初日の晩は旭川の親戚の家へ。 迎えの車がいつもと違うと思ったら、事故に遭って今は修理工場に行っているという。 代車に乗って家に着くと、玄関に壊れたバンパーが置いてあった(冒頭の写真)。ひどい壊れ方はしていないようだ。 「で、どんな車とぶつかったの? 雪が多いみたいだから気をつけないとね」 「うんにゃ、車でねえよ」 「自損?」 「鹿!」 バンパーの端にへばり付いているもの、それは鹿の毛だ。向こうからぶつかってきたらしい。相手が鹿じゃあ、損害賠償も請求できないよな。 それにしても北海道はすごい。鹿とぶつかるんだからね。 その夜の夕食は本場のジンギスカンだった。 本物のジンギスカン鍋。やっぱり、これで焼くと雰囲気も味も違う。 それにしても、なぜ、この道具を鍋というのだろうか。たしかに鉄板とは違うけれども、普通に考える鍋の範疇とも異なると思うのだが。 鍋といったら凹型なのが一般的。それなのにジンギスカン鍋は凸型である。ただ周縁部に細い凹型部分が一周しているので、これをもって鍋と称するのだろうか。 外周の溝は、焼きあがった肉や野菜を落とすためにある。 次々と肉が焼かれていく。 食いきれないほど出てくる! もうこの時点で腹一杯になっているのだが、まだ2皿ほど肉がある。 でも、次の皿は別な肉だというので、さらに焼き続ける。 で、こっちは何の肉? 鹿だッ! ぶつかってきたヤツじゃないよ。肉屋さんで買ってきたもの。 損害賠償代わりに、仲間の肉で頂いたようなものか。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね 「ハマる横浜中華街」情報はコチラ⇒ |
拝見させていただきました。
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