「一楽」にて呑みながらランチ

8月17日（水）、世間ではお盆休みも終わって少しは人出も減っただろうと思い、久しぶりの中華街へ出かけてきた。関内駅南口を出たら、元の市役所ではクレーンなどが並び、大がかりな工事の最中だった。 　フェンスには都市景観形成行為のお知らせが。高さ約169ｍの高層ビルが建つようだ。そこに入るのは事務所、大学、ホテル、飲食店、物販店舗、スポーツ練習場、診療所、駐車場と書かれている。 　この地下はどうなるのだろうか。市営地下鉄は関内駅で分岐して本牧方面へ延伸するため、トンネルが掘られていたはず。新しい穴がポッカリ開いていた記憶がある。 　そしてここで分岐するため、1番線から4番線まで用意されていた。それが本牧延伸取り止めになって、2本のトンネルが不要になった。その後、要らなくなったトンネルは埋められたのかどうか不明だが、蓋をされている。 　だから現在の市営地下鉄関内駅には2番線と4番線しかない。延伸取り止めによって1番と3番が消えてしまったというわけだ。まるで王・長嶋の永久欠番みたいに。 　それはともかく、この高層ビルはその幻のトンネルを貫通して建てられるのだろうか。ちょっと気になってきた。 　関内駅前でそんなことを考えたあと、横浜公園を横切って中区役所前で作治さんと落ち合う。行先は大通りの「一楽」である。 　善隣門をくぐると、思った以上の人出であった。かなり観光客が戻ってきたような気がする。 　「一楽」に入店すると、やっぱり……。 　店内は満席で2組待ちだった。当然だろうね。お盆休みは終わったかもしれないが、夏休みは真っ最中だ。しかも時間は12時というゴールデンタイム。 　しかし、お客さんの大半は食事だけのようなので、開店は早かった。 　ということで、10分ほどで着席することができた♪ 　まずは生ビールで乾杯 　ランチに付いてくるスープと漬物、さらにサービスで頂いたまかない料理っぽい一皿で生ビールを呑み干す。 　日替わりメニューで出ていたアサリと玉子炒め。アサリの出汁や風味が玉子に混ざって美味しい♪ 　定番ランチから鉄鍋入りの特選四川麻婆豆腐。山椒、辣油がたっぷりで結構辛いが、ビールのオカズにはピッタリだ。 　アルコールのメニューを見ていたら、白酒のハイボールみたいなものがある。（名称は忘れた…） 　おもしろそうなので注文してみたが、これは女性が呑むような酒だった。 　ということで、再び生ビールに。 　結局、ランチを食べながら何杯呑んだのかなぁ。 　ほろ酔いになって外に出ると、こんなことになってしまったセンダンのことを女将さんに教えてもらった。 　根っこが歩道を押し上げてきたということで、土木事務所が切ってしまったそうだ。 　2012年には、2階からこんな風景が見られたのに……。 　グーグルストリートビューで見た2009年の「一楽」前。センダンがここまで育っていた。 　記録に残っているのは次が2014年だが、見ると現在の状態になっている。つまり2013年頃に切り倒されたということだ。 　うかつにも自分は、こうなったことに気がついていなかった。 　「萬珍褸」の前はものすごく大きく育っている。夏は日影ができていい感じ ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね