五所川原立佞武多
ごしょがわらたちねぷた
8月4日から8月8日まで開催されています。
「青森のねぶた」と「弘前ねぷた」と並ぶ青森三大佞武多の一つで、高さが最大で20mを超える山車の壮大な運行が魅力。
(頚椎ヘルニアのオイラには、つらい体勢で見ることになりますが・・・)
オイラは、2日目の8月5日に行ってきました。
立佞武多の館から出てくる巨大な立佞武多。
館からゆっくりと出てきて、歓声が「うぉ~」っと、あがりました。
あまりの大きさに近くだと、カメラのフレームに収まりきれません。
ちょっとだけ見て帰るつもりだったが、結局、アチコチ歩き回って、写真を撮りました。
ピントが合ってなかったり、ブレたり、
夜の撮影は難しいね。
夕方、妖しく光る立佞武多
祭りが始まりました。
変哲もない商店街が、いつもとは違う幻想的な風景へと変わります。
辺りの暗さが増すにつれて、立佞武多自身の明るさも増して見えてとても、きれいです。
この迫力に、景気の悪さも吹っ飛んでくれればいいのだが・・・
巨大な立佞武多
ゆっくりと動くさまは、悪いものをみんな蹴散らしてくれるような感じを受ける。
そう感じるのは、オイラだけだろうか !?
内部の照明が毎年工夫されているんだろう。
今年はさらに明るくなって、迫力が増しています。
当時はローソクの炎を使っていただろうし、
街自体が夜だと照明などないから、十分すぎる明るさで妖しく光っていたと思う。
現代では、店の照明などで周りが明るいです。
立佞武多自身の明るさを上げてやらないと、目立たないのは、ちょっと地球に優しくないと思うけど。
電球型蛍光灯を使ったり、LEDランプを使ったり、消費電力を抑えてECOにしていくんでしょうね。
太鼓のあとに踊り子が続き、山車がきます。
各、山車の踊りは、みな違うんですね。
記録に登場したのが明治40年ごろといわれている。
実際は、もっともっと古くから行われてきた祭りだと思うが、
当時の踊りは、どうだったのだろうか!?
復活して間もないからか、踊りも、それぞれの町内で自由にやってる感じです。
意外と、五所川原という地域の人は、ほかと一緒じゃいやだと、自己主張の強い人が多いのかもね。
おおおっ!?
知人です。
祭り期間中はフル参加するといってました。
タフだねぇ~。
動きがいいので、カメラのフォーカスが追従していきません。
なんか、見ていて、パワーを頂いた。
普段のつまらない、こだわりや、わだかまりが消えていきます。
大きさに圧倒されて、自分の小ささを再認識した日になった。
最近、グローバルな視点で、いろんなモノを見なくなっていたような気がします。
マクロな視点で、そのものばかり見て満足してしまっていた。
そんな自分がここにいる。
不景気のせいにしたり、慣れたことしかやらなかったり、チャレンジすることを拒んで保守的になっている自分にも気が付いた。
ヨサコイ風で、かっこいいね。
みんなと一つになって、きれいに揃った踊りは見るものを感動させます。
辺りが完全に暗くなりました。
立佞武多自身は、光の化身になったかのように明るくみえます。
この光を浴びると、自分自身、浄化されるような気がして・・・
なんか、ずいぶんと余計なものがついて素直に物事を考えれなかったり、行動できなかったり、歳はとりたくないものだ。
ずいぶん長い時間をかけて準備して、たった5日間の祭りに情熱を燃やす人たち。
オイラも情熱を注げるものを見い出さなければと思うのだった・・・。
んんん~、首が痛い。
もっと見たかったが、疲れたので、帰ることにした。
=へばなぁ~=