直6BEAT主義MarkⅡ

カメラと写真と、たまにギター & 何かしら修理ばっかりしてます。

津軽森林鉄道 蟹田~今泉方面 その①

2013-10-14 12:30:00 | 津軽森林鉄道

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連休最終日

やっと晴れてくれた。

なので、津軽森林鉄道の遺構探し。

今期のファイナルアタックで、目的の場所へと向かっているところだ。

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この辺りは海抜が3mほどらしい。

そして、ずっと尾根が続いていたのが切れるところでもある。

津軽半島の山脈を分断するように通っていた六郎越と言われるラインは、

この先の「今泉」から向きを変え、蟹田方面へと向かっていたのだ。

そう、今回は、六郎越えのラインの調査で、前回からの続きを調査しに来たのだ。

津軽森林鉄道 今泉~蟹田方面 その①

津軽森林鉄道 今泉~蟹田方面 その②

(上記タイトルより過去記事へジャンプできます、ブラウザの戻りで未来へ・・・)

空中写真で見た気になる謎の物体を確かめに行ったら、短いプレートガーター橋だった。

そのまま、進む先へと調査を進めていたラインが、六郎越えと言われるラインだったのだ。

前回、その途中までは確認することが出来た。

しかし、六郎越えと言われるこのライン。

相ノ股隧道、六郎隧道と2ヶ所にトンネルを設け、標高差を少なくしているとはいえ、

逆勾配で通過しなければならない。

通常、機関車は、丸太を積んだ台車を牽引しながら、高いところから低いところに下っていく。

地図で確認したが、それでも隧道のあるところが一番高いようで、標高は50mほどにもなる。

この区間の機関車は、丸太を積んだ台車を轢きながら、逆勾配を上がらなければならない。

津軽森林鉄道の最大の難所とも言われていたようだ。

開業当初は、シェイギヤードやB1リアタンクなどの蒸気機関車が使われていたようで、

車輪を空転させてしまうほどの力強さで、逆勾配も上って行ったのでしょうね。

車で走ると、山越えの感覚はなく蟹田方面までは行けるが、それでも若干の勾配は感じる。

で、蟹田方面に進んできてしまった。(´▽`*)アハハ

今回は、蟹田方面から調査を進めてみました。

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緑の高欄の橋の下を相ノ股沢が流れている。

蟹田側からだと、沢の左側の笹薮を進んで行く。

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道路の進行方向は、砂川支線だ。

津軽森林鉄道 砂川支線

(上記タイトルより過去記事へジャンプできます、ブラウザの戻りで未来へ・・・)

もっと先はどうなっているのだろう!?

気になるところが残っている場所でもある。

っで、先ほどの場所を振り返ってみると、

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こんな感じです。

左側の道路が本線跡ですね。

・・・・・

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ここを進むのは気が引けていて、少し、右往左往していたのだが、

突入します。

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行く手を阻む、笹薮と草とツル。

多少の絡みつきは、パワーで押し切るのだが、ここのツルは丈夫なのである。

ぶち切れません。

逆にオイラがぶち切れる。(#゜Д゜) プンスコ!

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すると、前方の雰囲気が変わり、今まで一直線に来た道筋が途絶えて、

相ノ股沢が斜めに横切る感じになる。

コケが生えた角材があるぞ。

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木橋だ!!

残念ながら、かなり崩壊していて、橋脚1基とかろうじて引っかかっている橋桁が1本。

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ちょっとだけ上流側に出て橋の全体を撮影してみた。

津軽森林鉄道の本線は、すべてがコンクリート製の橋台や橋脚を持った橋というわけでは無かったのですね。

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木橋の上流側です。

右手の笹薮が本線跡になるが、その先に上がれるポイントが見つけれなかった。

無理して川に落ちてもいけない。

仮に上がれたとしても、進んでいくにはかなり労力が要りそうな雰囲気だった。

なので来た道を戻り、この先に迂回したいと思う。

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かなりやせてはいるが、枕木も確認された。

長い年月を感じる。

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この1本だけの橋桁を支える橋脚を目に焼きつけ、戻ることにした。

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あああぁ~ショボーン━━(´・ω・`)━━

また、笹薮を進むのか・・・

ぶち切れないツルに、ぶち切れながら・・・(´▽`*)アハハ

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勝利の美水。

今日は、「アルプスの天然水」をコンビニで買ってきた。

おやつを300円分と、バナナと一緒にね。

バナナはおやつに入らないから。(´▽`*)アハハ

いつもの山の清水ではないのは、

汲める場所に、台風18号の後からは行っていないのだ。

行くまでの道がかなり荒れていると予想してのことです。

家の水道水でも良かったのだが、空のペットボトルが手元になかったもので・・・

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今回、調査した相ノ股沢の木橋の場所です。

水色の実線が、実際に歩いた軌跡です。

津軽森林鉄道 蟹田~今泉方面 その②へ続く。

=へばまんだのぉ~=


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