グツグツ煮えたぎる土鍋ハンバーグを食う それを見ている４人組

久々の「王興記」。 　土鍋ハンバーグというメニューに惹かれて２年半振りに入店してみた。 　まず気がついたのは店の雰囲気。明るくなった感じがする。過去の記憶を探ると、天井の龍は前のままだが、どうやら壁などの内装を変えたようだ。 　以前の店内は壁、床、天井とも真っ黒。暗箱の中にいるような錯覚に陥ったものだった。 　ワンポイントは、真っ赤に塗られた厨房との境目の壁。ウエイトレスは同じく真っ赤なチャイナドレスを着ていた。男の従業員は黒服。 　そういえばトイレも男性用が真っ黒で、女性用は真っ赤だった。箸袋も黒地に赤で店名が入れられていた。 　黒＆赤がここのテーマカラーのようだったのだが、久々に入ってみたらかなり明るくなっているなぁ…なんて思い出していると土鍋ハンバーグが到着した。 　写真をご覧いただく前に、ここは動画でそのグツグツ感を味わってほしい。 　どうです、うまそうでしょ。　 　これがランチの全貌！ 　 　サラダ、デザートも含めてすべてがお盆に載せられている。 　ハンバーグはかなりデカイ。 　なので、中まで火が通っていないのではないかと不安に思ったのだが、いやいや充分に煮込まれていた。 　 　これをスプーンで削り取り、汁と一緒に頬張るとなかなか美味しい。 　合い間に食べる青菜、モヤシも上等だ。 　これだけで腹いっぱいになるランチであった。 　食後の杏仁豆腐。 　シンプルだが、フワトロで美味しい。 　「一楽」や「獅門酒楼」のデザートに並ぶくらいである。 　杏仁豆腐も食べ終えて、「さて戻るかな」と思ったところに、 　なんと、コーヒーが！ 　これで６５０円！ 　店頭のランチメニューにはサラダもコーヒーも付くなんて書いてなかったので、なんだか得したような気分にさせられた。 　ただ気になるのは、この４人組！ 　表通りに向かって座ったのがいけなかった。私が食べている間、ガラス窓越しにずう～っとこちらを見つめているのだ。 　「王興記」の窓ガラスは大きくて広い。その斜め前に「皇朝」があり、チャンピオンを描いた巨大な看板が掲げられているのだから、どうも具合が悪い。 　今後は、表通りに背中を向けてランチをいただくことにしよう。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね 「ハマる横浜中華街」情報はコチラ⇒