直6BEAT主義MarkⅡ

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津軽森林鉄道 喜良市川支線金木二股線

2014-04-30 16:32:00 | 津軽森林鉄道

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津軽森林鉄道 喜良市川支線金木二股線

大正11年度に、喜良市川支線(金木川林道)から相ノ股沢合流後の喜良市川と金木川との合流部で分岐し、折戸沢に至る上赤沢までの3,134mが開設。

その後、幾度か延長され、総延長8,830mまでになっている。(手元資料より割愛)

今日は、

2013-6-15

どうにも気になる林道の行く先は・・・その③

(タイトルクリックで過去記事にジャンプ、ブラウザの戻るで、現記事に戻ります。)

から、金木川上流へと遡上して続きを進んでみます。

短い隧道がある辺りが、この喜良市川支線(金木川林道)から金木川と相ノ股沢合流部であり、起点となる。

前回は、季節的に草木の生長が著しい時期でもあり、視界が確保できないこと。

何より地べたがぬかるんでいて思うように歩けなかった。

天候も崩れてきて、時間も押し迫っていたので、調査を終了としていた。

今の時期は、景色はあまり楽しめない。

その代わり、以前の調査時期より視界も良く、歩きやすくなっていると思われます。

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今回のスタート地点(現林道から金木川付近へと降り立ったところ)の付近です。

コンクリートの構造物がありました。

橋の高欄の親柱のようにも見えます。

だとすると、もう一本立っているはずですが、対照的なものはありません。

この構造物から左側にコンクリートが使われていましたが、壊れていました。

鉄筋が出ていたり、危なかったです。

現道路をの橋を建造する上での仮橋の鏡台だったのでしょうか!?

何かハッキリと解るものはありませんでした。

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金木川上流へと進みます。

河川敷の平坦部は腐葉土でぬかるんでいます。

最初はハッキリしませんでしたが、少し進むと

左岸の部分を見ると一段高くなっているところがありました。

これが軌道跡のようです。

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さらに少し進んだところで、石垣を見つけました。

なぜかトラクターの車輪が落ちていたり、

他にも鉄クズらしいものがいくつか・・・

おそらく、この上の方は田んぼがあったと思われます。

なので、道があって上から落とされたものかと。

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っで、上を見てみたところです。

土留めのためだと思いますが、補強されています。

質感からして、コンクリート製のブロックが使われているようだ。

右側が半分ほど無くなっている印象です。

このような工事跡がありますから、上のほうは、人が用意に近づくことが出来る場所なのでしょう!?

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さらに進んでいきます。

前方が高くなっていて、軌道跡と高さが同じになっている場所が見えた。

そこからは歩きやすそうな印象。

ここまでは軌道跡の下を歩いているのだが、相変わらず湿度の高い腐葉土の上を歩く感じでぬかるんでいる。

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しかし、少しだけ平坦な空間が開けていただけだった。

さらにその先は、木枝が邪魔で歩きにくい。

ここまで金木川からは離れている印象です。

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やっと金木川が見えました。

ホッと一息付ける瞬間でもあります。

この先は、川縁を進んだり、軌道跡を進んだり・・・

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川縁を少し進んでのバックショット。

歩きやすそうなほうを選んで、なんとかここまで進めています。

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っで、進むこの先は、川縁ルートが・・・

軌道跡によじ登ぼれば進んでいけそうと判断。

あきらめずに進んでみました。

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周りを見渡してみたら、山桜が綺麗に咲いています。

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なぜか、ここにはコンクリート製のパイプが川に沈んでいました。

PC管だと思いますが、津軽森林鉄道の軌道を保全していく上で必要だったものとは思えません。

上から落ちていくらか流されてきたものかと思われます。

軌道の上のほうには、まだ田んぼあったと思われる場所なのかも。

その水を排水するために突き出していたものかと・・・。

年代的にも、軌道が使われなくなってからのもので、それが落ちてきたと推測するとつじつまが合いますし・・・。

まぁ~、推測の域ですけどね。

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軌道跡が崩れている。

ちょっと気が引けたが、人が進んでいくスペースと強度もありそうなので慎重に進む。

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この先もまだ進めそうだ。

天候は曇りなのだが、草も生えておらず、木には葉が付いていないので、周りが開けて見えるため窮屈な印象は無い。

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どんどん進みます。

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すると、木杭を2本見つけました。

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そばを水が流れています。

小さな橋が掛けられていたと思われる場所でした。

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渡って振り返ってみました。

梁の部分と思われる、太い木が確認できました。

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その上を見たところです。

岩盤になっているようで、上から水が流れ込んでいるようです。

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小さな橋が掛けられていたと思われるところを過ぎると、何か違和感のある木があります。

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良く見ると、電信柱だと思われるものでした。

フック状の金具が付いていて、ワイヤーが掛けられていました。

ワイヤーは、この柱の支線と思われます。

丸いワッカが緩くなっているのは、当時はこの太さがあったのだと推測されます。

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さらに進んだところが、なんかしっかりしている。

少し戻って、河川敷に降り立ってみた。

立派な石垣が長く続いている場所でした。

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自然の地形を利用した場所と、このように石垣で補強した場所とでつながっている軌道だったのでしょう。

降り立ったところから、また軌道跡によじ登りました。

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もっと進んでみたかったが、笹薮が行く先を塞いでいます。

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進行方向に目線をやってみると、川沿いに同じような笹薮が続いています。

笹薮は、・・・

帰りのことを考えると、体力的に戻ったほうがよいと判断。

この先には、

2013-6-23

山菜をいくらか採っての帰りの林道で・・・

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で、見つけた、軌道が左岸から右岸へと渡る橋の跡があるはずだ。

しかし、そこまでの距離は、ここまで歩いてきた分のさらに同じくらいの距離がありそうだ。

歩いてきた時間と感覚と、周りの風景からの総合判断ですけどね。

なので、体力のマージンを残して戻ることにしたのだ。

ここから戻るには、素直に来た道を戻ればよいのだが、

少し体力を消耗しているので、足の運びに軽やかさを失っている。

ここに入る前に山菜採りなどもして、歩き通しだったのもある。

引き戻すことにして正解だったようだ。

もつれる足で転びそうになる。

もっと体力が欲しいね。(´;ω;`)ウッ…

喜良市川支線金木二股線の終点方面には

・2013-5-11

山菜を採りに、とある林道へ来てみた・・・ら!?。

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・2013-6-21

美味しい水を汲みに来た林道の行く先は・・・

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・2013-06-29

美味しい水を汲みに来た林道の行く先は・・・②

(タイトルクリックで過去記事にジャンプ、ブラウザの戻るで、現記事に戻ります。)

これ以前は、津軽森林鉄道のこと意識しは入ってないので記録はありません。

なんとか、起点から終点へと雰囲気は掴んだと思います。

尚、ここで言っている「美味しい水」とは生水なので御注意を・・・

オイラは、昨年の台風18号が過ぎてからは、一度も利用していません。

=へばまんだのぉ~=


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