットメニューなので、注文に関係なくどんどん蒸していたのかも。
それにしても30分で食べ終わるコースだなんて!